青・緑・赤・黄
2014年12月21日(日)

東京06時53分発の快速高尾行きから、高尾駅で甲府行きに乗り継ぎ、甲府09時51分着。10時01分発の身延線市川大門行きに乗り換えて、10時19分駅に甲斐住吉駅に着いた。
山梨県小瀬スポーツ公園は、公共交通で行くには不便な場所にある。甲府駅からは山梨交通のバスが出ているが、1日わずか6本。うち3本は土休日運休では、利用するのは極めて困難と言わざるを得ない。徒歩10分の山城小学校停留所になると多少本数は増えるが、それでも土休日は11本(小瀬スポーツ公園行きの3本を含む)である。今日はラグビートップリーグの試合開催日と言うことで、シャトルバスが出るとのことだが、時刻・本数や乗り場の情報は見当たらない。

ということで、天気が良いこともあり、いちおう最寄りの甲斐住吉駅から歩くことにした。グーグルマップによると、距離は2.8km、所要34分なので、先週の岐阜メモリアルセンター長良川競技場よりは近い。身延線には、高校生ぐらいの若い男女が多数乗っていたが、この駅で降りたのは自分を含めて2、3人だった。
途中は、想像していたより住宅街。道には自動車が頻繁に走っているので、細い道に入ると小さな車によく出会い、なかなか歩きにくい。「㓛刀」という表札が目立つが、「くぬぎ」と読むらしく、漢字も読みも珍しい。25分ほど歩くと、ようやく照明灯が見え始め、グーグルマップ通り40分弱で、小瀬スポーツ公園の陸上競技場山梨中銀スタジアムに到着する。

まだ試合開始には2時間ほどあるが、9時30分から小学生のラグビースクールの試合が行われているので、すぐに入場することができた。バックスタンド最上段に陣取ると、地方が山に囲まれた、気持ちの良い競技場だ。
バックスタンドから正面には南アルプス。
バックスタンドの裏側。
右方向には八ヶ岳。

11時50分からは、女子中学生の日本代表強化選手「関東ユース」による7人制の試合が行われる。選手のみならず、審判・ヘッドコーチもすべて女性。選手の紹介や、試合中の放送も、次のトップリーグと同じアナウンサーにより行われており、選手にとってはうれしいのではないだろうか。なかなか見ごたえのある試合だった。

さて、いよいよキヤノンイーグルス対サントリーサンゴリアス。サントリーは、山梨県内に白州蒸留所(北杜市)・登美の丘ワイナリー(甲斐市)・天然水南アルプス白州工場(北杜市)と有し、山梨県を「第2のホーム」としているようだが、観客数は互角か、イーグルス側が多いよう見える。
サンゴリアスは、第2ステージに入って2戦目に神戸製鋼コベルコスティーラーズに敗れたものの、第3節で2連勝の東芝ブレイブルーパスを破って3位につけている。対するイーグルスは、第3節で初出場を果たしたルーキー嶋田直人が7番で初先発。ずっと出場を続けてきたキャプテン和田拓の代わりに14番に森谷直貴が回り、15番にマイケル=ボンドが入っている。控え22番には、サンゴリアスから移籍してきた小野澤宏時が、イーグルスで初めてメンバー入りした。和田がいないので、ゲームキャプテンは3番城彰となっている。

青い空、緑の芝生、赤と黄色のジャージと、色鮮やかな試合が始まった。開始0分、いきなりサンゴリアスのスカルク=バーガーがトライ。ボールをゴール内に蹴り込み、イーグルスが先に追いついたかと見えたが、巧みにバウンドを合わせてトライとした。さらに10分にもトライ。17分に三友良平がペナルティゴールを狙うが、23回ぶりの失敗で、前半20分までは0対12の劣勢だった。
しかし、前半23分にマイケル=ボンドがトライ!イーグルスにとっては、第2節ヤマハ発動機ジュビロ戦の前半以来、久しぶりのトライとなる。しかし、前半終了間際にサンゴリアスに攻め込まれ、あと少しと言うところでしのぎ切れずにトライを奪われる。結局、7対19で前半終了。
とにかく、やはりサンゴリアスは1人1人が強く、ボールを持った選手は、必ず少しでも前進をする。さらに、ボールを支配している時間も長い。それでありながら、よく我慢しているイーグルスもさすがだが、ちょっとした隙が相手のトライに結びついているようだった。

後半も、開始早々にサンゴリアスがトライで7対26。しかし、この日のイーグルスは、ここから粘りを見せた。12分に三友が自らのトライとゴールで14対26とすると、17分に長駆のボンドをフォローした島田が、トップリーグ初トライ!21対26と、1トライ1ゴールで逆転できるところまで迫る。
しかし、さすがはサンゴリアス。ツイヘンドリックが、片足にタックルされながらもけんけんで引きずりトライ。さらに、松島幸太朗が見事な脚を見せてトライで、21対40と引き離されてしまう。だが、カール=ロウのトライで4トライの勝ち点を5試合ぶりに得る。そして、三友が下がったので、原田季郎がトップリーグ初ゴール。サンゴリアスには、もう1トライ加えられて28対47の敗戦となったが、残り3試合に期待が持てる試合だったと思う。
この試合、連続記録は途絶えたものの、1トライ3ゴールで11得点の三友は合計117得点とし、ヤマハ発動機ジュビロの五郎丸歩に4差で2位になった。
毎週試合が続く第2ステージの第5節は、12月28日(日)13時00分から、トップリーグ初会場となる町田市陸上競技場で、3試合連続6点差以下で敗れている東芝ブレイブルーパス戦。小田急鶴川駅からバス出ますよ。
帰りは、2本しかないシャトルバスに乗りました。
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