2009.07.05

桂雀三郎独演会

■名称:桂雀三郎独演会
■日付:2009年 7月 5日(日)
■会場:千代田区立内幸町ホール
■料金:2700円(全席指定・前売り)

14:00 桂雀太:天狗刺し
14:20 桂雀三郎:胴乱の幸助
14:56 中入り
15:11 柳亭市馬:あくび指南
15:37 桂雀三郎:三十石
16:15 終演

2000年 9月10日以来の雀三郎師の独演会。ぽつぽつと空席。

雀太さんは初めて。仕事に関する相談で、食べもの屋を開く…という展開の噺は何だろう、と思っていたが、「天すき」が出てきて、初めて聴く「天狗刺し」であると気付く。おもしろいというかなんというか、上方ならではの噺ではあり、聴けて良かった。

歌が本業で落語はアルバイトと言う雀三郎師の「胴乱の幸助」は義太夫の部分が多めか。特に何がというのはわからないのだが、楽しく聴けてよく笑える。

中入り後は「歌のライバル」市馬師匠。夏らしい噺をのんびりと、市馬師匠らしい良い雰囲気で。

「三十石」は船宿に着いたところから。こちらも何がと言うのではないが、いろんな場面それぞれに楽しめる。しいて言えば、「お女中」と同乗することの妄想の部分が特に面白い。舟歌の部分は、やっぱりこの噺は上方だなあ、と感じた。

[2009年 7月 5日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.15

らくごの「鉄」人

■名称:らくごの「鉄」人
■日付:2009年 6月15日(月)
■会場:千代田区立内幸町ホール
■料金:2500円(予約)

19:01 「鉄」トーク(古今亭駒次・桂しん吉・桂梅團治)
19:34 古今亭駒次:鉄道戦国絵巻
19:54 桂しん吉:鉄道スナック
20:20 中入り
20:33 桂梅團治:切符
20:52 挨拶(古今亭駒次・桂しん吉・桂梅團治)
20:53 終演

[2009年 6月21日記]

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009.06.14

桂つく枝改メ五代目桂文三襲名披露興行

■名称:桂つく枝改メ五代目桂文三襲名披露興行
■日付:2009年 6月14日(日)
■会場:国立演芸場
■料金:4000円(全席指定・前売り)

19:01 桂三若:カルシウム不足夫婦
19:09 柳亭市馬:かぼちゃ屋
19:27 笑福亭鶴瓶:青木先生
19:52 桂三枝:ぼやき酒屋
20:11 中入り
20:23 口上(桂きん枝・柳亭市馬・笑福亭鶴瓶・桂文三・桂三枝・桂文珍)
20:44 桂文珍:茶屋迎い
21:02 桂文三:崇徳院
21:29 終演

[2009年 6月21日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.09

桂文珍大東京独演会 vol.3

■名称:桂文珍大東京独演会 vol.3 大好評リクエスト寄席 ネタのオートクチュール
■日付:2009年 6月 9日(火)
■会場:国立劇場 小劇場
■料金:5000円(全席指定・前売り)

19:06 桂文珍(リクエストコーナー)
19:21 桂文珍:そこつ長屋
19:47 内海英華
19:59 桂文珍:らくだ
20:37 中入り
20:53 桂文珍:ヘイ!マスター
21:27 終演

[2009年 6月21日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.05.20

桂雀々落語のひろば 東京VOL16

■名称:桂雀々落語のひろば 東京VOL16
■日付:2009年 5月20日(水)
■会場:千代田区立内幸町ホール
■料金:3000円(全席指定・前売)

19:00 桂紅雀:牛ほめ
19:16 桂雀々:口入屋
20:09 中入り
20:23 柳家喬太郎:純情日記渋谷編
20:53 桂雀々:上燗屋
21:23 終演

5回ぶり7回目。

■過去の記録
桂雀々落語のひろば東京VOL11(2005年 4月 4日)

[2009年 6月21日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.05.10

第21回上方落語会 上方笑女隊がやって来た!

■名称:第21回上方落語会 上方笑女隊がやって来た! 横浜にぎわい座五月興行
■日付:2008年 5月10日(日)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

14:00 桂さろめ:軽業
14:17 笑福亭笑子(腹話術)
14:34 桂あやめ:義理ギリコミュニケーション
15:02 中入り
15:17 内海英華(女道楽)
15:34 露の都:初天神
16:00 大喜利「総踊り」(露の都・桂あやめ・内海英華・笑福亭笑子・桂さろめ・露の眞)
16:18 終演

2回連続14回目。1回後方に空席。

あやめ師の弟子さろめさんは初めて。口上等でわかりにくい言葉が続く噺だが、賑やかで良かった。

鶴笑師の弟子笑子さんも初めて。腹話術を見るのは、子供の頃の交通安全教室以来だが、男の子・オバマ大統領・犬を操っての4人(笑子さん含めて)の会話は実に見事で楽しかった。

あやめ師の「義理ギリコミュニケーション」は2度目だが、傑作。

登場する時に2人から声のかかった英華さんはいろんな唄を聴かせてくれる。

都師は、相変わらず笑い転げてしまうまくらから、「初天神」。出かけるまでの子供(とらちゃん)が実におかしい。

大喜利は、高座返しをしていた露の眞さんも入ってかっぽれの総踊り。三味線と太鼓も舞台に出ての演奏だったが、三味線の花登益子さんはとてもきれいな方でした。

次回は8月 9日(日)14時から「横浜に出没!ラクゴリラ」で、生寿・生喬・花丸・こごろう・雀松・文三。

■過去の記録
第20回上方落語会 きん枝・春之輔二人会(2月 8日)
第18回上方落語会(2008年 8月 2日)
横浜にぎわい座第13回上方落語会(2007年 5月 3日)
第12回上方落語会(2007年 2月 3日)
第11回上方落語会(2006年11月 3日)
(以下省略)

[2009年 5月12日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.05.09

噺家生活十周年 桂まん我独演会

■名称:噺家生活十周年 桂まん我独演会
■日付:2009年 5月 9日(土)
■会場:千代田区立内幸町ホール
■料金:2500円(全席指定・前売り)

19:01 桂二乗:ろくろ首
19:18 桂まん我:青菜
20:00 柳家喬太郎:派出所ビーナス
20:25 桂まん我:桜の宮
20:52 中入り
21:03 桂まん我:しじみ売り
21:35 終演

満員。

立派な冊子のプログラムがあって、それによると1999(平成11)年1月に文我師匠に入門し、同年5月に初舞台とある。ということは、落語協会だと喬四郎・小権太・風車・朝太・志ん公・才紫あたりが同期となる。

三重県松坂市の文我師匠宅で内弟子修業をしたとのことで、大阪では内弟子修業をした最後の噺家になるらしい。そんなまくらから夏の噺「青菜」。東京では必ず聴くような部分がなかったりするのであっさりした印象もあるが、その分おかみさんは強烈。

助演の喬太郎師は入門して20年とのこと。「10年のまん我さんと30年の市馬師匠の記念の会には呼ばれるのに、自分の記念の会はやってもらえない」。「派出所ビーナス」は何度か聴いているが3年ぶりだし、そもそも喬太郎師自作の新作を聴くことがここのところ少なくなっている。

まん我さん2席目は春の噺「桜の宮」。今年はなぜかいろいろな人で「花見の仇討ち」を聴いていて、もうさすがに終わりかと思っていたのだが(笑)。これも「青菜」と同じく、東京に比べると筋があっさりした印象を受ける。

中入り後は場内が暗くなって、何の噺になるかと思ったら冬の噺「しじみ売り」。親分(だったか)としじみ売りの少年はあくまでも静かな口調で話し、ちんぴら1人がにぎやかなので、町が十日戎でにぎわうなかで静かな家の中の様子が際立ち、素晴らしい1席だった。


プログラム。前田憲司(寄席芸能史研究家)、草柳俊一(録音エンジニア・落語研究家)、釋智美(ピアニスト)、小佐田定雄(落語作家)、南かおり(MCタレント)の各氏が文章を寄せている。


プログラムとともに配布された「お願い」。氏名と電話番号を書いて提出した。まん我さんの最初の一言も、「こんな時期によお人寄り場所に…」だった。

[2009年 5月12日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.23

「桂吉坊がきく藝」出版記念落語会

■名称:「桂吉坊がきく藝」出版記念落語会
■日付:2009年 4月23日(木)
■会場:浜離宮朝日ホール 小ホール
■料金:3000円(全席指定)

18:34 桂佐ん吉:手水廻し
18:50 桂吉坊:鷺取り
19:18 対談(桂吉坊・加藤武)
19:45 中入り
19:59 桂吉坊:口入屋
20:46 終演

月刊誌「論座」に連載されていた、吉坊さんと各界の大御所との対談がまとめられた本の出版記念落語会。もともとは2008年1年間で12回連載の予定だったらしいが、同誌の休刊で10回分となったとのこと。本についての詳細はこちら

吉坊さん1席目は、今回の本に関するあれこれ(連載時、「論座」を見ても、自分の対談以外は何が書いてあるかわからなかった、には笑った)から「決められた時間どおりには終わりません」と「鷺とり」へ。とにかく吉坊さんは登場人物の明るさが良く、特に「鷺とり」ではその良さが存分に発揮される。「こぼれ梅」を使った雀取り、本当にやるとどうなるのだろう。

対談は、幻に終わった連載の11・12回目に登場予定だった加藤武氏。実は「俳優」ということ以外どういう人かあまりよく知らないのだが、対談はおもしろかった。築地出身で、子供の頃から歌舞伎を始めとする芸能に親しんで来られたとのことだが、その記憶力には驚かされる。

2席目は「口入屋」。題名通り、口入屋の風景や、そこでのやり取りが長めになっている。どうしても、さげにつながる肝心のところの様子が現代では分かりにくい噺だが、テンポ良く楽しい1席だった。


本と一緒に配られた「ミニ色紙」。

[2009年 5月 3日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.05

第14回花のお江戸に出没!ラクゴリラ

■名称:第14回花のお江戸に出没!ラクゴリラ
■日付:2009年 4月 5日(日)
■会場:お江戸日本橋亭

13:02 桂さん都:つる
13:18 笑福亭生喬:隣の桜
13:42 桂つく枝:親子酒
14:15 中入り
14:25 桂こごろう:書割盗人
15:03 林家花丸:天神山
15:41 終演

 

7回ぶり4回目。適度な入り。

都丸師匠の2番弟子さん都さんは初めて。

昨日に続く生喬師。「隣の桜」の生意気な丁稚がいい。花見の場面でははめものが入るが、せりふを発している人の位置によって三味線や太鼓の音量が細かく変化するのが見事。聴くのは2度目だが、桜の季節らしい賑やかな噺。

つく枝師はまくらで文三襲名の噺をするが、文枝師匠に触れたところで感極まる。つく枝師は余り酒は飲まないそうで、その分酒飲みを観察しているのか、「親子酒」に出てくる親子の酒飲みの描写がいい。息子の歌う「村祭り」がすぐに終わってしまうところを始め、笑い転げた。

こごろう師も襲名の予定だが、まだ正式発表はしていない状態とのこと。そのあたりも含めたまくらが面白い。「書割盗人」は、家具を書いていくところの描写が非常に細かく正確。

花丸師の「天神山」も面白い噺。じっくりと聴くことができた。

次回は10月11日(日)。

■過去の記録
第7回花のお江戸に出没!ラクゴリラ(2005年10月10日)

[2009年 4月 5日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.04.04

第1回亀戸で!生喬まるかじりの会

■名称:第1回亀戸で!生喬まるかじりの会 生喬の上方落語勉強会
■日付:2009年 4月 4日(土)
■会場:カメリアプラザ 和室

19:01 笑福亭生喬:犬の目
19:30 笑福亭生喬:豊竹屋
20:02 中入り
20:12 笑福亭生喬:ねずみ
20:43 終演

「花のお江戸に出没!ラクゴリラ」の、最近の言葉でいえば「スピンオフ」的に前日に行われることになった生喬師単独の会。座布団が追加されて40人ほどの入りで、お互いに知り合いの人が多いようだった。

それぞれ楽しいまくらも交えて3席。「犬の目」は、松喬一門で初めて習う噺とのこと。「豊竹屋」は染丸師匠に稽古をつけてもらい、その時は染丸師自らが三味線を弾くらしい。「ねずみ」は先代歌之助師からで、岡山出身の歌之助師が、舞台を岡山に替えたとのこと。甚五郎も江戸ではなく、大坂の大工政五郎のところに身を寄せている。

まくらで、小里ん師匠に「笠碁」を稽古したもらったという話の中で触れていたが、「笠碁」や「ねずみ」のような、上方落語にはあまり無い「間」がお好きらしい。上方版になった「笠碁」もいずれ聴いてみたいものです。

生喬師(入門18年目だが、すでにお弟子さんがいるらしい)をたっぷり聴けて満足。「ラクゴリラ」他のメンバーにも同じような会を期待したいが、そうなると日が重なる可能性が高いのも困りますな。

次回は10月10日(土)19時。

[2009年 4月 5日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東西競演・落語と歌の会 市馬vs姉様キングス

■名称:東西競演・落語と歌の会 市馬vs姉様キングス  横浜にぎわい座四月興行
■日付:2009年 4月 4日(土)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

14:00 林家染雀:金明竹
14:23 桂あやめ:厩火事
14:46 柳亭市馬:片棒
15:08 中入り
15:21 姉様キングス(音曲漫才)
15:35 柳亭市馬(昭和歌謡)
16:00 アヤメビッチ&ジャックリーヌ(シャンソン)
16:23 終演

「姉様キングス」は3年ぶり。2階席も開いている。

染雀さんの「金明竹」は上方で聴くのは2度目(前回は都師)。訪ねて来る早口の男は、やっぱり大阪弁だった。終わった後、着物を後ろ前に着てお面を後頭部にかぶり、背中を前にしての「後ろ面」という踊り。初めて見ました。

あやめ師「厩火事」は、さすがお咲さんがいい。市馬師「片棒」は言わずもがなの「お祭りマンボ」入り。

さて、本日の眼目は中入り後(笑)。姉様キングスは「きんらい節」や都々逸。比較的おとなしめ?

