2010.01.23

第1回土曜たまて箱

■名称:第1回土曜たまて箱 三遊亭粋歌勉強会
■日付:2010年 1月23日(土)
■会場:なかの芸能小劇場
■料金:2000円(前売り)

14:00 入船亭辰じん:狸札
14:15 三遊亭粋歌:壺算
14:37 古今亭駒次:鉄道戦国絵巻
14:55 シスターひろみ(ミニレクチャー「ムーンウォーク教室」)
15:08 バロンなかざわ(ボードビル)
15:27 中入り
15:39 シスターひろみ(パントマイム「海」)
15:48 三遊亭粋歌:幾代餅
16:27 終演

昨年6月に二ツ目に昇進した三遊亭粋歌さんの勉強会。

何よりゲストが盛りだくさん。落語は駒次さんだけだが、良く受けていた。みんな結構鉄道には詳しいのね。もちろん盛り込むねたの選択が巧みだということなのだが。

シスターひろみさんは「パントマイム伝道師」。前半は「伝道活動」で、客席を相手の「ムーンウォーク教室」。落語会にいくと時々「参加」させられることがあるが、全員立ち上がってというのは初めて。残念ながら全然うまくできませんでした。後半は一転してパントマイムで海を表す…だったんですが、途中まで気付けなかった。気づいてからは昆布・蟹・魚が出ていた。

バロンなかざわさんは、プロフィール通りの「歌を軸に、ウクレレ、タップダンス、喜劇を組み合わせた「ボードビルショー」」。ダンスの相手になった最前列の女性は大変だったしょうけど。

粋歌さんは1席目は賑やかに「壺算」で、後半はじっくり「幾代餅」。ねたおろしだという「幾代餅」を女性で聴くのは初めて。今後どのようになっていくのが楽しみだ。

[2010年 1月24日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.17

第1回伝統文化落語会

■名称:第1回伝統文化落語会 ミックス寄席
■日付:2010年 1月17日(日)
■会場:浅草三業会館
■料金:2500円(前売り)

13:59 春風亭朝呂久:出来心
14:12 柳家初花:初天神
14:38 橘家圓十郎:宮戸川
15:03 五街道雲助:厩火事
15:28 中入り
15:40 鈴々舎わか馬:夜鷹の野ざらし
16:10 柳家小満ん:中村仲蔵
16:35 終演

適度にいっぱいというところ。テレビか何かの収録が入っている。「1席終わっても、すぐには次の人の出囃子が流れないが中入りではありません」という注意が朝呂久さんから。最前列の座布団に大きなスケッチブックが置かれているので、メモ帳にしては…と思っていたら、「○分」という文字が大きく書かれているものだった。

1年6か月ぶりの初花さんの「初天神」は、初めて花緑師匠を聴いた時の噺だとのこと。飴・団子と来て、蜜を全部舐めてしまった父親に対して「おとっつぁんなんか連れて来なけりゃよかった」のさげ。

雲助師匠の「厩火事」は、おさきさんの表情やしぐさがいい。特に、旦那のせりふに対していちいちぶつまねをするところが何とも言えずかわいらしい。

わか馬さんの「野ざらし」は初めてだが、普通のものとは途中から展開が異なる。何だと思ったら、愛川晶「神田紅梅亭寄席物帳」の「野ざらし死体遺棄事件」(『芝浜謎噺』収録)に出てくるものでした。

小満ん師匠は、なぜか今年に入って志の輔師匠小朝師匠に続いて「中村仲蔵」。志の輔師匠は詳しくたっぷり、小朝師匠は笑いが多く、小満ん師匠はきっちりと、というところでしょうか。随所に川柳が盛り込まれるのも小満ん師匠らしいところでした。

[2010年 1月17日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.16

よってたかって新春らくご

■名称:よってたかって新春らくご 21世紀スペシャル寄席ONEDAY
■日付:2010年 1月16日(土)
■会場:よみうりホール
■料金:4000円(全席指定)

18:00 瀧川鯉ちゃ:寿限無
18:15 春風亭百栄:リアクション指南
18:36 三遊亭白鳥:青春残酷物語
19:09 中入り
19:25 柳家三三:髙砂や
19:56 瀧川鯉昇:御神酒徳利
20:44 終演

秋らくご」以来2回目。2回にもかなり入っていたようだ。

「リアクション指南」は初めて聴くが、関西弁を意識しているであろう指定の言葉のイントネーションがなじめず(「熱湯」が「ネット」に聞こえてしまったり)。かなり受けていた人もいましたが。

