2015.12.03

君子豹変

2015年11月29日(日)

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今年もまた、キヤノンイーグルスは大分でコカ・コーラレッドスパークスと対戦。これで3年連続となる。

1 2013年10月20日 66-36 ファーストステージ第6節 大分市営陸上競技場
2 2014年10月12日 44-22 ファーストステージ第6節 大分市営陸上競技場

今気づいたが、昨シーズンもNTTドコモレッドハリケーンズと対戦した翌週が、レッドスパークス戦だった。

遠征が続いているので、今回は日帰りとし、東京6時35分発のソラシドエア89便で大分へ。亀川駅の近くにある浜田温泉の熱い湯に浸かり(熱くて、首までは一瞬しか入れなかったが)、大分駅へ出て、バスで会場へ。バスは大洲運動公園前行きだが、市営陸上競技場は大洲運動公園にあるわけではないので、注意が必要だ。新しくなった大分駅前のバス乗り場には、今日の試合に関する案内はない。トップリーグのサイトにシャトルバスが出るとあったが、駅ではなく臨時駐車場からのものだった。

まあ、3度目ともなれば慣れたもので、何事もなく競技場に到着。この日の試合開始は13時00分だが、開場は9時30分。開場と同時に入場することが多い私もさすがに、3時間30分も前に来る気はしなかった。でも、2時間ちょっと前には到着したのだが。

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まずは、女子7人制ラグビーの「大分ウイメンズ」対「宮崎県・熊本県チーム」を観戦。普段一緒に練習しているチームの方が、混成チームより強いだろうと予想していたが、快速の選手が複数いる「宮崎県・熊本県チーム」が、36対0で快勝した。こちらに動画がありました。

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いったん外に出て、競技場前に出ていた売店でとりめしのおにぎりと唐揚げを購入。最近有名らしい中津の唐揚げは、試合を見ている間に食べ終わってしまった。

この間にもどんどん観客は増え、知人に挨拶をしていたりする間に試合開始。

先発は1.東恩納、2.庭井、3.城、4.菊谷、5.宇佐美、6.杉永、7.嶋田、8.トムソン、9.天野、10.橋野、11.藤本、12.三友、13.ベネット、14.森谷、15ルルー。控えが16.金子、17.高島、18.上田、19.日高、20.植松、21.福居、22.藤近、23ボンド。

アイブス=ジャスティンがはずれ、前節控えから出場した新人杉永亮太が初先発。小野澤に替わった藤本健友も初先発。今期初、通算で2度目の出場となる3年目だ。そして、フルバックには前節に続きウィリー=ルルーが入っている。

控えは菅原が高島忍、山路が上田聖に替わった。東恩納、杉永と同じ新人の高島は、初のメンバー入り。植松宗之、藤近紘二郎も今季初、ボンドは2試合ぶりとなる。

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なぜかこの日はリズムが悪く感じられ、前半5分に早くもトライを与えてしまい0対5。レッドスパークスは、左右の幅を広く使ってボールを展開する。ペナルティゴール(PG)を決められて0対8となった後、18分に認定トライを得て、三友良平ではなく森谷直貴のゴールで7対8。認定トライになったのは、ゴールに向かって走っているときに、ボールを持っていない選手がタックルされたためだとのこと。

さらに、森谷がPGを決めて10対8と逆転。これで調子を取り戻すかと思ったが、そうはならない。ラインアウトの調子も悪くてチャンスを生かせず、相手のPG2本で10対14となって前半を終えた。反則にはならなかったが、相手選手と揉めたティム=ベネットが、相手の顔面にボールをぶつける場面などもあり、流れは淀み切っていた(ベネットは、3日に1試合出場停止の処分を受けた。

後半も、レッドスパークスのPG、トライ、PGで、16分までに10対25と点差を広げられてしまう。3トライが必要になる15点差。しかし、もともとこの試合は4トライで勝ち点5が欲しい試合であり、いずれにせよ3トライは必須。ゴールを決めれば合計21点なので、21点差になるまでは勝ち目がある、と考えていた。

ぽつぽつと雨が降り出したこの頃、突然イーグルスは本来の調子を取り戻す。起爆剤になったのは、やはりこの人、ルルー。後半18分にルルー→ベネット→ルルーとパスをつないで、3試合連続のトライ!森谷が下がったこともあり、三友が安定のキックでゴールを成功させ、まずは17対25。

後半28分には、今期の特徴であるラインアウトからのモールを押し込んでのトライ!決めたのは植松で、千葉ロッテマリーンズの植松優友が1軍初登板をするも戦力外通告を受け引退、体操の植松鉱治も引退した2015年において、植松姓の意地を見せつけた(適当です)。もちろん、三友のゴールで24対25。

そして31分、応援団の目の前でパスを受けてのトライは、杉永の初トライ!これで逆転。勝ち点1。新人のトライを無駄にしない三友のゴールで31対25。そのままノーサイドとなり、終わってみれば勝ち点5。通算勝ち点11で、その直後に、神戸で神戸製鋼コベルコスティーラーズがレッドハリケーンズに敗れたため、イーグルスはグループBの3位に浮上した。

1位はヤマハ発動機ジュビロが勝ち点14、2位トヨタ自動車ヴェルブリッツと3位イーグルスが勝ち点11、4位コベルコスティーラーズが勝ち点10、4位レッドハリケーンズが勝ち点8。次節のヴェルブリッツ対レッドハリケーンズが、楽しみになってきた。

イーグルスは、12月 5日(土)に高知県立春野総合運動公園陸上競技場NECグリーンロケッツ戦。今期は3連敗、プレシーズンリーグも1勝4敗で、先期は10位、その前がさかのぼって8位、8位、4位と、イーグルスのトップリーグ昇格以降は順位を落としているチームだが、先期のワイルドカードトーナメントでも敗れており、強敵であるのは間違いない。だが、この日の後半18分以降のような試合ができれば、連勝を続けることができるだろう。

 

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五郎丸(兄)と五郎丸(弟)。

2015.11.24

維新電信

2015年11月21日(土)

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ラグビートップリーグ第2節。キヤノンイーグルスNTTドコモレッドハリケーンズと対戦する。

レッドハリケーンズとは、過去2勝1敗。

1 2011年 1月15日 7-38 トップチャレンジ1第1節 秩父宮ラグビー場
2 2012年 9月 1日 38-14 第1節 長居第2陸上競技場
3 2014年 9月20日 24-10 ファーストステージ第5節 秩父宮ラグビー場

トップチャレンジ1で敗れ、トップリーグへの昇格は1年先んじられたものの、トップリーグでは2連勝を記録している。中でも、2012年の試合は、イーグルスがトップリーグに昇格して最初の試合であり、ここでの勝利は印象に強く残っている。

会場は、山口市の維新百年記念公園陸上競技場。イーグルスにとっては2度目で、2013年 9月28日に近鉄ライナーズと対戦し、18対17で勝利を収めている。その時が、山口県でのトップリーグ開催は初めてだったとのことだが、昨年も開催されたとのことで、これで3年連続になるようだ。

イーグルス対レッドハリケーンズは第2試合で、第1試合はグループAのリコーブラックラムズ対ホンダヒートが行われる。ホンダヒートには、イーグルスがトップリーグに昇格する前に活躍したトマシソンゲタ、レメキロマノラヴァ(イーグルス在籍時代はロマノ=レメキ)の2選手がおり、この試合も見ておきたい。レメキロマノラヴァは、日本に帰化して7人制ラグビー日本代表の中心選手となり、先日のリオデジャネイロオリンピック予選でも活躍した選手である。