市馬師匠は、おなじみ加藤浩さんの司会で「山の吊橋」「哀愁列車」の後、リクエストを受けて「母恋吹雪」「お百度こいさん」「建設の歌」を歌い、最後に「俵星玄蕃」をたっぷり。

着替えて顔を塗りなおして再び登場の「アヤメビッチ&ジャクリーヌ」は「エクスタシーいくよくるよ」「パルナスの歌」「エパティットベー(B型肝炎)」。

最後に3人が登場して「お富さん」。満喫しました。


横浜にぎわい座の雑誌(無料)が創刊。年2回発行とのこと。

■過去の記録
桂あやめ・林家染雀二人会(2006年 6月10日)

[2009年 4月 5日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.03.02

桂南光・こごろう親子会

■名称:桂南光・こごろう親子会 噺小屋 in 池袋 上方落語の花形来る!第3弾
■日付:2009年 3月 2日(月)
■会場:東京芸術劇場 小ホール2

19:00 桂吉の丞:犬の目
19:17 桂こごろう:牛ほめ
19:42 桂南光:高津の富
20:24 中入り
20:33 桂こごろう:茶の湯
21:00 桂南光:鹿政談
21:30 終演

ちらし

「上方落語の花形来る!」は2回ぶり2回目。満員。

吉の丞さんは初めて。医者が「目をくりぬく」と言ったところで、近くのおばさんが「ええーっ」と息を飲む。その後の、「犬の眼を入れる」というところでは、どんな反応をしていたのだろう。

こごろうさんは3年5か月ぶり。2席ともこごろうさんでは初めて聴く。「池田の」ではない「牛ほめ」だが、牛もほめない。家をほめる部分だけで、おじさんに「なんか頭に入れてきたのか」と言われて、書いてきたものの入った懐を見ながら「いいえ、腹に入れてきました」でさげ。

「茶の湯」は、作法を知らない人たちが、いろんなやり方で「茶碗を3回回す」のがおもしろい。隠居は背中にまわす「裏千家」。

南光師匠は3年11か月ぶり。2席十分に楽しめました。

プログラム

■過去の記録
噺小屋 in 池袋 桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊(2007年 1月27日)

[2009年 3月10日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.02.08

第20回上方落語会 きん枝・春之輔二人会

■名称:第20回上方落語会 きん枝・春之輔二人会 つく枝改メ文三・春菜改メ春蝶プレ襲名披露公演 横浜にぎわい座二月興行
■日付:2008年 2月 8日(日)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

13:59 笑福亭瓶成:いらちの愛宕詣り
14:15 桂春菜:ふぐ鍋
14:44 桂春之輔:まめだ
15:11 中入り
15:22 桂つく枝:堪忍袋
15:49 桂きん枝:孝行糖
16:25 終演

ちらし

2回ぶり13回目。団体がいたこともあるのか、2階も開いている。客のほとんどは老男女。

良かったのはつく枝さん。ちょっと「暗め」の出演者が多めだったこともあり、まくらからその明るさが目立つ。「堪忍袋」の、特に嫁さんの方が仕草も含めて実に良かった。袋を作って愚痴を吹き込んでも、堪忍袋として機能するかどうかはわからない、というのは初めて聴いた。東京での文三襲名披露公演は6月14日国立演芸場とのこと。

春之輔師の「まめだ」は2度目だが、雰囲気がよく出ている。この噺を聴くと、最後のところで涙がこぼれてしまいます。

きん枝師の「孝行糖」は、上方で聴くのは初めて。主人公が与太郎でも記録でもなく「大工の吉兵衛さん」で、奉行所から指し紙から来た理由に思い当たらないかと大家さんが聞く場面が長く、後半に入るまで「孝行糖」だとは気付かなかった。

春菜さんは、最初に「自分はマイナス思考」と言って、客席にマイナス思考を蔓延させてしまったようだ。学校公演で「春菜さんの『これが落語』というのを聴いていただきます」も悪くとらえてしまう、なんてのはおもしろかったんですけどね。

今回は「襲名プレ公演」ということで、口上はともかくまくらの中での軽い紹介のみ。例えば座談会をやるとか、もう少し「襲名」について触れてほしかった。

次回は5月10日(土)14時。

■過去の記録
第18回上方落語会(2008年 8月 2日)
横浜にぎわい座第13回上方落語会(2007年 5月 3日)
第12回上方落語会(2007年 2月 3日)
第11回上方落語会(2006年11月 3日)
第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会(2006年 8月 5日)
(以下省略)

[2009年 2月 8日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.11.12

桂雀々独演会

■名称:初の書き下ろし「必死のパッチ」出版記念 桂雀々独演会
■日付:2008年11月12日(水)
■会場:浜離宮朝日ホール 小ホール

18:30 桂雀々:東の旅(発端~野辺~煮売屋~七度狐)
19:40 中入り
19:54 桂雀々・見城徹・井上公造(出版記念対談)
20:16 桂雀々:狸さい
20:37 終演



 「東の旅」は枝雀師匠に入門して初めて教えてもらった噺、「狸さい」は入門前に初めて自分で覚えた噺。

 「必死のパッチ」は会場でサイン本を買って読んだが、雀々師の凄絶な少年時代が語られている(「狸さい」については中で詳しく述べられている)。その出版を勧めたのが芸能リポーターの井上公造氏、携わったのが幻冬舎社長の見城徹氏で、3人による対談も興味深かった。雀々師の入門から、枝雀師匠の死を含む続編も予定されており、「『必死のパッチ』が売れようが売れまいが必ず出す」(見城氏)とのことで、大いに期待している。




■過去の記録
 ・桂雀々落語のひろば東京VOL11(2005年 4月 4日)

[2008年12月 7日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.10.19

桂小米朝改メ五代目桂米團治襲名披露公演

■名称:桂小米朝改メ五代目桂米團治襲名披露公演
■日付:2008年10月19日(日)
■会場:新橋演舞場

17:01 桂吉弥:時うどん
17:19 春風亭小朝:桃太郎
17:37 桂ざこば:肝つぶし
18:02 桂春團治:高尾
18:26 中入り
18:45 口上(桂南光・桂米朝・柳家小三治・桂米團治・桂春團治・春風亭小朝・桂ざこば)
19:07 柳家小三治:道灌
19:26 桂米團治:蔵丁稚
19:52 終演


[2008年12月 3日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.30

第4回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭(夜の部)

■名称:第4回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭(夜の部)
■日付:2008年 9月30日(火)
■会場:セルリアンタワー東急ホテル

19:01 桂あさ吉:時うどん
19:14 桂小春團治:祇園舞妓自動車教習所
19:31 笑福亭松喬:二人ぐせ
19:54 桂春團治:高尾
20:16 中入り
20:31 桂文珍:ヘイ!マスター
21:05 林家染丸:愛宕山
21:42 終演

 2回ぶり3回目。2日間の昼夜公演だが、2日目の夜の部のみ。

 あさ吉さんの「時うどん」は、最初は2人でうどんを食べる上方の形ではなく、江戸落語の形。

 小春團治師は題名通り「もしも舞妓さんが教官の自動車教習所があったら」。

 文珍師は「時うどん」のアメリカ版。


■過去の記録
 ・第2回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭(2006年10月 1日)
 ・第2回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭(2006年 9月30日)
 ・第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭(2005年 9月28~30日)

[2008年11月29日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.08.02

第18回上方落語会

■名称:第18回上方落語会 横浜にぎわい座八月興行
■日付:2008年 8月 2日(日)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

【昼の部】
13:00 桂つく枝:四人癖
13:21 桂楽珍:蒟蒻問答
13:44 桂文喬:研修医田中一郎
14:11 中入り
14:26 柳貴家小雪(五階万灯・一つ鞠・傘)
14:41 桂文珍:天神山
15:32 終演

【夜の部】
17:01 桂つく枝:手紙無筆
17:19 桂楽珍:青菜
17:42 桂文喬:次の御用日
18:09 中入り
18:22 柳貴家小雪(五階万灯・傘・一つ鞠)
18:38 桂文珍:小言幸兵衛
19:16 終演



 5回ぶり12回目。昼の部は2階席もかなり。夜の部の1階席は満席。

 今回は文珍・文喬・つく枝各師が文枝師匠の、楽珍師が文珍師匠の弟子という言わば「一門会」。来年の文三襲名が発表されたばかりのつく枝さんは明るくてよい。「手紙無筆」は上方では「平の陰」とされることが多いようだが、さげが「お膳の陰に隠れていた」だったので「手紙無筆」としておく。終演後に張り出された演題がどうだったかは…覚えていません。

 楽珍さんの「蒟蒻問答」も「餅屋問答」ではなく、主人公は蒟蒻屋の六兵衛さん。「師匠から最初に習った」そうだから、文珍師匠も「蒟蒻問答」なのだろう。それとも文珍師匠が移植したのか。

 文喬師は長く腎臓病で入院していたそうで、その時のことを題材にしたのが「研修医田中一郎」。入院した大学病院で、自分が初めての患者だった研修医の噺。今でも薬を飲んでいるそうだが、「次の御用日」では大声で奇声を発していた。

 文珍師匠の2席は、恒例の8月 8日の独演会でかけられる3席のうち2席。なんか得した気がするなあ。さらに昼の部はまくらの中で「花見酒」。短いねたなので「これで終わり?」とがっかりしかけたのだが、過去に雀々師で1度聞いただけの「天神山」に満足した。

 「小言幸兵衛」は上方で聴くのは初めて。基本的な筋は同じだが、江戸落語では話さない幸兵衛のところのばあさんがいい味を出している。さげは仕立屋が長屋を借りることを認められ、理由を聞くと「最後まで小言を聞いてくれたのは初めてだ」というもの。


■過去の記録
 ・横浜にぎわい座第13回上方落語会(2007年 5月 3日)
 ・第12回上方落語会(2007年 2月 3日)
 ・第11回上方落語会(2006年11月 3日)
 ・第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会(2006年 8月 5日)
 ・第9回上方落語会(2006年 5月 4日)
 (以下省略)

[2008年 8月 2日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.03

横浜にぎわい座第13回上方落語会

■名称:横浜にぎわい座第13回上方落語会 横浜にぎわい座開場5周年記念興行
■日付:2007年 5月 3日(木)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

14:00 桂しん吉:犬の目
14:14 笑福亭銀瓶:宿題
14:37 桂三風:テレショップパニック
14:54 桂都丸:替り目
15:24 中入り
15:40 桂蝶六:ぜんざい公社
15:56 笑福亭鶴瓶:青木先生
16:33 終演



 6回連続11回目。今回は昼の部のみで、当日券も含め完売。補助席もたくさん出されていた。「開場5周年」だからかどうか、高座返しはお茶子さん。

 今回は新作が多かった。銀瓶さんの「宿題」は桂三枝作。2月に三枝師匠でも聴いているが、銀瓶さんに良く合っている。特に、鶴亀算に対する「頭数えたら、どれが鶴でどれが亀かわかるやろ!」には爆笑。

 その三枝師匠のお弟子さんである三風さんは初めて。「客席参加型落語」だそうで、テレビショッピングの「おお~」「ええ~」という声を客がやる。皆さん協力的でした。噺は、いろいろなテレビショッピングが押し売りに来るというもの。

 蝶六さんも初めて。「ぜんざい公社」を上方落語で聴くのも初めてだが、上方の方が「薄い」ように感じた。もっとも、演者にもよるだろうし、江戸では権太楼師匠で何度も聴いているという影響かもしれないが。

 鶴瓶師匠の「青木先生」は3度目だが、前より感動が強まったように感じるのは、客席が暗かったせいだろうか。

 次回は8月4日(土)昼夜で「桂三枝一門会」。三枝・枝三郎・三歩・三象・三弥・三四郎の出演。


 配られました。

■過去の記録
 ・第12回上方落語会(2月 3日)
 ・第11回上方落語会(2006年11月 3日)
 ・第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会(2006年 8月 5日)
 ・第9回上方落語会(2006年 5月 4日)
 ・第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会(2006年 2月 4日)
 (以下省略)

[2007年 5月 3日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.31

第1回上方落語染丸の会

■名称:第1回上方落語染丸の会 鈴本余一会
■日付:2007年 3月31日(土)
■会場:鈴本演芸場

18:30 柳家ごん坊:寿限無
18:42 林家花丸:鷺とり
19:06 林家染二:不動坊
19:29 林家染丸:昆布巻芝居
20:13 中入り
20:25 林家正楽(馬・相合傘・繁盛亭・供奴・藤娘・月の砂漠)
20:40 林家染丸:堀川猿回し
21:16 終演



 これまでの権太楼師匠との二人会から、染丸師匠の会になった第1回。

 染丸師匠の2席はいずれも初めて聴く噺。だいたい珍しい噺の時は、まくらで「誰もやらないのは面白くないから」ということが話されるが、確かにうなづける。

 「昆布巻芝居」は、鼻の良い男が大家(だったかな)の家にある昆布巻を食べんがために、宮本武蔵の芝居を演じるという噺。斬りかかる武蔵をとっさに鍋の蓋でふさぐという段で、昆布巻の入った鍋の蓋を開けさせようというのである。ということで、題名通り芝居たっぷりの噺。

 「堀川猿回し」の筋はややこしい。時間がたって何となくしか覚えていないので、興味のある方は別のところで調べてみてください。

 なお、毎日新聞に本公演のちょっとした記事が掲載されたようだ。

[2007年 4月29日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.01

桂歌々志改メ三代目桂歌之助の会

■名称:桂歌々志改メ三代目桂歌之助の会
■日付:2007年 3月 1日(木)
■会場:内幸町ホール

19:00 挨拶(小佐田定雄・桂小米朝・桂歌之助・むかし家今松・柳家一琴)
19:19 柳家一琴:松竹梅
19:37 桂小米朝:くっしゃみ講釈
20:05 桂歌之助:七段目
20:28 中入り
20:39 むかし家今松:親子酒
20:59 桂歌之助:茶の湯
21:29 終演

 満員。5年前に亡くなった先代の名跡を、唯一の弟子である歌々志さんが襲名した。ちなみに先代は1度だけ、2000年 9月によみうりホールで「お血脈」を聴いている。私が行っていた大学の受験に失敗して米朝師匠に入門したと言う話に驚く。

 冒頭は「口上」ならぬ立ったままの挨拶で、まず小佐田定雄さんが登場して先代の経歴等を話し、その後に先代ゆかりの3人が各々思い出話を、最後に主役の三代目が登場する。三代目の話題はほとんどなく、「大阪締め」。

 一琴師匠は何と1年ぶり。歌之助師匠に入門していたかもしれないそうで、「そうしたら今日は私の会だった」。まくらと噺を聴きながら、「もっと聴かねば」と改めて思う。

 歌之助さん2席、どちらもおもしろい。文章で表現できないのだが、歌之助さんらしい味が感じられた。

[2007年 3月 2日]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.13

有楽町噺小屋 GINZA SPECIAL 桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊

■名称:有楽町噺小屋 GINZA SPECIAL 桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊
■日付:2007年 2月13日(火)
■会場:博品館劇場

18:46 桂佐ん吉:始末の極意
18:59 桂吉坊:鷺とり
19:23 桂吉弥:地獄八景亡者戯
20:36 中入り
20:51 桂小米朝:天狗裁き
21:12 桂吉坊:足上がり
21:34 終演

 3回目の「噺小屋」。1月27日の追加公演で今回も満席。女性客の姿が多いようだ。

 「地獄八景亡者戯」は何人かで聴いているが、吉弥さんのものは聴き応えがあり、長さを感じさせない。特に、「曲屁」と「人呑鬼」で出てくる「きばる」仕草に力が入っていた。披露される「一芸」は「長崎は今日も雨だった」の替え歌。終わった後の「いつまでも遊んでいたいところやが」で、国立演芸場で聴いた吉朝師匠が噺家の形態模写だったことを思い出す。

 吉坊さんのねた出し「足上がり」は題名とさげだけ知っていた聴いてみたかった噺。「四谷怪談」の芝居はなるほど難しそうだ。「鷺とり」の「気楽な男」と、「足上がり」の丁稚で吉坊さんらしさを堪能できた。

 小米朝師は表情と仕草が豊かで、立体感が感じられる「天狗裁き」だった。

■過去の記録
 ・噺小屋 in 池袋 桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊(1月27日)
 ・噺小屋 in 池袋 睦月の独り看板 柳家喜多八(1月17日)

[2007年 2月15日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.11

桂三枝の笑ウインドウツアー2007

■名称:桂三枝の笑ウインドウツアー2007 爆笑創作落語独演会
■日付:2007年 2月11日(日)
■会場:有楽町朝日ホール

13:04 番組案内
13:06 桂三金:にぎやか寿司
13:15 桂三枝:宿題
13:46 桂三歩:青い瞳をした会長さん
14:03 桂三枝:おおっ!マクラはしゃべり
14:25 中入り
14:40 桂三枝:誕生日
15:09 終演



 久しぶりの有楽町朝日ホール。満員で一定以上の年齢の女性が多い。舞台の様子はこちら(桂三枝の落語的日常)。

 お弟子さん2人が演じるのも三枝師匠の作品で、「にぎやか寿司」は師匠のサイトによると約20年前に作られたものだが、古さは感じられない。中に出てくる踊りが「LOVEマシーン」である方が古い感じがするが、三金さんが習ったときの最新なのかもしれない。

 「宿題」は小学6年生の子供の宿題に悩む父親の噺だが、中で鶴亀算の解き方が詳しく説明され、客席のおばさんが感心の声を上げていた。雰囲気は少し壊れたが、気持ちはわからないでもない。