朝日新聞に大きな記事が掲載されたことにより、テレビでの大臣との対談の依頼も受けたという白鳥師は、3度目になる「青春残酷物語」。やはり良く構成された噺で、ようやく笑う調子を取り戻すことができた。

三三師「中入り後はちゃんとした落語になります」から、白鳥師についていろいろ。「高砂や」は3度目だが、三三師が演じると実に面白い。特に、たっぷりとある「高砂や」の稽古に入るまでの部分が楽しい。

入り口の掲示では終演予定時刻が20時10分となっていたのでどうなるのかと思ったが、鯉昇師は長講でよかった。ちょっと中盤で疲れてしまいましたけど。

次回「よってたかって春らくご in 練馬」は4月17日(土)13時30分から練馬文化センターで、市馬・喬太郎・白鳥・百栄が出演する。

■過去の記録

よってたかって秋らくご(2009年10月24日)

[2010年 1月17日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.09

第3回日経ホール落語 桂春團治・春風亭小朝二人会

■名称:第3回日経ホール落語 桂春團治・春風亭小朝二人会~春團治襲名50周年記念~
■日付:2010年 1月 9日(土)
■会場:日経ホール
■料金:4000円(全席指定)

17:00 林家まめ平:転失気
17:18 桂吉坊:千早ふる
17:35 桂春團治:祝いのし
18:02 中入り
18:17 翁家勝丸(五階万灯・傘)
18:27 春風亭小朝:中村仲蔵
19:01 終演

2回ぶり2回目。完売。

まめ平さんは初めて。吉坊さんは例によって明るく「千早ふる」。大関竜田川の出身は「大和の郡山」とされているが、百人一首に読まれた竜田川は奈良県を流れているので、ちゃんと合っている。

このあたりまでは噺の途中でしゃべる人がちらほらいたが、春團治師匠の登場で場内も締まる。今年の3月25日で満80歳になられるが、そうは感じられない。喜六のあほさが楽しい「祝いのし」を満喫した。

小朝師匠は、随所に笑いを挟んだ「中村仲蔵」。良かったけど、会としてもう少し時間が長くても良いのでは、と感じた。

■過去の記録
第1回日経ホール落語 桂米朝一門会(2009年 9月12日)

[2010年 1月11日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.07

桃月庵白酒独演会

■名称:新春特別企画 桃月庵白酒独演会 横浜にぎわい座正月興行
■日付:2010年 1月 7日(木)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール
■料金:3000円(全席指定)

19:00 入船亭辰じん:狸札
19:16 桃月庵白酒:つる
19:41 柳亭市馬:厄払い
20:10 中入り
20:20 柳家紫文
20:39 桃月庵白酒:妾馬
21:17 終演

小ホール「のげシャーレ」の「白酒ばなし」とは違う「特別企画」としての芸能ホールでの会。そこそこの入りで、聴く側としてはちょうどいい感じ。

「つる」は10年前に初めて白酒師匠を聴いた時以来。当時も「おもしろい人だなあ」と思った記憶があるが、やはり面白い。隠居さんが実は町内で嫌われているというのは、白酒師ならでは。

市馬師匠は正月らしい相撲甚句から「厄払い」。これまで聴いた時は「亀は萬年」のところまでだったが、今回は「東方朔」まで。厄払いの与太郎が逃亡して下げ。前にも書いたかもしれないが、この噺の「鶴は十年」は落語の中でも特に好きなところ。

紫文師匠は、「長谷川平蔵市中見廻り日記」から「勧進帳」。

白酒師2席目は「妾馬」。八五郎のがさつぶりが笑える。「つる」→「鶴は千年」→「おつるの方」と、正月らしく鶴づくしの落語3席でした。

「白酒ばなし」は4月27日(火)、6月18日(金)。

■過去の記録
白酒ばなし(2009年10月30日)
白酒ばなし(2009年 8月25日)

[2010年 1月11日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.06

昇太・喬太郎・白鳥・彦いちの会

■名称:昇太・喬太郎・白鳥・彦いちの会 横浜にぎわい座正月興行
■日付:2010年 1月 6日(水)
■会場:横浜にぎわい座 芸能ホール
■料金:3000円(全席指定)

19:01 オープニングトーク(春風亭昇太・林家彦いち・三遊亭白鳥・柳家喬太郎)
19:14 春風亭昇太:雑俳
19:41 林家彦いち:睨み合い
20:06 中入り
20:17 柳家喬太郎:うどん屋
20:43 三遊亭白鳥:火焔太鼓
21:12 終演