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東京から山口宇部空港への飛行機は、7時20分発のスターフライヤー11便が最も早く、山口宇部には9時05分に着く。そこから宇部線草江駅まで歩いて、新山口駅で山口線に乗り換えて、矢原駅から会場まで歩くのが一番安いはずなので、その行程を考えていたのだが、これでは開場時間に間に合わないことが判明した。ところが、調べてみると山口宇部空港から山口駅までのバスが、会場のそばを通り、停留所もあることが判明。新千歳空港から札幌駅へのバスが近くに停まる、札幌ドーム並みの便利さである。ということで、9時25分の中国ジェイアールバスに乗り、自動車専用道路を通って10時09分に競技場前停留所に到着した。イーグルスの受付開始が10時10分なので、ぴったりである。実際にすぐにテントに行ったら、しばらく待つようにと言われたけど。

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入場。前回は、雨が降っているので屋根があるメインスタンドに座ったが、どうしようかと思ったが、バックスタンドは段数、すなわち席数が少ないので、メインスタンドの自由席で、一番中央に近いところの前方に席を取る。陸上競技場で、トラックや走り幅跳びの施設があるので距離はあるが、それでもイーグルスのベンチがよく見えそうな場所だ。

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競技場前では、さまざまな食べ物が売られている。その右側では、大学のラグビー部による子供向けのゲーム。

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競技場内でも売られていた「長州ころころ丼」(600円)。ご飯の上に、炭火焼の鶏肉を載せただけのものだが、うまい。

 

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山口県ラグビーフットボール協会のフェイスブックに「いいね!」をした画面を見せた先着300円にもらえた、夏みかん味の「長州地サイダー」。現時点でも、「いいね!」をしているのは600名以下なので、ほぼ全員がもらえたのでしょう。

 

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そうこうするうちに、第1試合。トマシソンゲタは、イーグルス時代はNo.8だったが、今日は右ロック(5)。レメキロマノラヴァは右ウイング(14)でそれぞれ先発。後半25分にトマシソンゲタが、笑顔で右手を振り上げながらトライ。ボールを持ったら、まっすぐ突進して相手を跳ね飛ばす迫力は健在だった。イーグルス時代の童顔から、すっかりたくましくなったレメキも、トライこそなかったものの活躍。ホンダヒートが1度もリードを許さずに24対18で勝利。4期ぶりのトップリーグ復帰で、2012年 1月28日以来、トップリーグ4勝目を挙げた。

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いよいよ第2試合。イーグルスは1.東恩納、2.庭井、3.城、4.菊谷、5.宇佐美、6.アイブス、7.嶋田、8.トムソン、9.天野、10.橋野、11.小野澤、12.三友、13.ベネット、14.森谷、15ルルー。控えが16.金子、17.菅原、18.山路、19.日高、20.杉永、21.福居、22.林、23和田。

ルルーが控えから先発に回り、控えに新人林が入って、ボンドが外れている。同じく新人杉永は、メンバー発表後にロウと交替。すっかり先発に定着した東恩納に続き、杉永・林もこのチャンスを生かしてほしい。

対するレッドハリケーンズも、ルルーと同じ南アフリカ代表のエベン=エツベツが4、ハンドレ=ポラードが22に入っている。

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前半、3分にレッドハリケーンズがPGを決め、7分の三友のPGは失敗で0対3。その後はしばらく膠着状態になるが、イーグルスの防御は安定している。たまに相手に抜かれかけそうになるが、後ろからでも相手の足に手を掛けて動きを止め、そこに2人目が襲い掛かって倒すことにより、トライを許さない。最初のように、自陣での反則を抑えれば、簡単に得点されることはなさそうだ。スクラムやモールでも、優っている。

そして何と言ってもルルー。前節では、パスがうまくつながらなかったり、蹴りこまれたボールをイーグルス同士で争うような場面も見られたが、既にチームと一体となって能力をいかんなく発揮。走りやキックの攻撃はもちろん、防御でも自陣の後ろの方から一気に進んできて相手タックルし、さっと戻っていく、まさに「はやてのように現れて、はやてのように去っていく」動きを見せてくれた。

そのルルーが18分にゴール隅ぎりぎりに飛び込むが、わずかに押し出されたようでTMO(ビデオ判定)の結果トライ不成立。しかし、24分にラインアウトから菊谷がトライ!トライ後すぐに立ち上がり、後方にボールを投げ捨てるのが何ともかっこいい。三友のゴールも問題なく、7対3と逆転した。

その後、三友が2本のPG。2本目は、中央からの50mの鮮やかなキックだった。これで13対3と突き放す。そして、前半終了間際。レッドハリケーンズにゴール前まで攻め込まれるが、ボールを奪ってトムソンが一気に前進。タックルされるが、そのボールをルルーが受けて、80m近くを走りぬいてトライ!なんともはや…。20対3で前半を終えることになった。

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そうそう、試合前に投げ込まれるサインボール。すぐ前の少年がルルーのボールを捕ったので、写真を撮らせてもらいました。撮った直後は「15番でRが入ってるから五郎丸のじゃないか?」なんて言ってましたが、どんなにすごい選手のボールを捕ったのか、わかってくれたことでしょう。

後半すぐにレッドハリケーンズに攻め込まれ、トライかと思いきやTMOでなんとか不成立となるが、その後はまた攻勢。9分、ボールを持った橋野が、相手の間をうまくすり抜けてトライ!久しぶりに、橋野らしいトライを見ることができた。27対3。

しかし、このあたりから動きが鈍くなったわけではないのだが、攻め込まれる場面が目立つようになる。それでの防御は固いが、21分にスクラムを押し込まれて初トライを奪われ、27対10。

少なくとも、もう1トライして4トライの勝ち点1が欲しいが、なかなかトライにつながらない。しかし、終盤36分にスクラムのボールを、うまくトムソンが福居につなぎ、福居が巧みに走ってトライ!34対10。

その前に、出血した三友の交替でしばらく出ていた林が、改めて小野澤と交替してイーグルス初出場。そして、このトライ後に杉永も菊谷と交替して初出場となった。

最後、福居がシンビンで退場し、相手にトライされて34対17になってしまったが、とにかく勝ち点5。2試合で勝ち点6となり、トヨタ自動車ヴェルブリッツと並ぶが得失点差で3位。2連勝のヤマハ発動機ジュビロが1位、神戸製鋼コベルコスティーラーズが2位と、早くも先期の上位グループにいたチームが、上位を占める状態になっている。

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イーグルスの第3節は、大分市営陸上競技場でのコカ・コーラレッドスパークス戦。上位4チームは、第3節から第5節まで下位4チームとの対戦になるので、ここを落とすわけにはいかない。イーグルスも、4勝1敗、それも勝ち点5での勝利を重ねた状態で、最終2節の上位との対戦を迎えたいところである。

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マンオブザマッチは、ルルー。副賞として車海老が贈られ、外国出身選手たちがうらやましそうに(?)集まっていた。

 

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2015.11.16

惜しい敗戦、いろいろ期待

2015年11月15日(日)

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ワールドカップの関係 で、変則日程となっているラグビートップリーグが開幕した。