 「おおっ!マクラはしゃべり」の時、座布団の後ろに譜面台のようなものが、向って右には緋毛氈に包まれた何かが置かれる。これが枕で、それを「譜面台」に置き、羽織を体の前に掛けて、寝ているところを上から見ているようになった。眠れるように話しかけてくれる新開発の枕で、アナウンサーか声優であろう女性(枕)と主人公とのやり取りがおもしろいのだが、「枕」の声が大きすぎたのは残念。

 「誕生日」は、米寿を迎えた男のために、子や孫が誕生会を開いてくれるという噺。現実にありそうで、なかなか良かった。

[2007年 2月11日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.03

第12回上方落語会

■名称:第12回上方落語会 横浜にぎわい座2月興行
■日付:2007年 2月 3日(土)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

【昼の部】
13:00 林家染太:刻うどん
13:13 桂よね吉:延陽伯(御公家女房)
13:30 笑福亭仁昇:向う付け
13:53 笑福亭仁智:トクさんトメさん
14:15 豆撒き(桂米二・林家染太・笑福亭仁智・笑福亭仁昇・桂よね吉)
14:18 中入り
14:33 桂米二:厄払い
14:55 桂文珍:包丁間男
15:41 終演

【夜の部】
17:00 林家染太:動物園
17:12 桂よね吉:ちりとてちん
17:36 笑福亭仁昇:看板の一
17:56 笑福亭仁智:スタディーベースボール
18:20 豆撒き(林家染太・笑福亭仁智・桂米二・桂よね吉・笑福亭仁昇)
18:24 中入り
18:35 桂米二:阿弥陀池
18:57 桂文珍:胴乱の幸助
19:34 終演



 5回連続10回目。昼の部は前売りで完売。夜の部も2階席が開いていた。

 今回は染太さんと仁昇師がは初めて。よね吉さんと米二師は3年ぶり。

 昼のよね吉さんは「延陽伯」だが名前の部分はなく、翌朝のねぎ屋のくだりの後、同じような公家口調のねぎ屋がやってきて、はっぴの襟に「宮内庁御用達」と書いてあるというさげ。

 仁智師は新作で、昼は入院している老婆の元に息子と娘が見舞いに来る噺。息子に対する遺言状がおもしろい。夜はプロ野球に安打を打っても問題に答えられなければ無効になるという制度が導入される噺。勝った方が優勝という甲子園球場でのタイガース対ジャイアンツが舞台だが、タイガースの選手が真弓・掛布・岡田・木戸・和田…と古いというか懐かしいというか。監督は星野と原。昼夜とも、終演後に出口に向かう人達の会話で、仁智師がおもしろかったという声が聞こえた。

 文珍師は昼夜ともたっぷりで、いずれも師では初めて聴く噺。「胴乱の幸助」の稽古屋の場面で、幸助に対する人達の表情の変化が印象的だった。

 昼夜とも中入り前に豆と手拭い撒き。なかなか2階席には飛ばないので、夜の部は仁昇師が2階に上がっていました。


 拾いました。

■過去の記録
 ・第11回上方落語会(2006年11月 3日)
 ・第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会(2006年 8月 5日)
 ・第9回上方落語会(2006年 5月 4日)
 ・第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会(2006年 2月 4日)
 ・第6回上方落語会(2005年 8月 6日)
 (以下省略)

[2007年 2月 3日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.27

噺小屋 in 池袋 桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊

■名称:噺小屋 in 池袋 桂小米朝×桂吉弥×桂吉坊
■日付:2007年 1月27日(土)
■会場:東京芸術劇場 小ホール2

18:33 桂吉坊:正月丁稚
18:55 桂吉弥:千早振る
19:17 桂小米朝:くっしゃみ講釈
19:46 中入り
20:00 桂吉坊:池田の猪買い
20:29 桂吉弥:七段目
20:57 終演



 「噺小屋」は2度目。2月13日に追加公演があるぐらいなので、満員。吉弥さんと吉坊さんが芝居のために長期に東京に滞在しており、その期間を活かした会らしい。

 吉坊さんの1席目は、定吉が旦那に起こされ、若水を汲み、雑煮を食べ、旦那の年始回りのお供をし、途中で雨が降ったので帰ってきたのが「降るは千年、雨は万年」でめでたい、というさげ。

 2席目は亥年の冬にふさわしい噺で、少し言い間違いもあったが、おしゃべりに苛立った猟師が鉄砲を向けるところなど、実におかしい。吉坊さんの噺を聞いていると、こちらが意識しないのに笑うつぼを押されてしまうようだ。

 小米朝師の「くっしゃみ講釈」は、大げさな身振りなどもあって賑やか。覗きからくりのせりふ(?)を言うのは女性だったんですね。

 吉弥さんは、うまく表現できないがいい。「七段目」で、若旦那が2階に上がってから、時々旦那が登場するタイミングなど絶妙だった。

■過去の記録
 ・噺小屋 in 池袋 睦月の独り看板 柳家喜多八(1月17日)

[2007年 1月27日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.01.20

第5回東京で千朝落語を聴く会

■名称:第5回東京で千朝落語を聴く会
■日付:2007年 1月20日(土)
■会場:お江戸日本橋亭

14:02 桂ちょうば:月並丁稚
14:21 桂千朝:くやみ
14:51 桂九雀:親子酒
15:16 桂千朝:愛宕山
15:50 終演

 60~80人ぐらいか。座椅子はなく、座布団が余裕を持って並べられている。最後列のみ椅子席で、結果的に最後列と左右の端から埋まっていった。

 ちょうばさんは初めて。「月並丁稚」は昨年10月に吉坊さんで聴いているが、すっかり忘れいていた。尻を釘抜きで捻ると、忘れていた口上がすらすら出てくるのがおもしろい。

 九雀師匠が2003年10月以来とは驚いた。毎月東京で会が開かれており、もっと聴きに行きたい、と思う。上方の「親子酒」では、枝雀師匠の「嫁さん、こんばんは」というのが好きなのだが、それはなかった。が、息子とうどん屋の会話はおもしろいし、さげに向かってのテンポが良い。

 千朝師匠も2002年10月以来とは。見た目はすっとした感じでありながら、中身は漫画的でおもしろい。特に、「くやみ」でそれが活きていた。

[2007年 1月20日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.11.03

第11回上方落語会

■名称:第11回上方落語会 横浜にぎわい座11月興行
■日付:2006年11月 3日(金)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

【昼の部】
13:00 桂吉坊:東の旅―もぎどり
13:11 桂米左:七段目
13:31 笑福亭仁嬌:天狗裁き
13:53 桂きん枝:不動坊
14:19 中入り
14:34 内海英華
14:54 桂春團治:お玉牛
15:13 終演

【夜の部】
17:00 桂吉坊:宿屋町
17:14 桂米左:禁酒番屋
17:34 笑福亭仁嬌:湯屋番
17:53 桂きん枝:狸の賽
18:18 中入り
18:32 内海英華
18:54 桂春團治:高尾
19:17 終演



 4回連続9回目。昼の部は当日券2階席、夜の部もまずまず。昼夜通しの人も少なくないようだ。

 だからなのかどうか、昼夜でねたはもちろん(これはちらしでも予告されている)、まくらもほとんどかぶらなかったのはちょっと驚き。通常は、自己紹介もかねたようなまくら(吉坊さんなら年齢の話とか)は同じになるのだが、そこまで気が配られているとは。さらに、内海英華さんも曲(都々逸も含めて)のみならず、間の話も完全に違っていた。

 この「上方落語会」、前々回から米朝一門も主演するようになったようで、前回は「林家染丸一門会」だったが今回は2人。特に吉坊さんは私の中での今年の成長株で、去年まで1席しか聴いていなかったのが今年は6席。

 「もぎどり」は「『軽業』の半ば(「前半」だったか?)でございます」で終わったように見世物小屋の部分、「宿屋町」も「『宿屋町』の半ばでございます」で鱧の茶漬の部分までと、昼夜とも「東の旅」で昼が往路、夜が復路と揃っている。旅ねたは吉坊さんの勢いが発揮され、特におもしろい。「宿屋町」を聴いて、旅館に泊まりたくなった。

 なかなか関東では機会のない噺家を聴けるのがこの会の良いところで、米左師は5年ぶり、仁嬌師は初めて。米左師の「七段目」は芝居の部分がたっぷり、仁嬌師の「湯屋番」は若旦那が無邪気でかわいらしい。下駄のところまで。

 きん枝師の「不動坊」はやもめ3人が幽霊の相談をするところから。それまでの経緯は会話の中で説明される。冬の夜、熱い酒が実にうまそう。井戸に落ちた幽霊が「はめようと思ったのか?」と聞かれて「井戸にはまっております」というさげ。

 英華さん、都々逸がひとつ終わって「拍手していいのかなぁ」と思わせておいて「終わりました」という間が絶妙。自分のうまさのひけらかし方もおもしろい。

 春團治師「お玉牛」、何でこんなにおもしろいんでしょう、というほどに笑ってしまった。「高尾」も良かったけど、やはり初めての人には難しいようですね。


■過去の記録
 ・第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会(8月 5日)
 ・第9回上方落語会(5月 4日)
 ・第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会(2月 4日)
 ・第6回上方落語会(2005年 8月 6日)
 ・第5回上方落語会(2005年 5月 1日)
 (以下省略)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.09

文我・市馬東西落語聴き比べ

■名称:文我・市馬東西落語聴き比べ 横浜にぎわい座10月興行
■日付:2006年10月 9日(月)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

14:02 桂まん我:寄合酒
14:16 柳亭市馬:野ざらし
14:46 桂文我:骨つり
15:10 対談(柳亭市馬・桂文我)
15:31 中入り
15:43 柳亭市馬:粗忽の使者
16:07 桂文我:寝床
16:43 終演



 1階席ほぼ満席。弁当付きの団体客が入っていた。

 中国の笑話集『笑府』の同じ話を基に作られた東西の落語を聴き比べようという企画。東の「野ざらし」は良く聴くが、西の「骨つり」(「ほねつり」ではなく「こつつり」だと初めて知った)は桂歌々志さんで1度聴いただけなので楽しみ。

 まん我さん「寄合酒」は褌を漬けた出汁に擂粉木も漬けてしまうというさげで、これも初めて。

 「野ざらし」は市馬師匠では初めて。唄の部分もあり、実に楽しそうだ。尾方清十郎が語る槍の場面で「俵星玄蕃じゃねえんだから」と突っ込みが入るのは、市馬師匠ならでは。「馬の骨だった」のさげまで。

 「骨つり」は「野ざらし」に比べると笑う部分が少なめ。下げにも品はないが、東のものよりはわかりやすい。『笑府』の原話は西のものに近いが、また違ったさげになっている。
 「後攻」の文我師匠が意識して構成したのかもしれないが、「野ざらし」と共通するくすぐりは鼻を釣る部分ぐらいで(それもその後の展開が違うし)、続けて聴いても違和感は少ない。

 文我師匠の会では対談が良く(必ず?)あるが、さすがに話を引き出すのがうまい。「野ざらし」と「骨つり」に若干触れたあとは、市馬師匠の歌への思いや、入門の経緯等。『笑府』を和綴じの本、明治時代(?)のもの、岩波文庫と3冊用意しているのはさすが。
 次は「饅頭怖い」か何かで、との話も出たが、「野ざらし」「骨つり」以外では、事前にある程度調整しておかないと、重複する部分が多くなってしまうと思われる。それを承知で、続けて聴いてみたいのも確かである。

 後半は江戸のみ(たぶん)の噺と、東西ほぼ共通の噺。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.07

平成噺し座 其の五

■名称:平成噺し座 其の五 はらへった
■日付:2006年10月 7日(土)
■会場:東京芸術劇場 小ホール2

14:00 開口一番(野末陳平)
14:04 神田ひまわり:徂徠豆腐
14:30 立川こしら:寿限無
14:53 中入り
15:05 桂吉坊:蔵丁稚
15:31 林家きくお:お伽村
15:51 (桂吉坊・野末陳平・林家きくお・神田ひまわり・立川こしら)
16:12 終演



 2回連続3回目。

 前回に続き当日券。全席指定なので購入時に座席表を見せられるが、色の塗られた席、即ち当日券として発売された席は4席しかなかったようだ。早めに来て良かった。しかし、実際の入りは半分にも満ちていないのは不思議。しかも、出演者の顔ぶれから想像していたより、かなり年齢層が高い。私の近くの席の老夫婦は、漏れ聞くところ招待券で来ていたようだ。

 今回の「開口一番」は野末氏。「この会は、将来が期待される若手を選んでいる」と言ってすぐに、「出演順は籤引きで決めるが、こしらやきくおがなったらと思ってどきどきした」とはどういうことか。「誰が」はともかく、事前にねたは決まっているので、ねたによって順番を決めたほうが会の流れが良くなるのではないだろうか。

 ということで、1席目が「徂徠豆腐」。ここ3年ほどひまわりさんをあまり聴いていないが、明るさときっちりしたところを楽しむことができた。

 こしらさんは4年ぶり。着物は自分で作るそうで、何と今回の生地はジーンズ。羽織を着ると暑いということで、着物の袖が取れるようになっている。「寿限無」後半の名前を繰り返し言うところでは、最後の1回は「うん…うん…うん…」と聞き手側から演じていたのが斬新で面白い。

 火曜日に続いて吉坊さん。昨日も「「銀座らくごアーベント」に出ているし、今週はずっと東京なのだろうか。丁稚の噺で芝居の噺となれば、吉坊さんで面白くないはずがない。ほぼ期待通りだったのだが、お清が定吉の「切腹」を発見してから下げまでの畳み掛ける感じが若干足りなかったようにも思えた。今日の会全体だが、客席の盛り上がりが少なかったことも原因かもしれない。

 きくおさんは「東西落語研鑽会」で公募された新作。行商の途中で空腹のために倒れた小間物屋が桃太郎に助けられ、御伽噺の登場人物達が住んでいる村に連れて行かれる。場面が現代(風)である点からも、発想的には国立演芸場主催「大衆芸能脚本募集」の受賞作品「玉手箱」に似ている、というかほぼ同じ。

 最後は、前回と同じく中入り時に集められた質問に演者が答える大喜利。質問と回答には面白いものも少なくないのだが、どうも会の構成として締まらないように感じる。

 次回は来年1月18日(木)19時で、会場はやはり「小ホール2」のようです。

■過去の記録
 ・平成噺し座 其の四(8月 9日)
 ・平成噺し座 其の二 三三 真打ちおめでとう(3月 8日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.10.03

第3回桂雀三郎・春風亭昇太「雀昇ゆかいな二人」

■名称:第3回桂雀三郎・春風亭昇太「雀昇ゆかいな二人」 横浜にぎわい座10月興行
■日付:2006年10月 3日(火)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

19:02 桂吉坊:月並丁稚
19:19 桂雀三郎:ちしゃ医者
19:38 春風亭昇太:宴会の花道
20:05 桂雀三郎:らくだ
20:42 中入り
20:52 春風亭昇太:唖の釣
21:19 終演



 3回連続3回目。「残席僅少」の由。

 太鼓が上方風だったので、開口一番も上方からだと期待したら、何と吉坊さんで、これはうれしい。「待ってました」の声もかかっていた。ねたも初めて聴く「月並丁稚」。さげは『増補 落語事典』と異なり、「釘をさしてやらなあかん」「また釘抜きで捻られる」というもの(正確ではありません)。

 雀三郎師はこの会では古典。「らくだ」は、らくだを焼き場まで運ぶ途中で伊勢音頭を歌うというさげ。

 昇太師の「宴会の花道」が前回と同じなのはちょっと残念。おもしろいんだけど。「唖の釣」は期待通りの爆発。2席のまくらも相変わらず面白かった。

■過去の記録
 ・第2回雀・昇ゆかいな二人(2005年 9月 7日)
 ・雀・昇ゆかいな二人(2004年 9月 1日)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.10.01

第2回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭

■名称:第2回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭
■日付:2006年10月 1日(日)
■会場:恵比寿ザ・ガーデンホール

【昼の部】
14:02 林家染左:時うどん
14:18 桂小春團治:アルカトラズ病院
14:39 露の都:初天神
15:03 桂春團治:親子茶屋
15:29 中入り
15:46 月亭八方:軒付け
16:13 林家染丸:掛け取り
16:40 終演

【夜の部】
17:39 林家染左:のめる
18:05 桂小春團治:ちりとてちん
18:31 露の都:金明竹
19:03 林家染丸:子は鎹
19:31 中入り
19:52 抽選会(桂小春團治)
20:11 月亭八方:軒付け
20:46 桂三枝:鯛
21:11 終演



 昼の部は後ろのほうに空席があったが、夜の部は満席。なぜか夜の部には小学生と思われる子供の姿がちらほら。都民の日だから?

