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2013.10.01

サモ再び

2013年 9月28日(土)

キヤノンイーグルスが本格的に強化を始めた2009-2010シーズン。当時はまだ熱心なファンではなかったが、せっかくだから秩父宮ラグビー場での試合ぐらいは観に行くか、ということで、9月20日の横河武蔵野アトラスターズ戦に足を運んだ。自分にとって、初めてのラグビー観戦でもあった。

当時のアトラスターズは、トップリーグから降格してきたばかり。逆に、トップイーストに初めて昇格したイーグルス(当時は愛称はなかったので「キヤノンラグビー部」)のかなう相手ではなく、7トライを奪われ18対47の敗戦だった。その時に活躍したのが、ナンバーエイトのラディキ=サモ。3つものトライを決め、「やっぱりトップリーグにはすごい外国人選手がいるわ」と、松鶴家千とせを彷彿させるようなもじゃもじゃ頭も相まって、強烈に記憶に残っている。

ちなみに、その試合に出場して、現在もイーグルスに残っているのは先発した竹山浩史と、控えだった宍戸要介・山路泰生・三友良平の4人だけである。

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そのサモが、日本に帰ってきた。今回のチームは近鉄ライナーズ9月 7日クボタスピアーズ戦で見るのを楽しみにしていたが、メンバー入りがなかった。

サモが所属するライナーズと対戦する、トップリーグ第4節のイーグルス。ファーストステージは、ちょうど折り返しとなる試合である。試合会場は、山口県山口市の維新百年記念公園陸上競技場。山口県でトップリーグの試合が開催されるのは初めてとのことでなので、この試合で勝った方が「山口県で初めて白星を挙げたトップリーグチーム」と記録に残ることになる。

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新幹線で新山口駅まで行き、山口線に乗り換えて矢原駅で降りる。ここが最寄り駅となるので、さぞや盛り上がっているだろう、と思ったが、何もなくて拍子抜け。小雨の中、駅からの道をほぼまっすぐ歩いて会場へ。この天気なので、屋根があるのはありがたい。

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入場して鞄を置いたら、競技場内を散策。陸上競技場でのラグビーの試合では、観客席との間にトラックがあるので試合があまり見やすくないことが多いのだが、ここは観客席の傾斜がきついために、さほど距離を感じない。ただし、客席への上り下りは大変で、下りなど油断すると転落しそうだし、椅子の間を横に歩くと、まるで平均台のようだ。

場内に、飲み物の自動販売機はあるものの、売店等はない。その代わり、競技場の前には、最近よく見る移動式の販売店が並んでおり、一時出場すれば購入することができる。「焼き鳥日本一のまち」だという山口県長門市からも来ているらしいが、雨が降っているし、駅からの途中でお好み焼きを食べたので、見送りとする。

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イーグルスの先発は、フォワードが1.宍戸要介、2.山本貢、3.山路泰生、4.日高駿、5.ジャスティン=アイブス、6.竹山浩史、7.清水直志、8.マウ=ジョシュア。両プロップが、第3節控えだった2選手になり、経験豊富な最前列3人。竹山は今期初出場。バックスの三友も合わせ、4年前にサモと対戦した(三友はすれ違っているが)4人が揃って先発している。

バックスは9.福居武、10.アイザイア=トエアバ、11.原田季郎、12.三友良平、13.ティム=ベネット、14.和田拓、15.橋野皓介。先の試合で初トライの原田が、初の先発となった。

控えは16.金子大介、17.菅原崇聖、18.上田聖、19.鷹クロフォードアストン、20.アダム=トムソン、21.髙城良太、22.カラム=ブルース、23.ハビリ=ロッキー。宍戸・山路・原田と入れ替わって、菅原・上田・ハビリが控えに回っている。

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試合が始まると、雨が本降りになってきたようだ。雨のせいか、両チームのミスもあって前半は一進一退の攻防が続くが、19分に橋野、32分に山本がトライで12対0!ともに、トエアバのパスにぴたりと反応しての鮮やかなトライだった。

しかし、前半のロスタイム、イーグルスゴール前で連続攻撃を仕掛けられる。パナソニック ワイルドナイツ戦の最後に見せた粘りの再現を期待したが、ラディキ=サモがトライ。ラディキ=サモ―4年を経て、またもイーグルスの前に立ちはだかったのだった。その他にも、イーグルスの選手を何人も引きずっての突進を何度も見せる。しかし、そこで何とか止めるのが、この4年間の成長のひとつだろう。

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グループAのために、この試合で勝ちはもちろん、4トライで勝ち点5を挙げておきたいイーグルス。後半で外国人2人をすぱっと代え、ブルースとトムソンが出場。

ところが、開始直後にライナーズのスクラムの強さを見せられ、押し込まれて12対14と逆転。さらに12分にPGを決められ12対17と差を広げられる。こういう時に頼りになるのが三友の足。15分にPGを決めて15対17と追い上げ、26分にもPGで18対17で、1点差ながら逆転した。残り14分。点差を広げたいイーグルスと、再逆転したいライナーズの攻防が続く。

そして、40分のホーン。ここで、イーグルスボールのスクラムとなるが、場所は自陣。もしこのスクラムでペナルティを犯せば、相手のPGでサヨナラ負けの可能性も…。「きっちり組めよ」とぐっとこぶしを握ったが、レフリーの笛でスクラム解除。まさか、と冷やっとしたが、ここは単なる組み直し。2回目はうまくボールが出て、それを受けた橋野が蹴りだして試合終了。

1点差ではあるが、先期敗れたライナーズを相手に今期2勝目を挙げ、勝ち点10で4位に浮上した。

次節は10月 6日(日)に、過去2戦2勝の盛岡南公園球技場で、過去2戦2勝のクボタスピアーズ戦。確実に勝ち、それも勝ち点5を取って、グループA進出に前進したいところである。

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