全16チームを2組に分けるのは、ここ2期と同じだが、後半はトーナメント方式で順位を決める「順位決定トーナメント」となる。そして、もし前半で5位以下となり、「順位決定トーナメント」の初戦で敗れると、下部リーグとの入れ替え戦に回るという、なかなか緊張を強いられる展開となる。

ここ2期、上位グループに入って7位となっているキヤノンイーグルスとしては、そこまでの心配はない(と思いたい)。前半のリーグ戦で、イーグルスが所属するのは「グループB」。ここには

ヤマハ発動機ジュビロ(2位)
神戸製鋼コベルコスティーラーズ(3位)
トヨタ自動車ヴェルブリッツ(6位)
キヤノンイーグルス(7位)
NECグリーンロケッツ(10位)
NTTドコモレッドハリケーンズ(11位)
コカ・コーラレッドスパークス(14位)
豊田自動織機シャトルズ(15位)

(括弧内は先期の順位)が所属する。試合は11月13~15日から12月26日まで、7週連続で行われる。

さて、イーグルスの初戦は、神戸製鋼コベルコスティーラーズ。プレシーズンリーグでは、3連勝でカップトーナメントに進出し、トヨタ自動車ヴェルブリッツサントリーサンゴリアスを下して優勝している。ワールドカップに出場した日本代表選手抜きのプレシーズンリーグではあるが、スティーラーズからも4人の選手が日本代表に選ばれての結果なので、現時点で最も好調なチームといってもよいだろう。

イーグルスとの過去の対戦は、

2012年 9月15日 ●22-32
2013年12月22日 ●19-48
2014年10月19日 ●14-17
2015年 1月11日 ●8-47

で4連敗。初戦としては厳しい相手だが、ここで勝てば一気に勢いに乗れるだろう。

ということで、品川駅6時00分発の「のぞみ」99号に乗車。三宮駅で、神戸市営地下鉄の西神・山手線に乗り換え、総合運動公園駅で下車。駅を出るとすぐ右にある、ほっともっとフィールド神戸には、2度野球を見に来たことがある。当時は「Yahoo!BBスタジアム」だったか、「グリーンスタジアム神戸」だったか。おっと、「スカイマークスタジアム」の時代もありました。


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球場ほどではないが、本日の試合会場である「ユニバー記念競技場」もさほど遠くはない。地下鉄(この付近では地上を通っている)の越えて、すぐ先になる。

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その名の通り、1985年に神戸でユニバーシアードが行われた際の開閉会式場である。

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それを記念する像もあり、その周りには優勝者の名前が記録されている。既にファンクラブ用等のテントが設営されていたため、すべては見られなかった。女子体操のユルチェンコ、サボー等は懐かしいところ。

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中に入ると、聖火台があった。近くで見たかったが、このあたりの席は開放されていなかった。

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11時30分に、ファンクラブ向けの受付が始まった。どうやら、スティーラーズのファンクラブ、一般向けの当日券販売と、時刻を合わせ、不公平が出ないようにしていたようだ。今期6回目になるので、その賞品。「オリジナルトートバック」がないとのことで、無条件に「オリジナルキャップ」となった。ちょうど日が差してきたので、活用させてもらう。

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飲食業者ではなく、関西ラグビー協会のと思しき売店で弁当を購入。お茶付き800円だが、ラグビー向けの弁当(?)だけあって、ずっしりと重みがある。おでんが入っている弁当は珍しいと思ったが、帰りに新大阪駅で買った「なにわ満載」という駅弁にも入っていた。関西では普通なのか?と、高校まで関西に住んでいた身ながら思う。

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試合開始前に、兵庫県立御影高等学校チアリーディング部による演技。バックスタンドからは遠くてよく見えなかったのだが、写真を見るとなかなか見事なものでした。

 

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さて、選手紹介。この横長の電光掲示板だが、あまり写真写りがよろしくない。試合の動画も、TMOを除いては映されなかった。

それはともかく、イーグルスは1.東恩納、2.庭井、3.城、4.菊谷、5.宇佐美、6.アイブス、7.嶋田、8.トムソン、9.天野、10.橋野、11.小野澤、12.三友、13.ベネット、14.森谷、15.ボンド。控えが16.金子、17.菅原、18.山路、19.日高、20.ロウ、21.福居、22.和田、23.ルルー。好みや何やはあるにせよ、ベストのメンバーといってもいいだろう。「○○は出ないのか」の思いもあるが、それは選手層の厚さの証拠でもある。

何と言っても、注目は1番に入った新人東恩納寛太。そして、南アフリカ代表としてワールドカップで戦ってから加入した、23番ウィリー=ルルーである。8日に来日したということなので、1週間での出場である。

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神戸空港開港10周年だそうで、空港から両チームに花束が贈られた。

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歴史も実績もあるスティーラーズの地元なので、老若男女のファンが詰めかけている。前にも感じたが、さすがに詳しい人が多く、周りの人の話を聞いていても楽しい。

そんな中、試合開始。まずは前半6分、相手のモールからトライを許してしまい0対7。その後も防御の時間が続き、ゴール近くの相手ボールラインアウトは、ノットストレートでアドバンテージがあるかと思ったが、相手がモールを組んで前に出たところ、菊谷が故意に崩したと判断されて認定トライ。菊谷はイエローカードで10分間退場。0対14となる。

しかし33分、トムソンがボールを持って前に出てボンドにつなぎ、トライ。プレシーズンリーグでトライを量産したボンドの好調は続いているようだ。簡単にはルルーにポジションを譲れないとの思いもあるのだろう。三友のコンバージョンキックは失敗で5対12。ライン際だと、助走時に段差があるので利き足によっては難しそうだ。しかし、38分のペナルティゴールはしっかり決めて、8対14で前半を終える。

攻められる場面が多く、確かに2トライは許したものの、防御はなかなか固い。モールでは押し込まれる場面もあったが、スクラムは優勢だし、自ボールのモールでは押し込んでいた。

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後半、2分に三友のPGで11対14の3点差。しかし、自陣での反則が多く、4本のPGを蹴られ、3本成功で11対23と差を広げられてしまう。しかし、トライを狙ってもよさそうな場面でPGを選択するというのは、イーグルスの防御を意識していたのだろう。

そして、その間にルルーが登場!意識して見ているせいもあるだろうが、走るにせよ、ボールを捕るにせよ、動きが違う。相手があわやトライという場面に一気に迫ってぎりぎりで押し出したり、トライしようという相手の体の下に自分の体を入れて防いだり(これはTMOでトライ不成立を判定)、見事だった。そして、27分には自らトライ!前半のボンドのトライと同じような場所だったが、さすがの三友は2度の失敗をせず、18対23の5点差。そして、残り5分、3分、1分…攻めるイーグルス。逆転勝ちもあるぞ、と手に汗握ったが、最後は惜しくも相手のタックルでノックオンをしてしまい、ノーサイドとなった。

反則やミスは目立ったが、攻撃にも防御にも見ごたえのあった試合。近くのスティーラーズファンも「勝ったけど、勝った気がしない」と言っていました。

試合後は、スティーラーズ正面健司選手が100試合出場達成で、御両親・奥様・お子さんから花束贈呈。両チームのワールドカップ出場選手からのあいさつがありました。

敗れたものの勝ち点1。そして、相手には勝ち点5を与えず。このグループは、第1節4試合すべてが同じで、イーグルスは得失点差でまずは6位。しかし、この勢いを維持し、連勝で最終節のヤマハ発動機ジュビロ戦に臨んでもらいたいものだ。