 昼夜でいちばん爆笑したのは都師のまくら。昨年12月にも書いたが、とにかくまくらが面白い。「都ばなし」と言われているそうで、日常の出来事を大阪のおばちゃんそのものでしゃべりまくる。「初天神」の母親と子供もしゃべりまくる。子供は向かいの家で両親の秘密をしゃべりまくり、父親と出かけてもしゃべりまくる。飴と団子。

 「金明竹」は都師のサイトに演じた記録があるのでそうしておくが、傘・猫・旦那の顔を借りる部分。最後に訪ねてきた番頭が自分の主人に「あちらの旦さんは股に足袋履かされて、柱に縛り付けられている」と報告すると、主人が「まだましや。わしなんか嫁さんに縛り付けられてる」というさげ。

 染丸師の「掛け取り」は狂歌・浄瑠璃・歌舞伎・喧嘩。浄瑠璃の部分は江戸落語ではあまり聴かない。「子は鎹」は上方では母親が主役で、子供は父親に付いていっている江戸とは父母逆のものが多いと思うが、染丸師のものは江戸と同じ。冒頭の「鎹は釘と違って大きいので、打ち込むときには玄翁を使う」にはなるほど。

 朝から大阪→富山→東京と移動したという三枝師は「鯛」。東西で多くの人が演じているねただが、さげがちょっと変わっていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.30

第2回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭

■名称:第2回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭
■日付:2006年 9月30日(土)
■会場:恵比寿ザ・ガーデンホール

【昼の部】
14:02 桂歌々志:子ほめ
14:20 林家染二:いらち俥
14:37 笑福亭松喬:はてなの茶碗
15:05 笑福亭鶴光:寝床
15:28 中入り
15:46 笑福亭鶴瓶:オールウェイズおかあちゃんの笑顔
16:14 桂福團治:くっしゃみ講釈
16:43 終演

【夜の部】
17:31 桂歌々志:狸の賽
17:48 林家染二:牛ほめ
18:05 笑福亭松喬:崇徳院
18:36 桂春團治:皿屋敷
19:10 中入り
19:25 桂小枝:(漫談)
19:45 笑福亭鶴光:ラーメン屋
20:11 終演



 昨年のセルリアンタワー東急ホテルから恵比寿に移動。地図を見ると恵比寿ガーデンプレイスのほぼ真ん中を渋谷区と目黒区の境界線が通っており、ホールがあるのは渋谷区ではなく目黒区になる。どっちでもええけど。

 日程も3日5公演から2日4公演に。土日の開催ということもあり、ついつい4公演すべての前売り券を買ってしまった。それぞれの回の出演者に甲乙が付けがたかった、というのもある。

 昼夜とも満員。若い人が多く、鶴光師匠の冒頭の一言、「ほんま、高齢化社会でんな」もやや精彩を欠く。特に男女2人組みが目立ち、ロビーで手をつないでいるのを複数見るなんて、落語会では記憶にない。

 そのロビーでは本、手拭い、寄席文字、Tシャツ、湯呑み、CD等が賑やかに売られており、上方落語協会誌「んなあほな」の新しい2冊を購入。他にはエビスビールの試飲も行われており、終演後の出口ではサッポロビールの発泡酒が1人1缶ずつ配られた。

 歌々志さんは上方の若手では好きな1人だが、その割りに聴くのは2年ぶりになってしまった。特に「子ほめ」に歌々志さんらしい楽しさがある。染二さんの「いらち俥」は前半の老人の部分。

 昼の部は「松鶴一門会(?)」。松喬師匠はなんでもない自然な仕草が実に細やか。鶴瓶師の噺は7月以来2度目だが、地の部分の抑えた語りが効果的。福團治師は弱々しく「これだけ聴いたら、もうよろしやろ」と話していながら、噺に入っていつの間にか元気になっている。
 夜の部松喬師の「崇徳院」はさげはなく、「おめでたい1席」。春團治師の「皿屋敷」は、皿屋敷に向かってしばらく無言で歩いているところで、だんだん緊張感が伝わってくる。人気が出てからのお菊さんの「おこしやす」がかわいかった。



■過去の記録
 ・第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭(2005年 9月28~30日)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.09.08

五代目桂文枝追善公演

■名称:五代目桂文枝追善公演
■日付:2006年 9月 8日(金)
■会場:イイノホール

18:31 桂阿か枝:子ほめ
18:45 桂坊枝:船弁慶
19:15 桂文珍:七度狐
19:48 中入り
20:05 内海英華
20:24 桂三枝:ぼやき酒屋
20:54 終演



 満員。ロビーでは文枝師匠の写真が展示され、高座の映像が上映されている。

 阿か枝さんの後、坊枝さんは「逝く夏と師匠を偲んで」と文枝師匠の得意ねたであった「船弁慶」を賑やかにたっぷりと。

 文珍師は「前菜のすぐ後にステーキが出てきたような…と兄弟子が言っている」の冒頭から、「こういう風にやれば長さを感じさせないという見本を」と7回だます「七度狐」。確かにテンポは良いが、笑いが詰め込まれているのでやや疲れる。

 内海英華さんの「女道楽」の後は、三枝師匠が文枝師匠の思い出や、亡くなってからのあれこれを話してから「ぼやき酒屋」。枝豆を食べた後、さやだけすすってしまうのには共感できる。「悲しい酒」が「黒田節」になるところまで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.09.06

桂米朝一門会

■名称:桂米朝一門会
■日付:2006年 9月 6日(水)
■会場:東京芸術劇場 中ホール

18:59 桂都んぼ:寄合酒
19:10 桂すずめ:桃太郎
19:24 桂雀三郎:G&G
19:47 笑福亭仁鶴:向う付け
20:13 中入り
20:25 桂小米朝:皿屋敷
20:55 桂ざこば:肝つぶし
21:23 終演

 イープラスの先行予約(プレオーダー)で購入したら、2階席の一番後ろの端の方。2人で席が離れているので換わってほしいという人がいたので席を交換したら、数列前の真ん中あたりの通路側になった。ありがたい。

 1階席はほぼ満員のようだが、2階席には空席もある。いったんは完売したはずなので、米朝師匠の休演によりキャンセルした人達なのだろう。米朝師はプログラムにお詫びの1文を寄せている。

 都んぼさんは皆が酒と肴を持ち寄るところだが、「大八車いっぱいのねぎ」と「牛」が出てくる。「牛でさくら鍋」と言っていたが、大阪のさくら鍋は馬ではなく牛なのだろうか。

 すずめさんは三林京子さん。桃太郎で子供を寝かせようとするのは父親ではなく母親。

 雀三郎師はギターを持って歌いまくる。

 仁鶴師は米朝師の代演。米朝師が出られないのは残念だが、仁鶴師は初めてなので楽しみにしていた。特にまくらもなく、意外と淡々と演じていた印象。

 米朝師休演の理由については小米朝師が詳しく。寝るときに布団の上に敷いている寝ござに足が滑って転倒したとのこと。病院では、飲酒と喫煙ができないので苦しんでいるらしい。

 ざこば師の「肝つぶし」は雰囲気が暗くなってきたところですとんと落ちるのが面白い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.12

第4回無限落語

■名称:第4回無限落語 男落語VS女落語
■日付:2006年 8月12日(土)
■会場:お江戸日本橋亭

18:01 三遊亭たん丈:
18:13 挨拶(川柳つくし・三遊亭圓丈・桂あやめ・柳家小ゑん)
18:19 川柳つくし
18:53 三遊亭丈二
19:12 神田茜
19:34 柳家小ゑん
20:02 中入り
20:12 三遊亭圓丈:寄席沈没
20:48 桂あやめ:練炭焚いたらサヨウナラ
21:25 終演

 3回ぶり2回目。かなりの入り。

 たん丈さんは侵入者に幽霊を見せることによりトラウマを与えるセキュリティシステムの噺。

 つくしさんは男女を結びつけるキューピッド(実はお嬢様)と仕える執事の噺。よくできているし、さげも捻りがあって結構。有名噺家の名前も何人か出てきて、どこでやっても受けそうだ。

 丈二師は環境省のリサイクル担当が亡くなり、チンピラであるその息子と、部下の噺。死体をいかに「地球に優しく」「リサイクルするか」のやりとりが、なかなかおもしろい。こちらもさげが結構。

 茜先生は、停電の夜に「百物語」風にお互いの気になる点を言い合う夫婦の噺。小ゑん師は、下仁田に単身赴任をしている40台の男が屋台でおでんを食べていると、ささやかな願い事をかなえてくれる「願い事屋」がやってくる噺。きれいなさげ。

 圓丈師は、日本中の寄席が次々に沈没してしまう噺。10日まで新宿末廣亭の主任で時間がなかったと本人も言っていたが、もう少し整理の余地がありそうだ。

 あやめ師は「ネット心中」の噺。とにかく最後の心中の場面が強烈で、「心中」の与える嫌な印象など感じようもない。

 新作落語ばかり7人、3時間半近くにわたる落語会だったが、とても満足できる会だった。どの噺も、変な「くせ」がないところも良い。特に、前半の(前座さんを除く)4人は、いずれも噺がよくまとまっているし、細かいところも面白かった。

 次回は10月30日(月)18時で圓丈・小ゑん・昇太・白鳥。

■過去の記録
 ・第1回無限落語(1月 8日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.09

平成噺し座 其の四

■名称:平成噺し座 其の四 夏の夜のさむーい噺
■日付:2006年 8月 9日(水)
■会場:東京芸術劇場 小ホール2

19:01 開口一番(三三)
19:07 桂吉坊:蛇含草
19:31 立川志ら乃:星野屋
19:52 中入り
20:03 柳家初花:ろくろ首
20:26 三遊亭王楽:不動坊
20:55 (柳家三三・三遊亭王楽・柳家初花・桂吉坊・立川志ら乃)
21:15 終演

 2回ぶり2回目。当日券(全席指定)を買ったら、残りの席はほとんどなかった。危ない、危ない。

 今日は野末陳平氏はお休みだそうで、「開口一番」のめくりで登場したのは「第1期卒業生」の三三師。出番の紹介等。

 吉坊さんは仕草や表情がすばらしい。餅の曲食いで、左に投げて体を1周させ右側から飛んできたところを食べるという「淀の川瀬は水車」の説明をしたところで「えーっ」という女性の声が上がったぐらい。いや、本当にやるんじゃありませんから。うまいだけではなく、愛敬があるので聴いていて素直に笑える。

 志ら乃さんは談志師匠と志らく師匠の色が濃い。これが本人に溶け込んでくれば、もっと面白くなりそうで楽しみ。

 中入り後の初花さんは粗さはあるけれども…、王楽さんは粗さはないけれども、と好対照で好みの分かれるところかもしれない。

 最後は中入り時に集められた質問用紙に4人が答える。なぜか質問は吉坊さんに集中。自分の師匠のねたで好きなのは、王楽「短命」、初花「中村仲蔵」、吉坊「地獄八景亡者戯」「怪談市川堤」、志ら乃「死神」だそうです。

 次回は10月7日(土)14時00分、その次は1月18日(木)19時00分。共に東京芸術劇場だが、後者は「小ホール1」なのが気になる。

■過去の記録
 ・平成噺し座 其の二 三三 真打ちおめでとう(3月 8日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.05

第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会

■名称:第10回上方落語会 噺家生活40周年記念 林家染丸一門会 横浜にぎわい座8月興行
■日付:2006年 8月 5日(土)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

【昼の部】
13:00 林家染左:ろくろ首
13:15 林家花丸:鉄砲勇助
13:33 林家小染:代り目
13:58 林家染丸:浮かれの屑より
14:35 中入り
14:46 林家染二:牛ほめ
15:06 林家染丸:三十石
15:34 終演

【夜の部】
17:00 林家染左:江戸荒物
17:16 林家花丸:たぬき(札・鯉)
17:34 林家染二:くっしゃみ講釈
17:58 林家小染:遊山舟
18:24 中入り
18:33 林家染丸:地獄八景亡者戯
19:40 終演



 3回連続8回目。昼夜ともまずまずの入り。今回の出演者は、比較的関東でもなじみのある人達。

 染左さん「ろくろ首」はなかなか良かった。ちょっと注目したい。

 染二さんはとにかく声が大きいという印象が強いが、「牛ほめ」は必ずしもそういう感じではなくて良かった。「へよけ(火除け)、魔除けになって、うし穴(節穴)が埋まります」というさげ。

 染丸師匠の「三十石」は初めてだが、舟唄が船頭らしい力強い唄い方であることが印象に残った。舟唄には楽屋から合いの手が入るが、一度だけ楽屋が唄って染丸師匠は合いの手、という場面がある。別の船の船頭(ちなみに小染さん)が唄っているという設定らしい。三十石船の船頭は広島からの出稼ぎで、だからああいう言葉だということを初めて知った。

 花丸さん「たぬき」は「鯉の柿のぼり」がさげ。

 染二さん「くっしゃみ講釈」はくしゃみをしながらの講釈の場面がすごい迫力。

 小染さん(2000年に国立演芸場の「花形演芸会」で3回聴いて以来6年ぶり)の「遊山舟」は「玉子の巻き焼」が実にうまそう。

 「地獄八景亡者戯」は軽業の場面から始まる。この軽業師が綱渡りの綱から落ちて死に、最後に人呑鬼に飲まれる4人の1人となる。40周年にふさわしく(?)、踊りまくり、唄いまくり、話しまくる染丸師匠でした。

■過去の記録
 ・第9回上方落語会(5月 4日)
 ・第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会(2月 4日)
 ・第6回上方落語会(2005年 8月 6日)
 ・第5回上方落語会(2005年 5月 1日)
 ・第4回上方落語会(2005年 2月 4日)
 (以下省略)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.06

春風亭小朝スペシャル独演会2006夏

■名称:春風亭小朝スペシャル独演会2006夏
■日付:2006年 7月 6日(木)
■会場:日比谷公会堂

18:36 笑福亭銀瓶:千早振る
18:57 安田大サーカス
19:16 春風亭小朝:薮入り
19:45 中入り
19:57 笑福亭鶴瓶:オールウェイズおかあちゃんの笑顔
20:34 春風亭小朝:思い出の品
20:48 春風亭小朝:晴れの日
21:03 終演

 2004年 4月25日以来で4回目。2000人超の会場だが満席。年齢の高い女性がかなりの割り合いを占める。

 安田大サーカスは初めてだが、おもしろい。

 「薮入り」は出て行ってしまった息子の亀が戻ってくるか心配する母に、父が「亀だから生みの親のところに戻ってくる」というさげ。

 鶴瓶師匠は「私落語」。死ぬ直前に「私の方が面白い」と言ったという母親との子供の頃からのやり取り。かなり「むちゃくちゃ」なのだが、最後はしんみりと。時代も感じられ、聴かせる噺だ。

 最後の続けての2席は、堤泰之氏の作品。これまで8作品書かれているとのこと。

 「思い出の品」が、老父の通夜にやってきた若い女が、実は一緒に漫画を書いていたといって「コスプレ」の服を持ってくるという噺。「晴れの日」は、翌日の娘の結婚式には出席しないという父娘だけの家庭でのやり取り。ともに芝居や漫画の短編っぽい雰囲気だが、落語ならではというところも感じられた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.06.10