「新作派による古典の会」を含めると3年ぶり3回目。完売。

冒頭、昇太・彦いち・白鳥3師が登場し、仕事で遅れるという喬太郎師についていろいろ。それぞれの一門の正月の話を始めたところで、喬太郎師も登場した。

昇太師は紅白歌合戦、特に森進一についてのまくらから「雑俳」。入門して初めて教わった噺だと聴いたことがあるが、初めて。なんだか雑な感じ。

喬太郎師は、漫談なしで「うどん屋」。最近よく掛けているようだが、聴きそびれていたのでうれしい。酔っぱらいが話を繰り返す場面で空きが感じられないのはさすが喬太郎師。期待通りだった。

■過去の記録
新作派による古典の会(2007年 1月10日)

[2010年 1月 6日記/2010年 1月11日追記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.05

志の輔らくご in PARCO 2010

■名称:志の輔らくご in PARCO 2010
■日付:2010年 1月 5日(火)
■会場:パルコ劇場
■料金:6000円(全席指定)

19:05 立川志の輔:身代りポン太
19:40 立川志の輔:踊るファックス2010
20:13 中入り
20:29 立川志の輔:中村仲蔵
21:41 終演

3年ぶり8公演目。

31日まで続く24公演の初日。既に全公演完売とのこと。

1席目は今回のねたおろしだろう。村長のところに幼なじみの県会議員がやって来て、村おこしとして建設されている巨大な狸型の展望台の建設を中断することになると告げられる。既に下半身部分は完成しており、解体するのにも金がかかるのでどうするか、と悩んでいると、話を立ち聞きしていた老婆が名案を…という噺。全国で建設途中の道路をよく見るというまくらからのつながりも自然で、毎度のごとく志の輔師匠の新作は構成が見事だ。

2席目は何度か聴いているが、志の輔師の新作の中では特に好きなもの。噺の後に、高座の背景をファックスに模して、巨大な紙が出てきて休憩を知らせるという、パルコ公演ならではの大掛かりな仕掛けがあった。

3席目は2007年の公演でも演じられた「中村仲蔵」。ちょっと疲れてしまいました。

いったん幕が閉まった後、アンコール代わりに恒例になっているらしい「長唄の七福神」による三本締め。

■過去の記録
志の輔らくご in PARCO 2007 其の参(2007年 1月24日)
志の輔らくご in PARCO 2007 其の弐(2007年 1月16日)
志の輔らくご in PARCO 2007 其の壱(2007年 1月 6日)
志の輔らくご in PARCO Vol.10 其の四(2006年 1月26日)
志の輔らくご in PARCO Vol.10 其の参(2006年 1月16日)
(以下省略)
[2010年 1月 5日記/2010年 1月11日追記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.04

新春落語教育委員会

■名称:新春落語教育委員会 柳家喜多八・三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎三人会
■日付:2010年 1月 4日(月)
■会場:東京芸術劇場 中ホール
■料金:3500円(全席指定)

19:01 コント(柳家喜多八・三遊亭歌武蔵・柳家喬太郎)
19:06 柳家さん弥:金明竹
19:28 柳家喬太郎:竹の水仙
20:03 中入り
20:15 三遊亭歌武蔵:長短
20:43 柳家喜多八:寝床
21:10 終演

昨年10月28日以来で10回目。

恒例コントは「船徳」仕立て。喬太郎師が船をこぐ若旦那で、歌武蔵師が客…なのだが、海上自衛隊の制服を着ている。若旦那が話しかけている途中で客が携帯電話に出て、「人の話を聴く時は、携帯電話を切りましょう」、といつもの標語。喜多八師は「竹屋のおじさん」として2階客席に登場したが、1階席の後方からは見えなかった。

喬太郎師の「竹の水仙」はよく聴いている、と思ったが、4年ぶり。時の流れが速いのか、自分の記憶が適当なのか。

歌武蔵師の「長短」は初めて。気の短い方がぴったりの印象がある歌武蔵師だが、重点は長い方に置かれているようだ。ただゆっくり話しているのではなく、気が長いので言葉がゆっくりとしか出てこない、という感じが良く表れており、「ああ長七さんってこういう人なんだ」ということが感じられた(うまく言葉にできないので、実際に聴いてみてください)。これまで聴いた「長短」の中でも秀逸の1席。

喜多八師の「寝床」も意外や初めて。旦那の義太夫を批判する場面では、奉公人の蔭口ではなく若旦那が登場する。このほうが嫌な感じがしなくてよい。

次回は4月 7日(水)19時からなかのZERO 小ホール。

■過去の記録
落語教育委員会(2009年10月28日)
落語教育委員会(2009年 7月10日)
落語教育委員会(2009年 4月17日)
落語教育委員会(2008年11月26日)
落語教育委員会(2006年 3月13日)
(以下省略)