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2015.10.04

対リコーは2年連続1勝2敗

2015年 9月18日(金)

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トップリーグのプレシーズンリーグ第3節。他の試合は、9月19日(土)に設定されているのに対して、キヤノンイーグルス対リコーブラックラムズだけは、その前日の金曜日に開催される。おかげで、土曜・日曜・休日で5連休となる9月19日~23日が、すべて利用できるのはありがたい。

このプレシーズンリーグは、基本的には前年のトップリーグ順位に従ってプールAからDに割り振られているのだが、一部が盛り上げのために入れ替えられている。そのうちの一つと思われるのが、イーグルスとブラックラムズ。「事務機ダービー」とか「複写機ダービー」とか「コピー機ダービー」とか、いろいろ言われているが、先期も1万人を超える観衆を集めた対戦である。

地下鉄銀座線の外苑前駅から、秩父宮ラグビー場方面に向かう通路には、上の写真のように「赤か黒か」「黒か赤か」というポスターがずらっと貼られている。

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ここ数日、天候がよくなかったが、朝の天気予報ではそれも午前中で、午後には雨が降らないのは確実。ということで、雨具の類は持ってこなかったのだが、昼の予報では一転雨に。しかたがないので、途中のコンビニでレインコートを買おうと思ったのだが、意外と売られていない。2軒回っただけだが断念した。

とりあえず、イーグルスのテントで入場券を受け取って、一般入場の列に並んだ時点では、雨は降っていない。観客席で傘を差すことはできないが、最後列では迷惑にならないだろう。ということで、バックスタンド最上段を目指すことにした。無事に、中央最上段を確保する。

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まずは売店へ。先期のカレーに続き、「ポムポムズ対決」が設定されている。ポムポムズとはジャガイモを上げたもので、ラグビーボールの形になっている。イーグルスの赤の唐辛子味、ブラックラムズの黒の胡椒味があり、その販売量を競おうというもの。もちろん赤を購入し、席に座ってさっそく食べる。味は悪くない。たぶん黒もおいしいと思うので、結果にかかわらず、両方常設にしてほしい。

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食べている間に行われていたのが、女子の7人制ラグビー。日本代表候補「サクラセブンズ」と、選抜メンバーによる「バーバリアンズ」の対戦。さすが、サクラセブンズが29対0で勝利した。

この頃、雨が降り始めた。小雨といえば小雨だが、傘を差す。ただ、このまま傘を差して観戦し続けるのは、覚悟していたことではあるが、やはり大変そう。ちょうど、メインスタンドの屋根の下にいる知人から、「1人なら座れる」との連絡があり、メインスタンドに移動することにした。通常のリーグ戦では、自由席で座れる屋根の下はほとんどないが、プレシーズンリーグは全席自由なのがありがたい。

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座った場所の近くに、こんな席があった。試合中に時々目をやると、時計を片手に何か細かく記録をしている。文字通り、レフリーの判断を評価しているのだろう。どうでもいいけど、片仮名なのに、下の英語とは全然違うんですね。

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試合前、キヤノン・リコー両社の社員による綱引き対決が行われた。ずっとキヤノンが優位に見えたが、終盤にリコーが力を出して勝利。なんとなく、リコーの方はちゃんと練習して作戦を考えてきた感じでした。

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肝心のラグビー。出場選手は1東恩納、2金子、3城、4宇佐美、5菊谷、6植松、7嶋田、8アダム=トムソン、9天野、10ダラン=マーフィー、11原田、12三友、13ティム=ベネット、14小野澤、15橋野。宇佐美・トムソン・ベネットは、今季初出場。

控えは16清水、17菅原、18上田、19湯澤、20杉永、21林、22マイケル=ボンド、23和田。新人は先発に2試合連続となる東恩納、控えに清水・杉永・林の3人が続けて入っている。

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試合は、両チームとも序盤から積極的に攻める展開。雨のためなのか先期ほどではないが、それでも多く入った観客の声も影響しているのかもしれない。もっとも、結局試合中には雨は降らなかった。

まず2分にブラックラムズのロトアヘアポヒヴァ大和がトライで7点先制するが、すかさず4分にベネットのトライで同点。その後、ブラックラムズがペナルティゴールで再び3点リードするが、三友良平が3連続でPGを成功させ、16対10で前半を終了する。3戦目で、今季初勝利となりそうな雰囲気だ。

ハーフタイムで「ポムポムズ対決」の結果が発表され、僅差だったが「赤勝利」。これで綱引きと合わせて1勝1敗。先期は、「カレー対決」「応援声量対決」でともに「黒」が勝ち、ラグビーで「赤」が勝った。今期も、2つ負けてもラグビーで勝てばいい、と思っていたのだが…。

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後半2分に、またもや三友のPGで19対10と点差を広げるが、18分・21分とブラックラムズにトライを奪われ、19対22と逆転されてしまう。この試合に勝たないと、リーグ戦3位に終わってしまうイーグルスは、終盤PGではなくトライを狙う姿勢を示すが、果たせず。結局そのままノーサイドとなり、7点差以内の勝ち点1は得たものの、リーグ戦3位以下が決まってしまった。

結局、リーグ戦3試合は1分2敗で、勝ち点は4。翌日の試合で、豊田自動織機シャトルズも同じ勝ち点4としたが、得失点差でイーグルスが上回り、リーグ3位でボウルトーナメントに進むことになった。

ボウルトーナメントに出場するのは、イーグルスの他、NECグリーンロケッツ・ヤマハ発動機ジュビロ・NTTコミュニケーションズシャイニングアークス。リーグ戦3位同士とはいえ、なかなかの強豪ぞろいだ。それでも、ぜひ2連勝してボウルトーナメントで優勝し、リーグ戦につなげてほしい。気になるのは、トライの少なさ。この3試合で4トライしかしていない。見る側としては、ぜひ4トライの勝ち点が付く勝利を期待したいところです。

2015.09.16

あの思い出の場所へ

2015年 9月12日(土)

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福岡空港の近くにあるレベルファイブスタジアム(略称「レベスタ」)は、キヤノンイーグルスにとって、思い出深い競技場である。

2012年 2月 4日、ここで行われたクボタスピアーズ戦に37対24で勝ち、トップリーグ昇格を決めた場所だからだ。その試合の終盤、独走トライを決めて、仰向けになって両手を高く突き上げた橋野皓介の写真は、強く印象に残るものだった。

その橋野。昨年9月14日の水戸での近鉄ライナーズ戦を最後に、試合に出ていない。しかし、この日に行われるプレシーズンリーグ第2節、東芝ブレイブルーパス戦にフルバックとしてメンバー復帰を果たした。ほぼ1年ぶりのことになる。

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出場選手は、1東恩納、2金子、3城、4日高、5湯澤、6植松、7嶋田、8カール=ロウ、9天野、10森田、11原田、12林、13マイケル=ボンド、14菅谷、そして15橋野。新人東恩納が、2試合連続となる同じ新人林と並んで先発出場となった。他の2試合先発は、湯澤・植松・嶋田・カール=ロウ・原田5人だけで、がらっと顔ぶれが変わっている。

控えは16清水、17宍戸、18山路、19落合、20杉永、21高城、22ダラン=マーフィー、23藤本。清水・杉永の新人2人も、連続してのメンバー入り。

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この日の試合開始予定は、16時40分。天気予報では、夕方から雨が降ることになっている。幸い、この競技場はメインスタンド・バックスタンド共に客席には屋根があるので、前節同様メインスタンドの前の方に座る。