桂あやめ・林家染雀二人会

■名称:桂あやめ・林家染雀二人会 横浜にぎわい座六月興行
■日付:2006年 6月10日(土)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

14:02 林家彦いち:ワクワク葬儀店
14:20 林家染雀:豊竹屋
14:48 桂あやめ:義理ギリコミュニケーション
15:11 中入り
15:25 柳家喬太郎:初天神
15:50 姉様キングス
16:14 終演



 2階も開く盛況。若い女性が多いように思える。副題が「姉様キングス 横浜初上演!」。

 彦いち師、「ゲストなのに出番が最初…」を何度か繰り返す。「開口一番」がないのは時間の関係かと思ったら、高座返しがにぎわい座の人(よく開演前に携帯電話の注意をしているお兄さん)だったのには驚いた。着物じゃない人がやるのはあまり記憶がない(はっぴは着ていたけど)。大須演芸場での「三遊亭圓丈独演会」ぐらいか。

 染雀さんは「音曲風呂」から「豊竹屋」。小唄と義太夫、姉様キングスでの三味線と、さすが染丸門下で芸達者。

 あやめさんは初めて聴く噺で、3世代にわたる嫁姑の争いを、時間を越えて描いた作品。「嫁姑」はありきたりの題材だと思うが、「争い」のもとになるねたの選択が巧みなので面白い。環境・健康にこだわる嫁の選んだものばかり食べている男が、母親の持ってきた白い卵に「すぐ割れるぅ」と感動するところは秀逸。

 喬太郎師、客席からの「古典!」の声に自信を持って「初天神」。これで4人で古今・東西4種類の組み合わせが揃ったことになる。喬太郎師の「初天神」は実は初めてなのだが、子供が憎たらしくないし、母親も若く感じた。団子の部分で「お父つぁんなんか連れて来なけりゃ良かった」。

 姉様キングスは黒ではなく夏らしい着物。都々逸・ストトン節・阿呆陀羅経。意外と短く感じた。ちょっと遠慮気味だったような気がしないでもないが、どうだったのだろう。



[2006年 6月10日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.05.04

第9回上方落語会

■名称:第9回上方落語会 横浜にぎわい座五月興行
■日付:2006年 5月 4日(木)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール

【昼の部】
13:00 桂壱之輔:転失気
13:16 桂吉弥:河豚鍋
13:37 笑福亭三喬:酒の粕
13:56 月亭八方:始末の極意
14:25 中入り
14:41 笑福亭仁智:老女A
15:05 桂春之輔:死ぬなら今
15:27 終演

【夜の部】
17:01 桂壱之輔:手水廻し
17:19 桂吉弥:時うどん
17:35 笑福亭三喬:おごろもち盗人
17:57 月亭八方:算段の平兵衛
18:25 中入り
18:37 笑福亭仁智:目指せ甲子園
18:58 桂春之輔:親子茶屋
19:26 終演



 2回連続7回目。昼夜とも2階席が開く。

 吉弥さんは何度か聴いているが、今になって吉朝師匠に口調が似ていることに気付く。「時うどん」は江戸の「時そば」の形のうどん版。

 三喬師「酒の粕」は、江戸で「からぬけ」と一緒に演じられるのと基本的には同じだが、ちょっとずつ設定が違うのが面白い。

 仁智師は新作。「老女A」は、お婆さんが1人でやっている喫茶店に、ウェイトレスとナンパしようと男2人が入った噺。「目指せ甲子園」は「大安売り」の高校野球版。どちらも笑いどころがたくさん。

 春之輔師は、昼は「面白くないので、やる人が東西でも数人しかいない噺を」と「死ぬなら今」。初めて聴きました。夜ははめもの入り「親子茶屋」。

 次回は8月5日(土)で「噺家生活四十周年記念 林家染丸一門会」。

■過去の記録
 ・第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会(2月 4日)
 ・第6回上方落語会(2005年 8月 6日)
 ・第5回上方落語会(2005年 5月 1日)
 ・第4回上方落語会(2005年 2月 4日)
 ・第3回上方落語会(2004年11月 4日)

[2006年 5月 7日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.04.16

鈴本演芸場4月中席(夜の部)

■名称:鈴本演芸場4月中席(夜の部)
■日付:2006年 4月16日(日)
■会場:鈴本演芸場

17:31 林家きくお:大師の杵
17:45 三遊亭歌武蔵:親子酒
18:03 鏡味仙三郎・仙一・仙三(傘・鞠・土瓶・笠と撥)
18:11 柳家花緑:宮戸川
18:27 春風亭小朝:女王様の宴
18:44 柳家小菊
19:01 林家いっ平:悋気の独楽
19:20 中入り
19:34 林家たい平:反対俥
19:50 林家木久蔵:昭和芸能史
20:09 林家正楽(相合傘・桂三枝・WBC・イナバウアー・イチロー)
20:23 桂三枝:真心サービスおじんタクシー
20:49 終演

 4月11日以来、今年6回目・通算61回目の鈴本演芸場定席。前回同様立ち見もぎっしり。

 三枝師匠まで、それぞれの得意ねたがずらっと並ぶ。三枝師匠は11日と同様に高齢化ねた。やっぱり受けやすいところですからね。

[2006年 5月 6日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.04.11

鈴本演芸場4月中席(夜の部)

■名称:鈴本演芸場4月中席(夜の部)
■日付:2006年 4月11日(火)
■会場:鈴本演芸場

(途中から)
18:29 春風亭小朝:親子酒
18:46 柳家小菊
19:00 林家正蔵
19:19 中入り
19:33 林家たい平:七段目
19:49 林家木久蔵
20:09 林家正楽(相合傘・娘道成寺・襲名披露・桂三枝・枝垂桜)
20:21 桂三枝:背中で老いてる唐獅子牡丹
20:57 終演



 3月26日以来、今年5回目・通算60回目の鈴本演芸場定席。桂三枝師匠が定席では初めての主任の初日ということで、発売日に前売り券を購入。事前に完売になったとのことで、立ち客もいっぱい。

 正蔵師は新作。軽い感じで面白かったのだが、どんな噺だったか忘れてしまった。すぐに書いておけばよかった(今日は5月4日です)。木久蔵師匠は森永乳業で働いていた時代の話を中心に。おもしろい。

 三枝師匠は高齢化に関するまくらから。最初はちょっと緊張していたような気がするが、気のせいでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.08

平成噺し座 其の二 三三 真打ちおめでとう

■名称:平成噺し座 其の二 三三 真打ちおめでとう
■日付:2006年 3月 8日(水)
■会場:東京芸術劇場

19:05 野末陳平
19:14 立川志の吉:火焔太鼓
19:40 桂吉坊:厄払い
20:01 柳家初花:やかん
20:22 柳家三三:三方一両損
20:56 終演

 いっぱいの入り。

 野末陳平さんが選んだ9人のうち、毎回何人かが出演する会だそうだが、三三さんは真打昇進のため今回で「卒業」。そもそも第1回が真打昇進決定後だったわけで、どうなんでしょう。

 しかし4人とも選ばれたことに「なるほど」と思わせられた。特に良かったのは吉坊さん。3年前に1度見ただけで、その時は高座から距離があったのだが、まくらもおもしろいし、噺に入ってからの口調や仕草もなかなか。さすが吉朝門下、という感じ。

 最後は再び野末陳平さんを含む出演者全員が登場して、あれこれ話した後、三三さんの昇進を祝って三本締め。

 出演者が4人とも良かっただけに、前後の陳平さんの話がちょっと長く感じた。特に吉坊さんの宿泊費の話は余計。

 次回は5月2日(火)19時から東京芸術劇場で、きくお・こしら・志ら乃・王楽・ひまわりの5人が出演。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.11

たまの東京フレンドリー寄席

■名称:たまの東京フレンドリー寄席
■日付:2006年 2月11日(土)
■会場:お江戸日本橋亭

13:08 笑福亭たま:15min.
14:01 笑福亭たま:くっしゃみ講釈
14:25 柳家三三:三方一両損
14:49 笑福亭たま:兵庫船
15:10 終演

 15時00分開場・15時20分開演で「鈴々舎馬桜独演会」が予定されているのに、開演が遅れてかつ1席目のまくらが長かったため、聴いている側としても何となく落ち着かない。

 1席目の新作は「15分間で起こることを15分間で演じる」もので、同趣旨の映画があるらしい。15分後に鳴るようタイマーをかけて、かつ3分毎に場面が変わる時に銅鑼を鳴らす。
 時効15分前の犯人2人と警察の噺で、犯人が金塊を埋めた場所に過激派が爆弾を仕掛けようとする。ちょうど15分で話が終わったのは見事。ただ、15分で終わるかどうかだけではなく、噺の内容でも「15分」を感じさせる緊迫感がほしい。

 古典2席だが、上下を振らずに声の調子で人物を演じ分ける。区別はできるので当方が落語を聴き慣れていることが問題なのかもしれないが、何となく朗読に近いような印象を受ける。面白いことは確かなのだが。

 三三さんとは小牧市の落語会で競演したそうで、いかにも対照的に江戸ならではの「三方一両損」でした。

 次回以降は8月13日に日本橋亭、11月23日に両国亭。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.04

第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会

■名称:第8回上方落語会 五代目桂文枝追悼落語会 横浜にぎわい座二月興行
■日付:2006年 2月 4日(土)
■会場:横浜にぎわい座


【昼の部】
14:00 桂阿か枝:兵庫船
14:11 桂坊枝:野ざらし
14:28 桂枝女太:鹿政談
14:53 桂文喬:親子酒
15:19 中入り
15:33 桂小枝:動物園
15:52 桂文珍:八五郎坊主
16:36 終演

【夜の部】
17:31 桂阿か枝:子ほめ
17:45 桂あやめ:セールスウーマン
18:05 桂枝女太:持参金
18:27 桂文喬:相撲場風景
18:50 中入り
19:00 桂小枝:色事根問
19:14 桂文珍:星野屋
20:02 終演



 2回ぶり6回目。昼の部は完売(年齢層が高い)、夜の部もほぼ満席。

 今回は昨年の同じ日に出演が予定されていながら休演となり、その約1ヵ月後に亡くなった文枝師匠の追悼落語会で、一門のみの出演。その時は代演だった文珍師匠が「腰を痛めて乗り物に長時間乗ることができない」と語っていたが、実際にはかなり悪かったとのこと。

 出演者のうち、枝女太・文喬・小枝の3人は初めてで、阿か枝・坊枝の2人は2003年以来。

 一番下の弟子だった阿か枝さんは、声の質や出し方が文枝師匠によく似ている。昼夜とも、直後の出演者がそのように言っていたので、実際に似ているのだろう。昼の「兵庫船」は謎掛けのくだり。

 あやめさんは師匠の運転手として入門したというまくらから、20年ぐらい前に作ったという新作。化粧品売り場の新人が、逆に保険に入らされてしまう噺。先輩に「もっと口数を多くしないと」と言われ、「3口増やしました」でさげ。まったく縁のないところなので現実を知らないが、爆笑した。

 文珍師匠は昼夜ともたっぷり。「八五郎坊主」は、名前の「法春」を思い出そうとして「はしか軽けりゃ疱瘡も軽い」を思い出し、自分の名前を「はしか」と言うさげ。昼夜ともまくら、落語共に実に面白かった。

 今回は若い女性のお茶子さんが高座返し。坊枝さんの中学1年生のお嬢さんとのこと。

■過去の記録
 ・第6回上方落語会(2005年 8月 6日)
 ・第5回上方落語会(2005年 5月 1日)
 ・第4回上方落語会(2005年 2月 4日)
 ・第3回上方落語会(2004年11月 4日)



 2月21日まで2階の「情報コーナー」で開催中。なかなか見ごたえのある展示でした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.01.21

第173回かまくら落語会 桂文我独演会

■名称:第173回かまくら落語会 桂文我独演会
■日付:2006年 1月21日(土)
■会場:鎌倉生涯学習センター

18:30 世話人挨拶
18:31 桂紅雀:いらち俥
18:44 桂文我:京の茶漬
19:03 桂文我:土橋万歳
19:46 中入り
19:59 桂米平:立体紙芝居「シンデレラ」
20:13 対談(桂文我・桂米平)
20:19 桂文我:寝床
20:49 抽選会(桂文我・桂米平・桂紅雀)
21:06 終演

 21回ぶり2回目。前回は2002年 7月13日の第152回で「桂吉朝独演会」だった。吉朝師匠は9回出演されたとのことだが、文我師匠は初登場。雪が積もって横須賀線が停まっていたりしたが、かなりの入り。

 文我師匠の前半2席は上方らしいねたで満足。特に「土橋万歳」は初めて。「寝床」は久七の言い訳部分に重点が置かれていて、わりとすっきりした筋。

 米平師の立体紙芝居は3度目(忠臣蔵1回・シンデレラ2回)だが、前置きで「しょーもない」と強調していたのに反して、大いに受けていた。ま、確かに考えてみると「しょーもない」のだが、それで笑わせるのはさすが。

 次回は3月18日(土)でさん喬師匠、次々回は5月19日(金)で志の輔師匠の出演。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.23

東西女流華乃競艶会

■名称:東西女流華乃競艶会
■日付:2005年12月23日(金)
■会場:鈴本演芸場


12:30 古今亭ちよりん:狸の鯉
12:41 林家ぼたん:一目上り
12:57 露の都:(漫談)
13:17 林家染雀:豊竹屋
13:34 桂あやめ:京阪神日常事変
13:58 古今亭菊千代:粗忽の釘
14:15 中入り
14:31 柳家さん喬:短命
14:54 姉様キングス
15:09 三遊亭歌る多:芝浜
15:40 終演



 2年連続3回目。開演時から満席で、すぐに立ち見の列が最後列の後ろに2重、3重とできた。女性(特に年齢が高めの)が多い。

 都師匠、しばらく話したところで歌る多師匠が出てきて鐘を鳴らす。「これから大阪で鶴瓶兄さんの落語会に出ることになっており、絶対に20分で降りなければならないので10分で鐘を鳴らしてもらった。残りの10分でできる落語もあるが、このまま話し続けるほうが良いか、落語をしたほうが良いか」。場内は「このまま」派が多数。それほど大爆笑の漫談。

 あやめ師匠の噺は京都・大阪・神戸出身の3人のOLが飲みに行く噺。これもとにかく面白い。外国人の恋人がいる神戸出身が「ハニー」と呼ばれていると言うと、「あぁ、埴輪に似てるから」と京都出身がおっとりとした口調で言うところが絶妙。

 歌る多師匠の「芝浜」は、「芝の浜」の場面である時間帯は女房の独白になっている等、女房中心の視点。それだけに最後の夢ではなかったと告白する場面が真に迫っている。「感動的」という意味では、これまで聴いた「芝浜」の中で一二を争うものだった。

 それ以外の出演者も良く、非常に満足度の高い会でした。

■過去の記録
 ・東西女流華乃競艶会(2004年12月26日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.10

第7回花のお江戸に出没!ラクゴリラ

■名称:第7回花のお江戸に出没!ラクゴリラ
■日付:2005年10月10日(月)
■会場:お江戸日本橋亭

18:04 笑福亭喬若:手水廻し
18:21 桂つく枝:玉手箱
18:40 林家花丸:蔵丁稚
19:08 中入り
19:18 桂こごろう:青菜
19:49 笑福亭生喬:天王寺詣り
20:25 終演

 3回ぶり3回目。さらっとした入りだが、大阪方面から来ている人も多いらしい。

 「玉手箱」は国立演芸場主催の「大衆芸能脚本募集」の受賞作品。浦島太郎のお通夜に御伽噺の登場人物(?)たちがいろいろ集まってくる。いろんなものを擬人化するのは小ゑん師匠「ぐつぐつ」、小春團治師匠「冷蔵庫哀詩」、山陽先生「レモン」等と共通する新作落語のパターンだが、途中が盛り上がるとさげが難しいようだ。この噺も、ちょっと弱く感じる。「桃太郎とかぐや姫は帝王切開友達」なんてところは面白いのだが。