[2010年 1月 4日記/2010年 1月11日追記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.03

鈴本演芸場正月初席(第3部)

■名称:鈴本演芸場正月初席 「吉例落語協会初顔見世特別公演」 新春爆笑特別興行(第3部)
■日付:2010年 1月 3日(日)
■会場:鈴本演芸場

三増紋之助
柳家一琴:バラの花束
柳亭小燕枝:(打出の小槌)
柳亭左龍:目薬
柳家小さん:(酒)
花島世津子
柳家〆治:松竹梅
柳亭燕路:ざる屋
鈴々舎馬桜:(庭自慢・蟻)
昭和のいる・こいる
古今亭志ん駒:(手旗信号)
桃月庵白酒:(猿の証言)
入船亭扇橋:(前座時代)
柳家紫文(勧進帳)
三遊亭金馬:親子酒
中入り
19:15 太神楽社中(寿獅子)
19:22 柳家さん喬:真田小僧
19:29 江戸家猫八(鶯・鶴・亀・虎・猫)
19:38 柳亭市馬:(相撲甚句)
19:45 柳家権太楼:ジャンバラヤ
19:55 林家正楽(羽根突き・虎・初日の出)
20:01 柳家小三治:粗忽長屋
20:24 終演

昨年4月21日以来、通算76回目の鈴本演芸場定席。初席は2年連続9度目。小三治師匠主任は21回目(鈴本10・末広1・池袋10)。完売。

例年通り賑やかな紋之助さんの江戸曲独楽で開演。「風車」の時に使う長い煙管に紅白の飾りが付けられており、初席らしさが盛り上がる。一琴師匠は、皇太子夫妻の誕生祝い秘話(?)。小燕枝師匠は、大黒様の袋の中身の小噺。

左龍・〆治・燕路各師匠は、漫談ではなく落語。短縮版をあわただしく感じてしまうのは、自分が元の噺を知っているからだろうか。5年ぶりに聴く馬桜師匠は庭自慢の小噺と、囚人が蟻に曲芸を仕込む「西洋の」小噺。志ん駒師匠も4年ぶり。

のいる・こいる先生はお節料理のねただったが、のいる先生ののどが心配。白酒師匠は、家族と猿が乗った車が事故を起こす小噺。扇橋師匠は、前座時代におかみさんのお下がりの下着を着ていた話等だが、何とも言えずおかしい。金馬師匠は、膝の半月板を痛めたとのことで釈台を置いてあぐらの高座だが、声の方はまったく変わらないようだ。

寿獅子は前足和助・後足仙三で、鳴り物は太鼓仙三郎・鐘和楽・三味線小花・笛仙志郎。さん喬師匠の「真田小僧」は、意外なことに初めて。襲名後初めての猫八先生、市馬師匠の相撲甚句は、やはり初席はこれがないと、というところ。権太楼師匠の「ジャンバラヤ」は久しぶりだが、やはり面白い。正楽師匠は楽しそうに3枚。

小三治師匠の「粗忽長屋」は久しぶりだが、何とも言えない味わいで何度も爆笑してしまった。初席らしさを堪能し、満足した気分で鈴本を出ることができた。

■過去の記録
鈴本演芸場正月初席(第3部)(2009年 1月 3日)
鈴本演芸場正月初席(第3部)(2007年 1月 4日)
鈴本演芸場初席(第3部)(2006年 1月 4日)
鈴本演芸場初席(第3部)(2005年 1月 4日)

[2010年 1月 3日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.12.29

さん喬・権太楼二人会

■名称:さん喬・権太楼二人会 特別興行
■日付:2009年12月29日(火)
■会場:新宿末廣亭
■料金:3500円(指定席)

17:16 柳家小んぶ:子ほめ
17:31 柳家小太郎:金明竹
17:51 柳家右太楼:悋気の独楽
18:12 翁家和助・翁家小花(五階茶碗・土瓶・ナイフ)
18:27 柳家さん喬:おしゃべり往生
18:54 柳家権太楼:宿屋の仇討ち
19:38 中入り
19:52 柳家権太楼:試し酒
20:20 柳家さん喬:文七元結
21:08 三本締め(柳家さん喬・柳家権太楼)
21:11 終演

■過去の記録
さん喬・権太楼二人会(2008年12月29日)
さん喬・権太楼二人会(2006年12月29日)
さん喬・権太楼二人会(2004年12月29日)

[2009年12月29日記]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«扇遊・正蔵二人会