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おもしろいのが、試合開始前の選手紹介の映像。どの位置の選手なのかがわかるようになっている。

この日のイーグルスのメンバーは、東恩納が沖縄、城・落合が大分、日高・原田が福岡、山路・杉永が長崎と、九州出身者が7名を占め、放送ではそのことにも、ちゃんと触れられていた。あれっ、永友監督も宮崎出身だけどな。

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電光掲示板の上に、チームの旗が出ていないと思ったら、入場時に使用された。ちなみにこの写真、反転させているわけではありません。

さて、試合開始。

キャプテンに就任した橋野が、大きな声を出している。そしてやはり、動きがいい。相手が高く蹴り上げたボールを取る競り合いでも、きっちり自分が捕らえている。若干押され気味ではあったが、相手には点を許さない展開が続いていた。しかし、15分にマイケル=ボンドが、危険なタックルで反則を取られ、10分間退場。相手の走りこむ勢いが強すぎたがために、思わず頭から落とすようになった感じではあったが。そこでもしのぐイーグルスだったが、ボンドが戻って間もなくの28分のトライを取られ0対5となった。

しかし、そこから動きがよくなったような印象。得点にはつながらなかったが、後半に期待を持たせてハーフタイムに入った。

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ハーフタイムショーは、「福岡応援プロジェクト +R PROJECT」による演技。

前半の終盤から勢いのついたイーグルスは、後半序盤のスクラムを押し込み、スクラムトライになるか?と思わせる状況から、マイケル=ボンドがトライ!今日は三友良平がいないので、原田季郎が蹴ったコンバージョンが成功して、7対5と逆転。

その後も、原田と橋野の連携で攻め込む場面などがあったが、トライには至らない。そして、ついに雨が降り始めた。真上に屋根があるものの、高すぎて雨が降りこんでくる席に座っていたので、後方に退避。26分、イーグルスのペナルティに対して、膠着状態を破りたかったのかゴールを選択され、これが成功して7対8と再逆転。その後も攻め込む場面はあったが、そのままノーサイドとなった。

 

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7点差以内の敗戦で勝ち点1を得たものの、ブレイブルーパスは第1節と合わせて2連勝で勝ち点9となり、あと1試合では追い付けないことが確定。イーグルスのプール1位はなくなってしまった。

プールDの他の2チームは、リコーブラックラムズが1勝1敗で勝ち点5の2位。豊田自動織機シャトルズがイーグルスと同じ1敗1分の勝ち点3。得失点差で、イーグルスが3位、シャトルズが4位となった。

プール最終第3節、イーグルスはブラックラムズと対戦し、これに勝てばプール2位の可能性が出て、敗れれば4位になるかもしれない状態。11月から行われる本来のリーグ戦では、対戦がないということで敢えて組まれたと思われるイーグルスとブラックラムズの対戦は、先期同様に金曜夜の秩父宮ラグビー場である。

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2015.09.08

さあ、プレシーズンリーグだ

2015年 9月 5日(土)

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今年は4年に1度のラグビーワールドカップが開催される年なので、トップリーグの開幕は11月13日(金)となっている。その間の無聊を癒すため、「プレシーズンリーグ」なるものが設定された。

プレシーズンリーグは、「7人制ラグビー方式」。まず、16チームを4チームずつの「プール」に分け、3試合総当たりで順位を決める。その後、それぞれのプールの1位から順にカップ・プレート・ボウル・シールドを争うトーナメント戦を行い、それぞれの1位が表彰される仕組みである。

プールは、昨年の順位を基本にして、盛り上がりそうな組み合わせを意識して決められているとのこと。昨年7位のキヤノンイーグルスは、プールD。東芝ブレイブルーパス(昨年3位)・リコーブラックラムズ(昨年9位)・豊田自動織機シャトルズ(15位)と対戦することになる。もちろん、イーグルス対ブラックラムズが、盛り上がりを期待されている対戦になるのだろう。

イーグルスの初戦は、9月 5日(土)に秩父宮ラグビー場での豊田自動織機シャトルズ戦。トップリーグ同士での対戦は初めてで、2012年 1月29日のトップチャレンジ1第1戦、近鉄花園ラグビー場での対戦以来となる。

なお、自分自身のこの間のラグビー観戦は、7月11日(土)にNTT千葉総合グラウンドで行われたNTTコミュニケーションズシャイニングアークスとの練習試合と、7月31日(金)に町田市立陸上競技場で行われた、南アフリカのブルー=ブルズ戦。前者は12対33、後者は3対50で、ともにイーグルスが敗れている。

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さて、シャトルズ戦の試合開始は16時40分。一般入場開始は15時30分。イーグルスの受付開始は14時30分。今日は、今年のファンクラブ(サポーターズクラブ)入会の手続きをしなければならない。かと言って、あまり早く行ってもしょうがないから、遅めの昼食をとってから、15時ぐらいに秩父宮に着けばいいかな、と考えていたのだが、結局受け付け開始前に到着してしまう。最初のグループで入会手続きを済ませ、いったん外苑前駅近くに戻ってカレーを食べてから、入場待ちの列に並ぶことになった。

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これが新しい会員証。これまでの、クレジットカード状のプラスチックから、紙製になった。今までは無料で入場券がもらえたのが、1試合500円に変更。その代わり、観戦試合数に応じてプレゼントがもらえることになった。まず目指すのは、3試合の「オリジナルストラップ」。その後、6試合で「オリジナルトートバック」か「オリジナルキャップ」。9試合で「オリジナルTシャツ」。プレシーズンリーグ・トップリーグの全試合に相当する15試合で「オリジナルレプリカTシャツ」がもらえるとのこと。

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いつも秩父宮ではバックスタンドのほぼ最上段で観戦するのだが、プレシーズンリーグは全席自由席なので、メインスタンドの前方に席を取る。数列前は「選手席」となっており、試合が始まるとイーグルスの選手達がやって来た。試合開始まで、売店を眺めたりするが、去年に比べて商品が増えているようだ。今日はカレーを食べたばかりなので見送るが、秩父宮には何度も来る機会があるので、いつか試してみることにしよう。

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出場選手は、1菅原・2金子・3レイルア・4湯澤・5菊谷・6植松・7嶋田・8カール=ロウ・9福居・10ダラン=マーフィー・11小野澤・12三友・13林・14原田・15森谷。控えが16清水新也・17東恩納・18城・19落合・20杉永・21天野・22和田・23藤本。林・清水新也・東恩納・杉永の4人は新人である。

序盤は、両者反則のない中で、イーグルスが優勢。しかし、最初に得点を得たのはシャトルズで、11分にトライ・ゴールで0対7。その後、イーグルスはモールで押し込んだり、2年目にして初出場ダラン=マーフィーの有効なタッチキックにより相手ゴールに迫るが、得点にはつながらない。

しかし、34分に小野澤がパスを受けてゴールに走り込み、イーグルス移籍後初トライ!場内は大いに盛り上がる。ゲームキャプテン三友のキックで7対7の同点。ところが、その直後にシャトルズにトライを与えてしまい、7対14で前半を終了する。

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後半も、なかなか得点が奪えない。しかし、25分にようやくモールからカール=ロウがゴールに飛び込み、14対14の同点。この前後、22分に東恩納、25分に杉永、31分に清水と、新人選手を続々つぎ込むが、得点にはつながらず。