 こごろうさんは「設定もさげも江戸落語と同じ」と言っていたが、「柳影」が自家製だった。もちろん他にも細かく異なっている。

 「天王寺詣り」は筋はあんまりないが、天王寺までの道筋や境内の様子がたっぷりと描かれるのが楽しくて好きな噺。生喬さんも手拭い、小拍子、扇子、張扇等、手元の道具を駆使して巻き寿司を作っていた。

 次回は来年4月1日(土)18時からお江戸日本橋亭。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.30

第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭

■名称:第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭
■日付:2005年 9月30日(金)
■会場:セルリアンタワー東急ホテル

林家染雀:宗論
桂あやめ:コンパ大作戦
笑福亭松喬:花筏
桂春之輔:まめだ
20:10 中入り
20:27 林家正蔵:新聞記事
20:50 桂三枝
21:33 終演

IMG_1347_1

 3日目5回目。これが最終公演となる。

 「宗論」の権助の出身地は「(真宗ではなく)紀州」。あやめさんの「コンパ大作戦」は相変わらず面白い。隣のおばちゃんも喜んでました。

 上方落語協会副会長の春之輔師は、「天満天神繁盛亭」への寄付のお願いから「おもろない噺」と言いながら「まめだ」。良い噺です。

 三枝師の噺はおそらく「生まれ変わり」。41歳の結婚式の日に死んでしまった男が生まれ変わりの希望を聞かれる。まくらも含めて、やっぱり笑いが一番大きいようだ。

 最後は手締め。2-2-3の「大阪締め」。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.29

第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭

■名称:第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭
■日付:2005年 9月29日(木)
■会場:セルリアンタワー東急ホテル

18:33 笑福亭生喬:もぎとり
18:47 桂小春團治:冷蔵庫哀詩
19:14 笑福亭鶴瓶:青木先生
19:45 桂春團治:祝いのし
20:11 中入り
20:28 春風亭小朝:涙をこらえてカラオケを
20:50 林家染丸:浮かれの屑より
21:22 鏡開き

IMG_1354_1

 2日目。公演回数としては3回目。

 「もぎとり」は「東の旅」の「軽業」の前半で、見世物小屋の部分。「六尺の大いたち」「白い孔雀」「とったりみたり」。

 小春團治師は前回見たときは喉の調子が悪くて漫談だったので、噺を聴くのは初めて。冷蔵庫の中のものを擬人化した噺で、とにかくいろんなものが出てきて楽しい。最後はハーゲンダッツアイスクリームとグリコプッチンプリンの恋物語。

 鶴瓶師「青木先生」は2度目。前回はそれほどの感じはしなかったのだが、今回は最後少しほろっときてしまった。「○ページをまくりなさい」という先生は私の高校の頃にもいたし、1年の時は噺の舞台と似たようなクラスだったので(もちろん、あれほどではなかったが)。

 春團治師は金属の羽織紐。前から気になっていたのだが、会場で求めた上方落語協会師「んなあほな」第2号によると、先代の形見で金なんだそうな。「羽織の紐が、他の出演者と同系色だったりしたときに登場する」とのこと。

 小朝師の噺は三枝師匠の作品らしい。カラオケ好きの故人を偲ぶ「カラオケ葬」で、親族が歌いまくる。ちなみに故人の姉の名前は「太田その」。

 この日、阪神タイガースがセントラルリーグで優勝を決めたということで終演後には鏡開き。その間、流れていたのは三味線と太鼓による「六甲おろし」でした。デイリースポーツの記事はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.28

第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭

■名称:第1回大・上方落語祭 渋谷繁盛亭
■日付:2005年 9月28日(水)
■会場:セルリアンタワー東急ホテル

18:34 桂つく枝:動物園
18:50 桂小米朝:桃太郎
19:10 桂きん枝:看板のピン
19:41 桂春團治:高尾
20:04 中入り
20:21 春風亭昇太:人生が二度あれば
20:48 笑福亭鶴光:竹の水仙
21:16 終演

IMG_1349_1

 3日5回公演の1回目。会場は立派なホテルの広くて豪華な宴会場で「上方落語は庶民的なものだと思っていたのに…」と昇太師に皮肉られる。満員だが、宴会場のこととて傾斜がないので、後ろのほうの人はほとんど高座が見えなかったのではないだろうか。また、音が良く反響するので、春團治師等は特に上方落語に慣れていない人には聞きづらかったようだ。さらに、会場の係員が背筋をぴんと張った美しい姿勢で遅れてきた客を席まで案内するので、座っている場所によっては目障りである。

 という不満はあるが、出演者と内容は非常に良く、不満は十分に補われた。つく枝さんは、特に虎の皮を着る時の仕草が面白い。きん枝さんは初めて。ずっと前にテレビで見て以来なので「老けたなぁ」というのが第1印象。吉本興業のギャラなどのまくらからの「看板のピン」の親分は、江戸のものより手厳しいようだ。

 春團治師は7月と同じ「高尾」だが、今回は筋が頭に入っているのでより楽しめた。地の文で「あほが…」と軽蔑しきったように言った直後にあほになるきる落差がなんともいえない。

 鶴光師の「竹の水仙」は、飛行機の中での1度の他、実際に聴くのは2度目。それでも何度も聴いたような気がするのは、それだけ印象が強いのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.07

第2回雀・昇ゆかいな二人

■名称:第2回雀・昇ゆかいな二人 横浜にぎわい座9月興行
■日付:2005年 9月 7日(水)
■会場:横浜にぎわい座

19:01 桂都んぼ:秘伝書
19:15 春風亭昇太:看板のピン
19:47 桂雀三郎:親子酒
20:11 春風亭昇太:宴会の花道
20:29 中入り
20:40 桂雀三郎:崇徳院
21:13 終演

 2回連続2回目。2階も開いている。

 「秘伝書(夜店風景)」はあまり好きな噺ではないのだが、都んぼさんの明るい調子で面白く聴けた。一番笑えたのは「天皇陛下になる方法」。

 昇太師は愛知万博に行った時の話を、小学生時代の万博の思いでも交えながら。大阪のときに見たのがアブダビ館→みどり館→…だったというのが良いですなぁ。近い世代じゃないとわからないと思うけど。

 「親子酒」は、うどん屋と息子のやり取りの部分が主になる上方の形(当たり前ですが)。極端ではない大げさなしぐさに笑う笑う。

 「崇徳院」の時は、いったん出てきた雀三郎師が下がって、見台と膝隠しが設置されてから改めて登場。おかげで枝雀師匠の出囃子がたっぷり聴けました。

 余談ですが、このウェブログで最初に紹介したのが、前回のこの会でした。ここも2年目に突入したということになります。

■過去の記録
 ・雀・昇ゆかいな二人(2004年 9月 1日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.25

【新聞】韓国語で落語に挑む在日同胞3世

韓国語で落語に挑む在日同胞3世(中央日報8月24日付け)

 朝鮮日報にも取り上げられた、笑福亭銀瓶さんの記事。9月23日にソウル公演があるそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.06

第6回上方落語会

■名称:第6回上方落語会 横浜にぎわい座8月興行
■日付:2005年 8月 6日(土)
■会場:横浜にぎわい座

【昼の部】
14:00 林家染左:延陽伯
14:11 桂文華:青菜
14:29 露の團六:近日息子
14:48 露の五郎:真景累ケ淵―宗悦殺し
15:09 中入り
15:22 笑福亭福笑:憧れの甲子園
15:52 桂福團治:くっしゃみ講釈
16:20 終演

【夜の部】
18:00 林家染左:商売根問
18:11 桂文華:阿弥陀池
18:27 露の團六:鉄砲勇助
18:45 露の五郎:夕立屋
18:55 中入り
19:09 笑福亭福笑:宿屋ばばあ
19:39 桂福團治:鼻の狂歌
19:56 終演

IMG_0717_1

 4回連続5回目。昼は1階の8割ぐらい入っていたが、夜は閑散。

 昼夜とも、中入り後の2人が良かった。福笑師は新作で、「憧れの甲子園」は夏の高校野球の開会式直後の試合で0-12で負けた監督が「お疲れさん会」で酒を飲んでの独白。他の登場人物は一言も話さず、地の分も無く完全に監督のせりふだけで構成されており、酔っていくにつれての噺の緩急が絶妙。

 「宿屋ばばあ」は、男2人が訪ねた人里離れた温泉宿の老婆の噺。終盤は若干だれ気味だったが、そこまでは密度の濃い噺。

 福團治師は元気の無さは喜多八師に似ているが、喜多八師と違って噺に入っても元気がない。ただ、単に元気がないだけではなく、それが独特の味わいになっている。2席ともとても楽しく、もっといろんな噺を聴いてみたい人だ。「鼻の狂歌」は東京の「鼻ほしい」。

 五郎師は毛氈で包んだ箱(?)に腰掛けての噺だったが、膝の具合でも悪いのだろうか。

 昼の部もおちを先に言う人、がさごそ音を立てる人等がいて気になったが、夜の部は噺と関係なく笑ったり大声を出す老人がいて、文華さんの途中で係りの人により退席させられた。にぎわい座の早目の対応が良かった。それほどひどかったともいえるのですが。

 この会の出演者は、基本的に当日中に大阪方面に帰るようなのだが、それにしても夜の部が2時間以下というのは出演者6人、3000円の会にしてはちょっと短い。先述のトラブルや、客が少ないことも関係あるのかもしれないが、開演を17時30分にしても2時間半やってほしい…とアンケートに書けばよかった。

 次回は11月3日(木)で、昼は鶴光師、夜は鶴瓶師が出演。

■過去の記録
 ・第5回上方落語会(5月 1日)
 ・第4回上方落語会(2月 4日)
 ・第3回上方落語会(2004年11月 4日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.23

【新聞】韓国語の落語公演する在日韓国人の落語家 笑福亭銀瓶さん

韓国語の落語公演する在日韓国人の落語家 笑福亭銀瓶さん(朝鮮日報7月18日付け)

 落語は「韓国の漫談(マンダム/漫才)に似通った日本の伝統芸能で、座布団に座った一人の芸人が風刺的な話をしながら、多彩な表情の変化と声を駆使し、観客を笑わせる一人喜劇」なんだそうです。

 ちなみに銀瓶さんが韓国語で演じたのは「動物園」。

 気になるのは、銀瓶さんの師匠である鶴瓶師匠を「日本の3大落語家の一人」としていることですが、あとの2人は誰?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.17

大銀座落語祭2005 特別企画C

■名称:大銀座落語祭2005 特別企画C
■日付:2005年 7月17日(日)
■会場:銀座ガスホール

(第1部) 志ん朝トリビュート
11:58 柳家三太楼:風呂敷
12:19 桂都丸:強情灸
12:42 桂春之輔:もう半分
13:11 中入り
13:24 柳家三太楼・鈴々舎馬風・五明楼玉の輔(対談):若き日の志ん朝を語る
13:45 古今亭志ん五:妾馬
14:08 中入り
(第2部)待ってました!圓歌・春團治二人会
14:24 桂春團治:高尾
14:47 三遊亭圓歌:坊主の遊び
15:15 柳家三太楼・三遊亭圓歌・桂春團治・五明楼玉の輔(対談)
15:26 終演

IMG_0639_1

 満員。当日券も無かった模様。

 第1部の春之輔師「もう半分」は「志ん朝直伝」だそうだが、都丸師は志ん朝師と話したことはないとのこと。灸を載せて苦しむ姿が面白かった。志ん五「妾馬」は大好きな組み合わせ。ちょっと急ぎ気味のように思えたが、以前に聴いた時と時間は変わっていないので、こんなものだろうか。ところでこの4席、「志ん朝ねた」というより「志ん生ねた」の印象があるんですが、どうでしょう。

 馬風師匠は志ん朝師とまったく同期で、前座の頃は小さん師匠のおかみさんから毎日「志ん生さんの息子に負けるんじゃないよ」と言われていたんだとか。本人も「当時は負けてなかった」。馬風師が実家に洗濯物を運ぶのに志ん朝師のアルファロメオに乗せてもらった話とか、女性関係(実名も…)の話とか。

 後半、春團治師「高尾」は江戸では「反魂香」。過去1度しか聴いたことが無い。圓歌師も古典。「中澤家」を長めに聴けるのを期待していたのだが。対談では50年前からの親交の話等。芸暦もそうだが、背丈がほぼ一緒らしい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.07.16

大銀座落語祭2005 おもしろ企画A

■名称:大銀座落語祭2005 おもしろ企画A
■日付:2005年 7月16日(土)
■会場:ギンザコマツ アミュゼ

(第1部) 志ん生トリビュート
17:30 五街道喜助:火焔太鼓
17:55 古今亭志ん彌:黄金餅
18:23 古今亭志ん駒:つるつる
18:52 中入り
(第2部) 東西艶ばなし
19:06 桂米平:お玉牛
19:28 柳家さん八:紙入れ
19:53 桂春若:有馬小便
20:19 三遊亭好楽:なめる
20:59 終演

IMG_0634_1

 150席ほどだが満員で当日券はなし。第1部だけで帰った人がわりといた。

 今回の目的は初めて聴く「有馬小便」。粗筋は知っていたが、設定が戦後すぐだとは意外だった。ただ、『増補落語事典』によると元禄時代に原話があるとのことなので、(三代目?)春團治流の設定なのだろう。下半身でのしぐさが膝隠しで見えないのが残念だが、逆にそれが品をぎりぎりで保っているのかもしれない。

 良かったのは「火焔太鼓」。喜助さんで聴くのは初めてだが、道具屋の主人と侍による値段の駆け引き(なのか?)が短いながらも面白い。

[17・18日に行かれる方へ]
 会場は移動式の椅子を並べた平面で、さん八師匠も指摘していたが天井の関係で高座が高くないので、前の方に座ったほうが良い。建物としては正面の中央通り側からも入れるが、開場までの列はすずらん通り側の入り口(写真)にできる。会場内では飲み物は入手できないので、必要な方は事前に準備を。ただし、便所の定員は少ない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.08

【新聞】露の五郎さん、二代目露の五郎兵衛襲名へ

露の五郎さん、二代目露の五郎兵衛襲名へ(読売新聞7月8日付け)

 露の五郎兵衛は「落語の祖」の1人ですね。米沢彦八・鹿野武左衛門の復活もあるでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.07.02

第200回県民ホール寄席 桂文珍独演会

■名称:第200回県民ホール寄席 桂文珍独演会
■日付:2005年 7月 2日(土)
■会場:関内ホール

18:03 林家うさぎ:狸賽
18:17 桂文珍:住吉駕籠
18:47 桂楽珍:宿替え
19:01 桂文珍:船弁慶
19:36 中入り
19:49 桂文珍:鉄砲勇助
20:14 終演

IMG_0521_1

 7回連続47回目。桂文珍独演会は3年連続3回目。「200回記念(その3)」は、大ホールだがほぼ満席。

 今回は古典3席。ただし「鉄砲勇助」は現代の設定になっており、「洗濯機が壊れたので、鳴門の渦潮を汲んできた」から始まる。急に鳴門の渦潮が見たくなる。猪退治・山賊退治の後、暴れん坊将軍が出てきて、大岡越前・水戸黄門が出てくるのが夢で、電話で起こされる。「楽しいことは電話で邪魔される」というのは、この噺のまくらで「落語を聴く人は頭がよい」と言ったときに鳴った携帯電話と関連しているのか偶然か。

 「船弁慶」はもともと好きな噺なのだが、唄や義太夫や芝居も披露されて、実に楽しい。長屋中に響き渡る声でしゃべりまくる「雀のお松」「雷のお松」の異名をとる喜六夫人。「今でもこんな人いますな」と、干してある布団を取り込むために叩くしぐさをするのが「本日の秀逸」。噺の時代と現代が直結した感がする。

