3連勝ならず…

2013年10月 6日(日)
ということで、3年連続の盛岡南公園球技場へ。
1年目は日帰り。2年目は「座敷わらしの里」金田一温泉に宿泊。本当に何か出そうな宿だったが、食事はうまかった。
で、今年は釜石に前泊。もっとも、7時45分発の列車に乗る必要があったので、7時32分の「はやて」に乗れば間に合う東京駅と、ほとんど所要時間は変わらなかった。

釜石は、言うまでもなく鉄とラグビーの町で、写真のような道路標識もある。ホテルの朝食会場で、近くの席にいたおじさん2人と若い女性の3人組は、東芝ブレイブルーパスらしい。漏れ聞こえる話からは、前日は釜石市球技場で行われた釜石シーウェイブスの試合を観戦してきた模様。熱心なラグビーファンです。
釜石初の快速「はまゆり」から、矢幅で普通列車に乗り換え、岩手飯岡へ。ここから盛岡南公園球技場へは歩いて10分ほど。最初の年は、盛岡駅でばったり会った知人と迷いながら歩いた道も、3年目となるとすいすい行ける。冒頭の写真のような看板ができていたからではあるが。

この日は微妙な天気予報だったが、入場してしばらくするとぽつぽつと雨が降り出した。傘を差すほどではないが、座った状態だとけっこう濡れてしまう。この球技場には、ほとんど屋根がないので、これ以上降らないことを願うしかなし。幸い、小雨とも言えないほどの雨が降ったり止んだりで収まった。

出場選手は、フォワードが1.宍戸要介、2.山本貢、3.山路泰生、4.日高駿、5.ジャスティン=アイブス、6.竹山浩史、7.清水直志、8.マウ=ジョシュアで、前節と同じ。バックスが9.福居武、10.アイザイア=トエアバ、11.原田季郎、12.三友良平、13.ハビリ=ロッキー、14.和田拓、15.橋野皓介。当初の発表では前節と同じだったが、13がティム=ベネットからハビリ=ロッキーに入れ替わったのは、怪我でもしたか。
控えは16.金子大介、17.菅原崇聖、18.上田聖、19.鷹クロフォード=アストン、20.アダム=トムソン、21.髙城良太、22.カラム=ブルース、23.守屋篤。ハビリが先発に繰り上がったので、守屋が今期初のメンバー入りしている。
髙城は地元盛岡工業高校の出身で、場内放送でもその旨紹介されていた。昨年の試合ではトライを決めているが、今年も活躍してくれそうだ。

前日の試合でリコーブラックラムズが敗れたので、この試合に勝てば、特に4トライ以上で勝ち点5を挙げれば、セカンドステージでのグループA入りに大きく前進するイーグルス。対して、既に3敗して後がないクボタスピアーズ。
前半6分、攻め込まれた状態からボールを持った原田が、相手の間をすり抜けて独走態勢に入り、まずトライで7対0。今期ここまで見られなかった場面なので、この試合に期待が持てる。さらに、自陣での相手ボールのラインアウトで逸れたボールを山路がしっかり取り、次々にボールを繋いで、一気に相手ゴールへ向かって攻め込むが、反則。ここまでは良かった。
なぜかこの後、流れがスピアーズに向かう。15番サム=ノートンナイトのキックが有効で、トライを2本取られて7対14。ペナルティゴール(PG)で3点返すが、逆に2本のPGを決められて、10対20で前半を終えた。

後半も流れを変えられず。ボールを持っても、相手にうまく防御をされ、逆に相手ボールになると、これまでの試合のように相手の前進を抑えられない。後半24分までに3トライを追加され、10対37。相手に早くも、ボーナス勝ち点を与えてしまった。
残り10分になったところで、ようやくモールから菅原がトライ。さらに、相手ゴール前で、ゴロのキック(グラバーキックというそうな)を放ったカラム=ブルースが、それを抑えてトライ。久しぶりに、カラムらしい、相手の隙を突いたプレーが見られて24対37。
残り5分を切っており、逆転は難しいかもしれないが、トライ・ゴールを追加すれば4トライ・7点差以下で勝ち点2が得られるところだったが、残念ながらこれ以上の得点は得られなかった。スクラムから出たボールを、蹴りだされて試合終了。今期初めて、勝ち点0に終わってしまった。

これで、残り2試合で、勝ち点12の近鉄ライナーズ、11のスピアーズ、10のイーグルス、8のブラックラムズが、グループA入りの4位の座を争って競り合う展開。
ライナーズは、残り2試合が上位チーム。スピアーズは、逆に下位2チーム。イーグルスは1位ヤマハ発動機ジュビロ戦を残し、ブラックラムズは2位パナソニック ワイルドナイツ戦を残している。
それだけからみると、有利なのはスピアーズだが、まだまだ予断は許さない状態だろう。イーグルスとしては、1週おいて10月20日(日)に行われるコカ・コーラウエストレッドスパークスで勝ち点5を挙げて勢いをつけ、最後のジュビロ戦に臨みたいところだ。
余談ですが(全部余談みたいなものですが)、帰りの新幹線では、ブレイブルーパスの方たちと同じ車輌でした。
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