そしてノーサイド目前、攻め込まれたところでペナルティを犯してしまい、ホーン。間違いなく決まるだろうと、負けを覚悟したペナルティゴールは、なぜか右に外れてしまい、14対14の引き分けで試合終了となった。

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これで両者勝ち点は2。プールDのもう1試合は、東芝ブレイブルーパスが35対24でリコーブラックラムズを破り、第1節終了時点での順位は1位ブレイブルーパス(勝ち点5)、2位イーグルスとシャトルズ(勝ち点2)、4位ブラックラムズ(勝ち点1)。

イーグルスの第2節は、9月12日(土)にレベルファイブスタジアムでブレイブルーパスと対戦。ここで勝つと、1位同士のカップトーナメントに大きく前進し、敗れると4位同士のシールドトーナメントの可能性も出てくる。何しろ3試合しかないので、どの1戦も大きな意味を持ってくる試合なのである。

2015.01.12

イーグルス、リーグ戦は7位

2015年 1月11日(日)

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ラグビートップリーグ第2ステージ最終第7節。キヤノンイーグルスは、秩父宮ラグビー場神戸製鋼コベルコスティーラーズと対戦する。

秩父宮は第1節11月28日のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦以来、約1か月半ぶり。その間、駒沢→岐阜→甲府→町田→駒沢と転戦してきて、久しぶりに帰って来たなあ、という感じがする。先週同様、天気も良く、気温もさほど低くはならないようだ。

この日の秩父宮は2試合が予定されており、イーグルスが出場するのは第2試合。第1試合は、同じA組の東芝ブレイブルーパスNTTコミュニケーションズシャイニングアークスである。第1試合のキックオフ予定時刻は11時40分と早めで、一般開場は10時30分となっている。先週の駒沢も、開場してから到着したが、この日の到着は11時20分過ぎ。まあ、そんなに早く来ることもないのではあるが、自分自身の気の緩みを感じなくもない。イーグルスのファンクラブ受付で、赤いものを身に着けていればもらえるピンバッジも、いつものタオルを見せることもなく、もらわなかった。これも、毎回種類が違うわけではないのでよいのだが、いつもしていることをしなかったのは確かである。

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入場すると、バックスタンドは既にかなりの入り。いつもの中央上部はほぼ埋まっており、1ブロックずれたところの、通路から離れたところに席を取った。外苑前駅からの途中で買った豚キムチ丼(500円)を食べ終わった頃には、第1試合のキックオフとなった。

勝ち点5で勝てば、プレーオフトーナメント出場が確定するブレイブルーパス。一方のシャイニングアークスは、既に8位が確定している。前半はブレイブルーパスのスクラムの強さが目立ち、相手の反則を誘発して2連続で認定トライ。さらにトライを重ね、31対0まで差を広げる。しかし、最後10分近くになったところでシャイニングアークスが意地を見せて、1トライ。そして、最後の最後、試合終了のホーンが鳴ってからの攻めでトライを取り、これにはブレイブルーパスのファンからも拍手が起こっていた。結局、31対14で、ブレイブルーパスがプレーオフ行きを決めた。

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ハーフタイムには、「願掛けゴールキック」。登場された方の「願掛け」は、「新たな目標を掲げ、飛躍できる年を目指したい」とのことだったが、2回ポストに当てた後、3回目で成功!同じ企画は、第2試合でも行われ、「課長昇進」を願った方は、1発で成功させていた。

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そして、第1試合も第2試合も、ボールボーイは「ボールおやじ」。ハーフタイムの芝生の整備もやってました。

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第1試合と第2試合の間には、東洋英和女学院大学チアリーダーズ部「PANTHERS」による演技。買い物に行ったり、何やかやで、最初のちょっとしか見られませんでした。

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イーグルスのメンバーは、カラム=ブルースが5試合ぶり、三友良平が2試合ぶりに復帰。トライ王が狙えるアダム=トムソンは、2試合連続の欠場。フォワードは前節と変化なく、スタンドオフが福居武、和田拓が右ウイングに戻っている。控えには上田聖、芦谷勇帆、天野寿紀、マイケル=ボンド。新人芦谷は、出場すればトップリーグ初となる。

試合は、三友のきれいなペナルティゴールで先制するも、残念ながら厳しい展開。きちんと攻め込まれた場合は防ぎきれるのだが、ちょっとした隙を突かれると、トライに結び付けられてしまう。なにより、スティーラーズの208㎝の5番アンドリース=ベッカーの存在が文字通り大きく、ラインアウトは取られやすいし、何よりタックルがすごい。タックルと言うか、上から覆いかぶさるようにして押しつぶしてくるのだから。

イーグルスのトライは、ゴール前ラインアウトからモールを押し込んでのトライで、これはよかった。あと3回、ゴールぎりぎりまで迫った場面があったのだが、1回目はゴールライン前で1度ボールが地面についており、「ダブルモーション」の反則。2回目は、福井が一気に切り込んでゴールに迫ったものの、ぎりぎりのところでタックルされてボールを奪われる。3回目は、ノーサイドのホーン後、パスが回ってきたティム=ベネットが走り込むが、これもぎりぎりでコーナーの旗の外へ。このうち1回でも、特に1回めか2回めがトライになっていれば…。

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この結果、イーグルスは第2ステージを1勝6敗で勝ち点8の7位で終えた。順位も、勝ち点も先期と同じ。さらに、第2ステージで初戦勝利のあと6連敗したのも、先期と同じである。今期、上位5チームが5勝2敗で並び、結果的に先々期全勝で優勝したサントリーサンゴリアスがプレーオフトーナメントに進めないほどの厳しい混戦状態だった中に食い込んでいくのは、厳しかったということなのだろう。横綱大関が充実している場所の、関脇・小結のようなものだ。

しかし、観ていて先期より強くなっていると思えるのだから、ぜひそれを結果にも表してほしい。そのための絶好の場が、まだ残されている。ワイルドカードトーナメントであり、日本選手権だ。

ワイルドカードトーナメントの組み合わせは、リーグ戦の終わった11日に既に発表されている。イーグルスは、まず1月25日(日)12時00分からNECグリーンロケッツと近鉄花園ラグビー場で対戦。グリーンロケッツとは、今期の対戦はないが、先期第2ステージでは22対20で勝ち星を挙げている。ちなみに花園は、今期初会場。

それに勝つと、1月31日(土)12時00分から、1回戦トヨタ自動車ヴェルブリッツNTTドコモレッドハリケーンズの勝者と、再び花園で対戦。4連敗しているヴェルブリッツに雪辱の機会が得られるのか、トップリーグ昇格後2連勝のレッドハリケーンズを迎え撃つのか。

そこで勝つと、4期ぶりの日本選手権出場となり、まずは2月 8日(日)に大学選手権優勝の帝京大学か、準優勝の筑波大学と対戦。さらに2回戦、準決勝とあって、決勝は2月28日(土)。イーグルスがどこまで楽しませてくれるのか、見る側も気持ちを切り替えて、期待することにしよう。

2015.01.04

年の初めのワイルドナイツ

2015年 1月 4日(日)

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年が明けて、ラグビートップリーグ第2ステージも残り2試合の第6節。A組は3日と4日に2試合ずつ行われ、3日の試合の結果でキヤノンイーグルスは5~7位になることが確定した。少なくとも、昨年の順位以上にはなるわけだが、残念ながらプレーオフトーナメント進出の可能性はなくなってしまった。