 「住吉駕籠」で酔っ払いが話芸の極意(?)を話す部分があったが、3席とも話芸だけで場内大爆笑であった。

■過去の記録
 ・第199回県民ホール寄席 立川志の輔独演会(6月16日)
 ・第198回県民ホール寄席 柳家小三治独演会(5月23日)
 ・第197回県民ホール寄席 柳家権太楼独演会(3月18日)
 ・第196回県民ホール寄席 三遊亭小遊三独演会(2月23日)
 ・第195回県民ホール寄席 花緑・談春二人会(2004年12月27日)
 (以下省略)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.06.04

桂文我の上方寄席囃子の会

■名称:桂文我の上方寄席囃子の会 上方寄席囃子大全集刊行記念 横浜にぎわい座六月興行
■日付:2005年 6月 4日(土)
■会場:横浜にぎわい座

14:03 桂紅雀:七度狐
14:24 桂文我:軽業講釈
14:56 寄席囃子解説(かつら益美・桂文我・桂米平・桂紅雀)
15:34 中入り
15:44 桂米平:たけのこ・明石飛脚
16:01 桂文我:浮かれの屑より
16:24 終演

IMG_0435_1

 はめものたっぷりの4席と寄席囃子解説。寄席囃子解説の類は江戸のものを数度見たことがあるが、銅鑼や拍子木が出てくるところが上方的。拍子木を良い音で叩くのは難しいらしく、みんなで押し付けあっている。かつら益美さんが常に微笑みながら三味線を弾いているのが印象的。文我夫人だそうで。

 「軽業」ではなく「軽業講釈」は初めて聴いた。隣の軽業のお囃子のうるささに頭にきた講釈師が、刀を持って軽業の口上の男を追いかけるが、林に入ったところで木の根につまづいて逃してしまう。「林(囃子)に邪魔された」でさげ。

 「明石飛脚」は、「明石飛脚」「雪隠の飛脚」「うわばみ飛脚」からなる3席1セット。

 関東で上方落語が演じられるときは、費用の都合だろうかはめものなしということも時折ある。その意味でも、今日は大変満足できた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.17

高座五十周年記念 一龍斎貞水の会

■名称:高座五十周年記念 一龍斎貞水の会
■日付:2005年 5月17日(火)
■会場:イイノホール

18:36 一龍斎貞友:真柄のお秀
18:53 橘家圓蔵:鰻の幇間
19:23 桂米朝:鹿政談
19:42 中入り
19:56 林家正楽:(相合傘・三社祭・アーチェリー・鵜飼い・ヨン様・正楽さん・昇り竜・氷川きよし)
20:18 一龍斎貞水:倉橋伝助
21:04 終演

IMG_0277_1

 久しぶりのイイノホール。満員。

 圓蔵師匠は貞水先生の数年先輩で、仲が良いらしい。人間国宝になるとの記事を新聞で見た時、疑って別の新聞で確認した、というようなまくらから噺へ。いつもながら緻密ではないが楽しい。

 米朝師匠は、言葉に詰まる場面も数回あったものの、歌舞伎座の時に比べるとかなり調子はよさそうで、席が比較的前で表情が良く見えたこともあって楽しめた。ただ、本人も言っていたが高座の出入りで座ったり立ったりするのがつらそうだったのは心配。

 正楽師匠は「いつもより多めに切っております」。いくつも出た注文の中から「ヨン様」を選んだときには「えーっ?」という声も上がったが、切り終わった時には感嘆になる。

 貞水先生は、まず圓蔵師匠の悪口と、入門当時の高座の話。本題は、大目付長谷川家の次男が放蕩の末、博打場で世話になった人を訪ねて上総の長南へ行き、当人が不在だったので髪結床に住み込む。3年後、江戸に戻って浅野内匠守の足軽から家臣になって倉橋伝助を名乗り、内匠守のはからいで親子の対面を果たす、というもの。

 2か月に1度通っていた「本牧講談俊英五人会」がなくなってから講談を聴く機会が減っているが、もう少し増やさないとな、と思う会でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.05.05

第5回上方落語会

■名称:第5回上方落語会 横浜にぎわい座5月興行
■日付:2005年 5月 1日(日)
■会場:横浜にぎわい座

【昼の部】
13:01 笑福亭喬若:千早振る
13:18 桂つく枝:軽業
13:35 笑福亭仁勇:貧乏花見
13:59 林家染丸:掛け取り
14:26 中入り
14:39 森乃福郎:抜け雀
15:01 桂春團治:祝いのし
15:26 終演

【夜の部】
17:01 笑福亭喬若:道具屋
17:19 桂つく枝:四人癖
17:33 笑福亭仁勇:餅屋問答
17:53 林家染丸:蛸芝居
18:16 中入り
18:26 森乃福郎:風小町
18:50 桂春團治:いかけ屋
19:11 終演

IMG_0003_1

 3回連続4回目。

 今回も出演者が多彩で楽しかった。特に、つく枝さん「軽業」、染丸師「掛け取り」「蛸芝居」とはめもの入りの噺が多かったのも良い。

 福郎師「風小町」は新作で、豊臣時代の噺。北野の大茶会に呼ばれた大丸屋の小町娘が、茶の席で緊張のあまり放屁してしまう。その噂が京中に広まり、ついには秀吉とおならを競うことになってしまう。小町のは音が出ず、秀吉が「すかされた」と負けを認めるというさげ。

 春團治師の2席。羽織を脱ぐところと、最後のぴたっと動かないお辞儀もあわせて、大変結構でした。

 次回は8月6日(土)昼夜で五郎・福團治・福笑・團六・文華・染左の出演。

■過去の記録
 ・第4回上方落語会(2月 4日)
 ・第3回上方落語会(2004年11月 4日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桂枝雀七回忌追善落語会

■名称:桂枝雀七回忌追善落語会
■日付:2005年 4月30日(土)
■会場:沼津市民文化センター

14:03 口上(桂紅雀・桂雀三郎・桂南光・桂雀松)
14:09 桂紅雀:牛ほめ
14:23 桂雀松:替り目
14:43 桂雀三郎:G&G
15:06 桂南光:ちりとてちん
15:33 中入り
15:46 偲い出トーク(桂紅雀・桂雀三郎・桂南光・桂雀松)
16:16 桂枝雀(ビデオ落語):代書屋
16:39 御挨拶(桂紅雀・桂雀三郎・桂南光・桂雀松)
16:41 終演

2005043002

 3月28日の歌舞伎座での会の時に「お弟子さんの落語がなかったのは残念だし、お弟子さんや一門、関係者による思い出話ももっと聞いてみたい」と書いたが、その機会を求めて昨年10月4日以来の沼津へ行ってきた。新幹線を使わなくても、横浜から2時間ほどで着く。

 今回は純粋に枝雀師匠のお弟子さんだけの出演なので、歌舞伎座とは違って口上からぐっと砕けた雰囲気。「偲い出トーク」も、枝雀師匠の普段の様子や失敗談等で盛り上がった。歌舞伎座と沼津等での会、よくある言い方をすれば、前者がよそ行き、後者が普段着ということになろうか。もちろん一方だけでも十分に楽しめるのだが、両方行ったことにより一層満足感が高まった。

 雀松さんは初めて。雀三郎師匠の「G&G」は飛行機の機内放送で聴いたことはあるが、生は初めて。老人達が結成したロックバンドの噺。南光師匠は「はてなの茶碗」の予定だったが、10月に米朝師匠がやっているので「ちりとてちん」に変更になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.04.04

桂雀々落語のひろば東京VOL11

■名称:桂雀々落語のひろば東京VOL11
■日付:2005年 4月 4日(月)
■会場:内幸町ホール

18:59 桂まん我:野崎詣り
19:20 桂雀々:鷺とり
20:00 中入り
20:12 対談うだうだ(桂雀々・段田安則)
20:43 桂雀々:天神山
21:18 終演

2005040401

 2回ぶり6回目。後方3列ほどを除いてほぼ満席で、7~8割といったところか。

 雀々さんの噺は、毎度とにかく熱演。一瞬その熱さに引きそうになるが、入り込んでしまうと完全に巻き込まれる。特に「鷺とり」にはその感が強い。五重塔から飛び降りた男が布団が張り過ぎていたために戻ってしまい「助かった」というさげ。

 「天神山」を聴くのは初めて。江戸の「安兵衛狐」に近いんですな。幽霊が垂らした左右の手を上下に振るしぐさが面白い。春の夜に聴くのにふさわしい噺。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.31

第15回東西落語二人会 林家染丸・柳家権太楼二人会

■名称:第15回東西落語二人会 林家染丸・柳家権太楼二人会 鈴本余一会
■日付:2005年 3月31日(木)
■会場:鈴本演芸場

18:29 柳家ごん坊:子ほめ
18:39 林家染二:いらち俥
18:55 柳家三太楼:千早振る
19:13 林家染丸:浮かれ屑より
19:50 中入り
20:05 林家正楽:(相合傘・魔法使いの弟子・お花見・木遣り・春霞)
20:24 柳家権太楼:言訳座頭と睨み返し
21:15 終演

2005032803

 4回ぶり8回目。後方数列を除き満席。

 染丸師は途中から座布団を脇にやって、踊りまくる。「以前にもこの会でやっているが、体力のあるうちにもう1度やっておきたかった」とのことでなるほど。

 権太楼師は「言訳座頭」が3軒を訪ね、「睨み返し」が3人を返すという構成。暮れの借金をめぐる攻防の噺は、本来は掛け取り側が正しいのだし、「言訳座頭」「睨み返し」共に緊迫した攻防の噺なので、続けて聴くのはちとつらい。「掛け取り」のように遊び心が感じられる噺なら良いのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.03.28

桂枝雀七回忌追善落語会

■名称:桂枝雀七回忌追善落語会
■日付:2005年 3月28日(月)
■会場:歌舞伎座

18:30 口上(桂南光・桂枝雀一門)
18:37 桂雀三郎:時うどん
18:57 桂ざこば:漫談(嫁・枝雀)
19:10 桂米朝:鹿政談
19:35 中入り
19:55 偲い出トーク(桂南光・森末慎二・司葉子・早坂)
20:28 柳家小三治:一眼国
21:04 桂枝雀(ビデオ落語):代書屋
21:29 挨拶(桂南光・桂枝雀一門)
21:31 終演

2005032801

 発売当日に電話した時には既に完売だったのであきらめていたのだが、数日前に知人から譲り受けることができた。歌舞伎座は3度目だが、全て落語。

 小三治師匠のまくらでの思い出話が良かった。枝雀師匠とは10回も会ったことはなく、特別な交友関係もなかったので、なぜ呼ばれたのかわからない。初めて見たのは昭和30年代末の千日劇場で、「すごいやつが出てきた」と思い、それ以降気にはなっていた。何度か二人会もあったが、いつも楽屋の両側に座って会釈する程度だった。自分は同じ「陰気さ」を持つ相手だと思っていた。今日、枝雀師匠のおかみさんから、枝雀師匠も同じことを思っていたと聞いて、思わず涙が出そうになった、というような話。

 ざこば師匠は時間の関係もあってか、予定の「米揚げ笊」はなし。嫁さんの愚痴と、枝雀師匠はひどい兄弟子だった、という漫談。枝雀師匠とざこば師匠の対比がおもしろい。米朝師匠は調子が良くなかったようで言葉が途切れ途切れ。

 枝雀師匠のビデオやDVDはいくつも出ているが、こういう会場で不特定多数で見るのは臨場感があって良い。私は生の高座は見ていないのだが、それを知っている人ならひとしおだろう。最後の挨拶での南光師匠も感極まっていた。

 お弟子さんの落語がなかったのは残念だし、お弟子さんや一門、関係者による思い出話ももっと聞いてみたいが、3時間(予定は2時間35分だった)ではとてもおさまらない。歌舞伎座でとは言わないので、またの機会があることを期待している。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005.03.13

【訃報】桂文枝師匠

 9日の桂文紅師匠に続き、桂文枝師匠が亡くなった

 文紅師匠を聴く機会はなかったが、文枝師匠は東京で年1~2回の独演会をされていたので、12席聴くことができた。「天王寺詣り」「三十石」「悋気の独楽」「猫の忠信」「口入屋」「立ち切れ線香」「莨の火」「時うどん」「船弁慶」「植木屋娘」の10種類である。

 聴くたびに「大阪の言葉ってきれいなんだな」と思わせられた。小文枝時代の「素人名人会」の審査員の印象も強い。

 6月4日に国立演芸場での独演会が予定されていたのに、残念である。

■記録
 ・第16回五代目桂文枝独演会(2004年10月18日)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005.03.08

志の輔noにぎわい

■名称:志の輔noにぎわい 横浜にぎわい座三月興行
■日付:2005年 3月 8日(火)
■会場:横浜にぎわい座

19:00 立川志の春:狸の札
19:15 立川志の輔:となりの喧嘩
20:04 中入り
20:15 桂雀々:手水廻し
20:46 立川志の輔:宿屋の富
21:41 終演

2005030801

 初めて。にぎわい座では最も人気があるといっていい、毎月前売りが完売になる会なので、なかなか手が出なかった。

 志の春さんは初めて。志の輔師匠の1席目は、「テレビはすべてショウである」というまくらで、ひょんなことからテレビに出た主婦の噺。突然の出演で鯖の味噌煮を作ることになったが、緊張のあまり鯖と鰹を間違う等の失敗続き。最初に来た隣に住む主婦は羨み、次に来た母親には恥ずかしいと攻められる。そこへ夫の母親が来て、さらに攻める。そのあまりの毒舌に、母親が怒って取っ組み合いの喧嘩になるが…。

 ゲストが雀々さんだったのは、私にとっては予想外の大当たり。笑いを搾り出される感じ。これをきっかけに、にぎわい座にもちょくちょく出てほしいものだ。

 次回は4月5日(火)だが、発売初日に前売り完売。その次は7月9日(土)の昼夜2回公演で、この会から前売り発売日が他公演とは別の前月10日になる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.02.26

銀瓶・一琴・文華三人会in東京

■名称:銀瓶・一琴・文華三人会in東京
■日付:2005年 2月26日(土)
■会場:なかの芸能小劇場

18:46 鼎談(桂文華・柳家一琴・笑福亭銀瓶)
19:19 中入り
19:31 柳家一琴:へっつい幽霊
19:56 桂文華:八五郎坊主
20:25 笑福亭銀瓶:胴乱の幸助
21:07 終演

2005022601

 2回連続2回目。満席。前回は2003年 8月30日で、今回が通算3回目。他に大阪で6回開催されているとのこと。

 前半は鼎談のみで、後半が落語たっぷりという構成。鼎談では一琴師のダイエットの話やら、上方に定席ができる(天満天神繁盛亭)ことから、寄席にまつわる話をいろいろと。

 後半では一琴師の幽霊の情けなさが相変わらずおもしろい。上方の2人はそれぞれ上方らしい噺。

 江戸と上方の落語を同時に聴く機会というのは、大きなホール落語を除けば意外と少ない。この会も、せめて年1回は行われることを期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.02.05

第4回上方落語会(夜の部)

■名称:第4回上方落語会(夜の部) 横浜にぎわい座二月興行
■日付:2005年 2月 4日(金)
■会場:横浜にぎわい座

(途中から)
     笑福亭たま:船徳
18:14 桂珍念:代脈
18:32 林家うさぎ:手水廻し
18:53 笑福亭呂鶴:三人上戸
19:11 中入り
19:20 桂梅團治:竹の水仙
19:38 桂文珍:七度狐
20:23 終演

 2回連続3回目。

 開演時間を間違って、たまさんの船頭が船を出そうとしているあたりでの入場となってしまう。上方落語の「船徳」は初めてなので、最初から聴けなかったのは残念。揺れる船中で煙草盆を渡すところで一方が川に落ちてしまい、それを船頭が櫓で突くところでさげ。

 うさぎ・呂鶴の2人は初めて。うさぎさんの奥さんはカナダ人だそうな。「三人上戸」は「うどん屋」の酔っ払いが絡む部分。酔っ払い1人が笑い上戸・泣き上戸・怒り上戸を兼ねているところから「三人上戸」。唐辛子が山盛りのうどんを一口食べ、くしゃみをすると鼻からうどんが出てくる。それを自分で食べたあと、もう1回のくしゃみで出てきたのをうどん屋に薦める、というさげ。