第6節の対戦相手は、強敵パナソニックワイルドナイツ。前節は、イーグルスが28対47で敗れたサントリーサンゴリアスに、45対8と圧勝している。前にも書いたが、イーグルスは過去3回対戦しており、

2013年 1月 6日(日) ●14-44 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
2013年 9月 7日(土) ○23-18 秩父宮ラグビー場
2014年 1月 4日(土) ●3-53 秩父宮ラグビー場

の成績。今回で、トップリーグ昇格以来、3年連続での年明け最初の対戦となる。

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場所は、第2節ヤマハ発動機ジュビロ戦以来の駒沢陸上競技場。前回は、場内での飲食物の販売はなかったので、駒沢大学駅前のファミリーマートで買い物をしてきたが、今回は自動車が2台来ていた。

午前中は寒かったので、かなり防寒装備をしてきたのだが、駒沢に来てみると暖かい。日の当たるバックスタンドでは、半袖になっている人も2人ほどいた。

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12時00分キックオフの第1試合は、B組の首位対決リコーブラックラムズNECグリーンロケッツ。ワイルドカードトーナメントで、対戦する可能性があるチームだ。試合はタックルの切れが良かったブラックラムズが、16対3で勝利。今年はひつじ年ですしね。イーグルスのアダム=トムソンを1差で抑えて、トライ数で首位に立つグリーンロケッツのネマニ=ナドロだが、あまり目立った場面はなかった。

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この試合で、谷口かずひとレフリーが、トップリーグ100試合出場を達成。

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そして、第2試合は14時05分キックオフ。前々日のメンバー発表を見て驚いたのだが、アダム=トムソンと三友良平の名前がない。三友が出場しない公式戦は、実に2012年12月22日のNECグリーンロケッツ戦以来2度目である。

前節と比べると、フランカーが共に替わって初出場となるレイルア=マーフィーとカール=ロウ。ハーフも2人とも替わり、天野寿紀がスクラムハーフ、そしてスタンドオフはキャプテン和田拓となった。試合終盤では何度か見られたが、先発としては初めてのはずだ。

ウイングにはマイケル=ボンドと菅谷優。控えには山本貢・宍戸要介が戻り、出場すれば初となる藤本健友が入った。これらの新しい布陣が、どのように機能するだろうか。

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前半は一進一退。イーグルスもよく攻め、よく防ぐ。ペナルティゴールで先制された前半11分にラックを押しこんでトライ!誰が蹴るのかと思ったコンバージョンは、第4節でも1ゴールを決めている原田季郎が成功させて7対3。しかし、取られたら取り返すのが強豪ワイルドナイツ。イーグルスの防御を一気に抜いて、すぐにトライを返し、7対8と逆転。しかし、原田が2本のPGで13対8と再逆転。知人によると、学生時代もほとんど蹴ることはなかったようだが、ここぞという時のために練習を積んでいたのだろう。その後のトライで、13対13の同点で前半は終了した。

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前回の駒沢での試合も、前半13対8から、後半は無得点に封じられて13対36で敗れた。後半序盤で、相手に得点を与えなければよいが、と心配していたら、3分でトライを決められてしまう。その後も攻撃でも防御でも見せ場を作るのだが、もう少しと言うところで得点にはならず、失点にはなってしまう。ワイルドナイツに感じるのは、力強さと言うより速さとうまさ。べリック=バーンズや山田章仁、北川智規、堀江翔太等、見ていて思わず声が出てしまいそうな、見事なプレーを見せてくれる。そのうちにじわじわと点が離れていき、結果的には13対38で、勝ち点を得られず敗戦となった。

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これで、1試合を残してイーグルスに可能性のある順位は6位と7位。もちろん次節の神戸製鋼コベルコスティーラーズも難敵であるが、是非とも勝って、ワイルドカードトーナメント、さらには日本選手権に向けて勢いを付けてほしいものだ。

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やっぱり伝統のあるチームは違います。

2014.12.28

町田はイーグルスの街だった

2014年12月28日(日)

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ラグビートップリーグ第2ステージも第5節。残すところ3試合となった。ここまで勝ち点8(1勝2敗)でA組7位のキヤノンイーグルスは、町田市立野津田公園陸上競技場東芝ブレイブルーパスと対戦する。

前節と違って、最寄りの小田急小田原線鶴川駅からはバスが頻繁に出ると告知されている。拙宅から鶴川駅へは、東急大井町線からJR南武線、小田急と乗り継ぐのが普通だが、今回は家を早めに出て、東急田園都市線で長津田駅まで行き、JR横浜線から町田で小田急に乗り換えることにした。その理由が、上の写真。前日、トップリーグのフェイスブックで町田駅の様子を知り、実際に見てみたくなったのだ。

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イーグルスの練習場であるキヤノンスポーツパークが町田市小野路町にあるということで、以前から町田市の広報でイーグルスの記事が掲載されたりしているとは聞いていたが、ここまで力強く推されているとは思わなかった。所有企業の社員だけではなく、チーム地元の人達をファンとして引き込むことがトップリーグとしても重要な課題であるはずなので、ぜひイーグルスもそういう方向に進んでほしいものだ。ただ、キヤノンスポーツパークがあるのは町田市のはずれであり、最寄り駅が多摩センター(東京都多摩市)となっているので、どこまで市民に「町田のチーム」として親しまれるのだろうか、という気もないではないが…。

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鶴川駅を降りると、バス乗り場の案内図にちらしは貼られているが、野津田公園行きのバスが出るのが、何番乗り場かの案内はない。サッカーのFC町田ゼルビア(J3所属)の試合時用の看板はあるので、それと同じなのだろうが、と思っていると。

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なんと、幟を持ったおじさんたちが登場。高齢者のボランティアだろうか。イーグルスの試合もそれなりの数を見ているが、こんなことは初めてのはずだ。

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バスは11時00分から12時35分まで5分間隔の20本。前節の2本とは大違いだ。

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バスは神奈川中央交通の運行。鶴川駅から、野津田公園まで直行で運賃230円(ICカード使用時は227円)で、小人は冬休み期間中は50円らしい。始発は11時00分だが、15分ほど前にはすでに乗車待ちの列ができており、10分ほど前にはバスがやってきた。定刻に発車し、片側1車線の鶴川街道はやや混んでいたが、予定された15分で野津田公園の駐車場に到着。まだ公園の入り口で歩くのかと思ったが、目的地の陸上競技場はすぐそばだった。

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陸上競技場のそばでは、「ラグビー歳の市」ということで、いろいろな飲食物のテントが並んでおり、イーグルスとブレイブルーパスのテントもその中にあって目立たない。ほどなく受け付けが始まったので、入場券を入手。

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選手とのじゃんけん大会もあるが、対象は子供だけ。山本貢なんて、こわくないのかな。

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飲食物テントでは、町田・デザイン専門学校の建築学科学生有志によるやきそばととん汁を購入。建築学との関係は不明だが、おいしゅうございました。

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さて入場。写真の通り、バックスタンドは席が10段しかないので、すぐにいっぱいになってしまう。いつもは中央の上の方に座るのだが、10段だと上も下も差がないので、空いていた真ん中あたりを選択。おかげで、試合を近くで見ることができた。