 大きな紋を付けた梅團治師の「竹の水仙」はおもしろい。主人公甚五郎の風情。甚五郎の正体がわかった後、宿の亭主がおかみさんに「人を見かけで判断したらあかんことがわかったか」「彫り物師だけに胸に刻まれました」。ほぉ。

 ここまでは1人約20分だったが、主任の文珍師はたっぷり。本来は文枝師匠の出番だが、腰を痛めて乗り物に長時間乗ることができないらしい。例によって細かく笑いの詰まったまくらから、本当に7度騙す七度狐。詳しくはこちら

 出演者が当日中に大阪に帰るためかもしれないが、願わくば19時開演、せめて18時半開演にしてほしいものである。自分の勘違いを棚に上げなくても。

■過去の記録
 ・第3回上方落語会(2004年11月 4日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.01.17

桂小米朝独演会

■名称:桂小米朝独演会
■日付:2005年 1月16日(日)
■会場:日本橋劇場

13:01 桂まん我:子ほめ
13:19 桂小米朝:桃太郎
13:38 桂雀三郎:ちしゃ医者
13:58 桂小米朝:青菜
14:25 中入り
14:38 桂小米朝:たちぎれ線香
15:18 終演

 2001年10月27日以来2度目。

 「たちぎれ線香」(たちきり)は、どうしても好きになれない噺なのだが、今日の小米朝師には満足できた。

 それにしてもこの会場、水天宮前駅から近いのだが、何度来ても場所が良くわからない。いつも夜か雨の日なので、天気の良い昼間に周囲を散策したいものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.26

東西女流華乃競艶会

■名称:東西女流華乃競艶会
■日付:2004年12月26日(日)
■会場:鈴本演芸場

12:31 古今亭ちよりん:やかん
12:42 古今亭菊可:強情灸
13:04 露の都:青菜
13:29 三遊亭歌る多:大工調べ
13:47 中入り
14:02 三遊亭圓丈:ランゴランゴ
14:22 桂あやめ
14:40 ニューマリオネット
15:01 古今亭菊千代:松山鏡
15:35 終演

2004122601

 4年ぶり2回目。最後は立ち席も出る盛況。

 ちよりんは初めて。今年初めて聴く落語協会の前座は7人目(見習いのごん坊含む)。

 主役の女流4人は、みんな一味違った落語。

 「青菜」は主人公が植木屋でなく女髪結いで、髪を結った御寮さんから酒を御馳走になる。「鞍馬から~」と言うのは家の女中。その女中の役をさせられるのは主人公の娘、という設定。まくらが「大阪のおばはん」そのもので笑える。

 「大工調べ」は棟梁ではなく棟梁のおかみさんが与太郎を家主のところへ連れて行く。噺の始まりも、その連れて行く場面から。

 あやめ「姉さん」の新作は、「おばはん」と呼ばれる年齢に差し掛かった女性2人の会話。特別な人物も出てこないし、特別な設定等もないのだが、おもしろい。

 「松山鏡」は韓国語、イギリス語、日本語でそれぞれのせりふや地の文を語っていく。理解できる言語が異なった人たちが集まっているところで、輪唱のように笑いが起こるようにしたい、という趣旨だそうだが、今日のような場では厳しい。流暢な韓国語に対して、イギリス語は思い出しながらだったので、3つの言葉それぞれが滑らかに切り替わるようになれば、また違った楽しめ方ができそうにも感じるのだが。

 21日から24日までの工事により、椅子が変わっていた。座り心地は良いのだが、テーブルが前に傾いており、物を置きづらいのは難。

2004122602

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.12.12

桂文我独演会

■名称:桂文我独演会
■日付:2004年12月12日(日)
■会場:博品館劇場

16:04 桂まん我:子ほめ
16:22 桂文我:餅つき
16:54 桂米平:(立体紙芝居)「シンデレラ」
17:09 桂文我:蜆売り
17:42 中入り
17:57 上方寄席囃子の魅力(かつら益美・桂まん我・桂文我・桂紅雀・桂米平)
18:36 桂文我:蛸芝居
19:03 終演

2004121201

 博品館劇場での独演会は2回ぶり3回目。「芸暦25周年記念 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞記念」独演会としては2回目。

 3席それぞれに色合いの違った話で楽しめたが、特にはめものたっぷりの「蛸芝居」がおもしろかった。

 それに先立つ「上方寄席囃子の魅力」は舞台上への実演で、江戸のものは何度か見たことがあるが上方は初めて。前半は出囃子、後半は米平さんの落語の一節に合わせてはめもの。米平さんの幽霊のしぐさに、文我師匠が稽古をつけるのもおもしろかった。

 立体紙芝居は5作品あるそうで、私は「忠臣蔵」以来の2作目。あほらしくっておもしろい。

■過去の記録
 ・桂文我独演会(11月5日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.14

第47回朝日名人会

■名称:第47回朝日名人会 桂文珍東京独演会2004
■日付:2004年11月13日(土)
■会場:有楽町朝日ホール

13:59 林家市楼:犬の目
14:17 桂文珍:世帯念仏
14:42 桂楽珍:手水廻し
15:03 桂文珍:悋気の独楽
15:34 中入り
15:55 江戸家まねき猫
16:16 桂文珍:七度狐
16:52 終演

2004111301.jpg

 6回ぶり20回目。「桂文珍東京独演会」は3年連続4回目。

 「世帯念仏」は5月30日の「第188回県民ホール寄席」では「新・世帯念佛」として演じられたもので、定年後の男性が主人公。「悋気の火の玉」は定吉が旦那を尾行するのではなく、旦那のお供に行ってから1人で帰ってきたところを御寮さんに問い詰められる。

 「七度狐」は本当に7度化かされる。(1)川だと思ったら田んぼ、(2)幽霊の出る庵寺、(3)狐の尻尾と思ったら大根、までは聴いたことがあるが、(4)石段と思ったら水車、(5)オレオレ詐欺、(6)風呂と思ったら川、(7)武士を殺して打ち首になったと思ったら西瓜。

 まねき猫さんは秋ということで「奥山の紅葉踏み分け…」の和歌から鹿の鳴き声。鹿と馬の会話(?)。枕草子の「春は曙」の段を物まね入りで、というもの。物まねだけではなく、「枕草子」を読む部分も美声であることに気付きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.06

第3回青山寄席

■名称:第3回青山寄席 笑福亭鶴瓶落語会
■日付:2004年11月 6日(土)
■会場:青山円形劇場

18:01 笑福亭鶴瓶:挨拶
18:12 笑福亭達瓶:狸賽
18:28 桂昇蝶:昭和任侠伝
18:50 笑福亭鶴瓶:へっつい幽霊
19:39 中入り
19:50 笑福亭鶴瓶:青木先生
20:20 終演

 初めて。青山円形劇場は「こどもの城」なる施設の中にあり、従って椅子も子供サイズ。それがびっしりと並んでおり、かつ切符は完売ということで、身体の大きな人同士だと窮屈だ。前後の間隔も狭い…と、いったんは「チケットぴあ」で満席になってから「残り1枚」の状態で予約をした私には言えた筋合いのものではないのだが。

 めったに人前には出ない(鶴瓶師談)昇蝶師の「昭和任侠伝」は故桂春蝶作。やくざ映画の影響を受けた八百屋の息子の噺。

 この会は2席ねた下ろしかと勝手に思っていたら、1席目は日替わりの古典、2席目がねた下ろしの「私落語」。「私落語」は新聞記事では今ひとつ良くわからなかったのだが、「自分の経験を基にした新作落語」ということらしい。「青木先生」は鶴瓶師が高校3年の時の国語の先生で、毎日生徒全員でいたずらをしていた。最後の日ぐらいはまじめに授業を受けようとしたら…という噺。

 受けていたのは「青木先生」だったようだが、私は「へっつい幽霊」が大変結構だと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.05

桂文我独演会

■名称:桂文我独演会 芸暦25周年記念
■日付:2004年11月 5日(金)
■会場:関内ホール

19:01 桂紅雀:いらち俥
19:14 桂文我:京の茶漬
19:40 マサヒロ水野(ジャグリング)
20:05 桂文我:盆唄
20:55 中入り
21:06 桂文我:占い八百屋
21:36 終演

2004110501.jpg

 「芸暦25周年記念 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞記念 桂文我独演会」として、札幌から熊本までの全国で25回行われている会の11回目。

 上の大ホールで和太鼓の実演が行われており、開演時から音が響いている。ということで「盆唄」の前、和太鼓のアンコールが終わるまで25年間の中でやりにくかった会場のお話し。その後の「盆唄」は初めて聴く噺だったが、しっとりした感じで良かった。

 マサヒロ水野さんは4回目ぐらいになるが、相変わらずすばらしい。耳たぶに硬貨を載せてヨーヨーで弾き飛ばされる役に指名される危険さえなければ、もっともっと見たいのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.11.04

第3回上方落語会

■名称:第3回上方落語会 横浜にぎわい座11月興行
■日付:2004年11月 4日(木)
■会場:横浜にぎわい座

【昼の部】
14:00 笑福亭風喬:大安売り
14:14 桂福矢:池田の牛ほめ
14:34 林家染二:いらち俥
14:53 桂春若:京の茶漬
15:15 中入り
15:25 露の新治:権兵衛狸
15:47 笑福亭鶴光:木津の勘助
16:18 終演

【夜の部】
18:30 笑福亭風喬:花色木綿
18:45 桂福矢:みかん屋
19:05 林家染二:宿替え
19:26 桂春若:はてなの茶碗
19:53 中入り
20:03 露の新治:兵庫舟
20:25 笑福亭鶴光:蔵丁稚
20:48 終演

2004110401.jpg

 2回ぶり2回目。米朝一門以外の、特に「大御所」以外の落語を聴く機会は少ないので、昼夜通し券を買った。

 染二・鶴光を除いた4人は初めてで、かつ正直なところ評判も聞いたことがない人たちだったのだが、全体的に満足できる会だった。ただ、はめものが入った噺が「兵庫舟」だけだったのはちょっと残念。

 鶴光師「蔵丁稚」はスピード感というか勢いというかがあり、せっかく落語芸術協会所属で比較的聴く機会も多いのだから、それを生かしていきたいと思う。また、開口一番の風喬さんは6年目だということだが、なかなか楽しみな存在であった。

 昼の部は鶴光師の最初の一言「高齢化社会でんなぁ」がぴったりの客層でまあまあの入りだったが、夜の部は少なかった。とりあえずは来年の第4回までは発表されているが、それ以降も続くのかどうかが気になるところ。というか、ぜひ続けてほしい、とアンケートに強く書くべきだったな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.18

第16回五代目桂文枝独演会

■名称:第16回五代目桂文枝独演会
■日付:2004年10月18日(月)
■会場:日本橋劇場

18:32 笑福亭喬若:道具屋
18:53 桂枝光:井戸の茶碗
19:28 桂文枝:植木屋娘
19:58 中入り
20:08 富田清邦他(地歌):浪花十二月・勤行寺
20:32 桂文枝:天王寺詣り
20:59 終演

続きを読む "第16回五代目桂文枝独演会"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.16

【新聞】落語に本腰 笑福亭鶴瓶さん

 朝日新聞サイトの記事

 インタビューによる構成で、松鶴師匠の死後は一門が誰もやっていなかったという「らくだ」を11月の「東西落語研鑽会」で演じることに対する思い等。

 「テレビの人気者が心配するのは、自分の客が押しかけて落語の会の雰囲気を壊してしまわないか、ということだ。」という配慮もされているということで、なるほど。

 「らくだ」は11月29日に大阪で行われる文珍・南光との三人会でも演じるとのこと(デイリースポーツ)。

■関連記事
 ・【新聞】笑福亭鶴瓶インタ「私落語」作る!(9月25日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.13

桂吉朝独演会

■名称:桂吉朝独演会
■日付:2004年10月13日(水)
■会場:国立演芸場

18:29 桂よね吉:商売根問
18:45 桂吉朝:元犬
19:16 桂米平:二人ぐせ
19:40 桂吉朝:宿屋仇
20:28 中入り
20:39 桂吉朝:首提灯
21:05 終演

 秋恒例の国立演芸場での独演会は3年ぶり3度目。隅々まで気が行き届いており、かつ全体として滑らかな吉朝落語を満喫した。

 「元犬」で落語に入って最初は話しにくそうだったが、ぼそっと「見台いらんねんけどな、おれ」。あわててお茶子さん(ちゃんとお茶子さんでした)が下げに来たが、あるとやりにくい噺というのもあるんだな、ということを認識。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.12

【新聞】手話で「じゅげむじゅげむ」 落語家・桂福団治さん考案

 朝日新聞サイト10月12日付けの記事

 福團治師は、声帯を痛めて声が出なくなった経験から手話落語を始め、最初は「寿限無」を音訳したものの受けず、改めて仏教用語等を「意訳」し、イラスト入りの本にして出版されたそうです。探究社刊で税込み1260円。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.10.04

上方落語 米朝・小米朝親子会

■名称:上方落語 米朝・小米朝親子会
■日付:2004年10月 4日(月)
■会場:沼津市民文化センター

18:28 桂しん吉:時うどん
18:44 桂小米朝:掛取り
19:07 桂米朝:はてなの茶碗
19:33 中入り
19:43 桂朝太郎(お笑い手品)
20:00 桂小米朝:住吉駕籠
20:39 終演

2004100402.jpg

 9月の前進座が取れなかったので、米朝師匠を聴きに沼津まで。落語のための「遠征」は初めて。

 とにかく米朝師匠の「はてなの茶碗」が聴けたことで満足だが、全体的にも良かった。小米朝師は3年ぶり、朝太郎師は始めて。最後は指1本から5本までの「米朝一門締め」で締める。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.25

【新聞】笑福亭鶴瓶インタ「私落語」作る!

 報知新聞サイトの記事

 11月6・7日青山円形劇場で行われる「第3回笑福亭鶴瓶落語会」に向けたインタビュー。「私落語」とは「実際に起きた面白い出来事、思い出を落語にしてしまおうという新しい試み」(記事より引用)だそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.23

「大衆芸能脚本募集」落語受賞作品の会

■名称:特別企画公演 「大衆芸能脚本募集」落語受賞作品の会
■日付:2004年 9月23日(木)
■会場:国立演芸場

18:01 柳家小たま:金明竹
18:16 三遊亭天どん:罪と罰
18:37 林家たい平:となりの芝生
18:59 柳家喬太郎:於玉ケ池
19:33 中入り
19:47 柳家喜多八:仏の遊び
20:11 林家二楽(紙切り)
20:35 桂つく枝:玉手箱
20:57 終演

 今年は六人の会・落語協会でも新作の募集を行ったが、その発表会に行くのは初めて。どの作品も良かったが、特に気に入ったのは第5回(平成15年度)の佳作である「於玉ケ池」。笑いをちりばめながら筋が進んでいって、サゲで一気に落ちるところは「茄子娘」に似ているとも言える。

 新しい噺を聴く時にはついサゲを予測してしまうのだが、他の4作は直前ではあるが予測できてしまった。ただ、落語には初めて聴く時の楽しみはもちろん、聴いたことのある噺を改めて聴くときの楽しみもある。その意味でも、どれもまた聴いてみたい噺ではあった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.09.01

雀・昇ゆかいな二人

■名称:雀・昇ゆかいな二人 横浜にぎわい座九月興行
■日付:2004年 9月 1日(水)
■会場:横浜にぎわい座

19:00 対談(春風亭昇太・桂雀三郎)
19:33 神田京子「源平盛衰記―扇の的」
19:49 春風亭昇太「おやじの王国」
20:22 中入り
20:35 桂雀三郎「遊山舟」
21:03 終演

| | コメント (0) | トラックバック (0)