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こんな感じで、うろうろしているうちに試合開始。前にも書いたとおり、いつも僅差で敗れているブレイブルーパス戦。全勝なしという混戦の上位陣に更なる波乱を巻き起こすとともに、自らの順位を上げることができるかどうか。

メンバーには、和田拓キャプテンが14番に復活!前節15番のマイケル=ボンドが10番となり、森谷直貴が15番に戻った。控えには今期未出場の上田聖・菅谷優と、髙城良太が入った。

序盤、双方のペナルティゴールで3対3とするが、前節同様ボールを持たれる時間が長い、苦しい展開。それでも簡単にはトライを許さないのも、前節と同じ。前節のような、個人力による突破も防ぐが、ついに20分にトライを与えてしまう。3対10。しかし24分、粘り強い攻撃からアダム=トムソンが抜け出して6試合ぶりのトライ!ぎりぎりの位置からのゴールを三友良平が決めて、10対10に戻した。しかし、その直後にまたトライされてしまい、結局10対17で前半を終えた。

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ハーフタイムには、川崎市の「チアリーディングチーム レグラス」が、イーグルスのTシャツを着て登場。短い時間だったが、華やかな演技で楽しませてくれた。

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後半は20分まで両チーム無得点で10対17のまま。しかし、ブレイブルーパスのスクラムの強さもあり、20分・30分にトライを許してしまう。逆にイーグルスは、なかなか攻め込む場面が作れず、結果的に無得点。10対31の敗戦となった。

それにしても今日の試合では、右隣と後ろにラグビーに詳しいのであろう高齢の男性がいて、イーグルスのファンではあるのだろうが否定的な言葉が多く、観ていて楽しめなかったのが残念だった。

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さて次節は、年明け恒例のパナソニックワイルドナイツとの戦い。先期第1ステージでの勝利の再現を、ぜひ見せてほしいものだ。

 

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青・緑・赤・黄

2014年12月21日(日)

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東京06時53分発の快速高尾行きから、高尾駅で甲府行きに乗り継ぎ、甲府09時51分着。10時01分発の身延線市川大門行きに乗り換えて、10時19分駅に甲斐住吉駅に着いた。

山梨県小瀬スポーツ公園は、公共交通で行くには不便な場所にある。甲府駅からは山梨交通のバスが出ているが、1日わずか6本。うち3本は土休日運休では、利用するのは極めて困難と言わざるを得ない。徒歩10分の山城小学校停留所になると多少本数は増えるが、それでも土休日は11本(小瀬スポーツ公園行きの3本を含む)である。今日はラグビートップリーグの試合開催日と言うことで、シャトルバスが出るとのことだが、時刻・本数や乗り場の情報は見当たらない。

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ということで、天気が良いこともあり、いちおう最寄りの甲斐住吉駅から歩くことにした。グーグルマップによると、距離は2.8km、所要34分なので、先週の岐阜メモリアルセンター長良川競技場よりは近い。身延線には、高校生ぐらいの若い男女が多数乗っていたが、この駅で降りたのは自分を含めて2、3人だった。

途中は、想像していたより住宅街。道には自動車が頻繁に走っているので、細い道に入ると小さな車によく出会い、なかなか歩きにくい。「㓛刀」という表札が目立つが、「くぬぎ」と読むらしく、漢字も読みも珍しい。25分ほど歩くと、ようやく照明灯が見え始め、グーグルマップ通り40分弱で、小瀬スポーツ公園の陸上競技場山梨中銀スタジアムに到着する。

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まだ試合開始には2時間ほどあるが、9時30分から小学生のラグビースクールの試合が行われているので、すぐに入場することができた。バックスタンド最上段に陣取ると、地方が山に囲まれた、気持ちの良い競技場だ。

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バックスタンドから正面には南アルプス。


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バックスタンドの裏側。


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右方向には八ヶ岳。

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11時50分からは、女子中学生の日本代表強化選手「関東ユース」による7人制の試合が行われる。選手のみならず、審判・ヘッドコーチもすべて女性。選手の紹介や、試合中の放送も、次のトップリーグと同じアナウンサーにより行われており、選手にとってはうれしいのではないだろうか。なかなか見ごたえのある試合だった。

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さて、いよいよキヤノンイーグルスサントリーサンゴリアス。サントリーは、山梨県内に白州蒸留所(北杜市)・登美の丘ワイナリー(甲斐市)・天然水南アルプス白州工場(北杜市)と有し、山梨県を「第2のホーム」としているようだが、観客数は互角か、イーグルス側が多いよう見える。

サンゴリアスは、第2ステージに入って2戦目に神戸製鋼コベルコスティーラーズに敗れたものの、第3節で2連勝の東芝ブレイブルーパスを破って3位につけている。対するイーグルスは、第3節で初出場を果たしたルーキー嶋田直人が7番で初先発。ずっと出場を続けてきたキャプテン和田拓の代わりに14番に森谷直貴が回り、15番にマイケル=ボンドが入っている。控え22番には、サンゴリアスから移籍してきた小野澤宏時が、イーグルスで初めてメンバー入りした。和田がいないので、ゲームキャプテンは3番城彰となっている。

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青い空、緑の芝生、赤と黄色のジャージと、色鮮やかな試合が始まった。開始0分、いきなりサンゴリアスのスカルク=バーガーがトライ。ボールをゴール内に蹴り込み、イーグルスが先に追いついたかと見えたが、巧みにバウンドを合わせてトライとした。さらに10分にもトライ。17分に三友良平がペナルティゴールを狙うが、23回ぶりの失敗で、前半20分までは0対12の劣勢だった。

しかし、前半23分にマイケル=ボンドがトライ!イーグルスにとっては、第2節ヤマハ発動機ジュビロ戦の前半以来、久しぶりのトライとなる。しかし、前半終了間際にサンゴリアスに攻め込まれ、あと少しと言うところでしのぎ切れずにトライを奪われる。結局、7対19で前半終了。

とにかく、やはりサンゴリアスは1人1人が強く、ボールを持った選手は、必ず少しでも前進をする。さらに、ボールを支配している時間も長い。それでありながら、よく我慢しているイーグルスもさすがだが、ちょっとした隙が相手のトライに結びついているようだった。

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後半も、開始早々にサンゴリアスがトライで7対26。しかし、この日のイーグルスは、ここから粘りを見せた。12分に三友が自らのトライとゴールで14対26とすると、17分に長駆のボンドをフォローした島田が、トップリーグ初トライ!21対26と、1トライ1ゴールで逆転できるところまで迫る。

しかし、さすがはサンゴリアス。ツイヘンドリックが、片足にタックルされながらもけんけんで引きずりトライ。さらに、松島幸太朗が見事な脚を見せてトライで、21対40と引き離されてしまう。だが、カール=ロウのトライで4トライの勝ち点を5試合ぶりに得る。そして、三友が下がったので、原田季郎がトップリーグ初ゴール。サンゴリアスには、もう1トライ加えられて28対47の敗戦となったが、残り3試合に期待が持てる試合だったと思う。

この試合、連続記録は途絶えたものの、1トライ3ゴールで11得点の三友は合計117得点とし、ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩に4差で2位になった。

毎週試合が続く第2ステージの第5節は、12月28日(日)13時00分から、トップリーグ初会場となる町田市陸上競技場で、3試合連続6点差以下で敗れている東芝ブレイブルーパス戦。小田急鶴川駅からバス出ますよ。

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帰りは、2本しかないシャトルバスに乗りました。

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