イーグルスは西高東低

さて、トップリーグの試合が行われない「ウインドウマンス」の間にやっておきたいことがあった。ここ最近のブログでも時折触れていた、「地方・都道府・会場別のキヤノンイーグルスの成績」である。

まとめてみたので、一挙公開。2009～2010年シーズン以降をまとめたもので、太字が地方、細字が都道府県、斜体が会場です。

地方	県	会場	勝	負	分	率
東北			3	2	0	0.600
	秋田		1	0	0	1.000
	岩手		2	1	0	0.667
		盛岡南	2	0	0	1.000
		その他	0	1	0	0.000
	宮城	ユアスタ	0	1	0	0.000
関東			20	15	1	0.571
	埼玉		3	2	0	0.600
		熊谷	2	2	0	0.500
		その他	1	0	0	1.000
	千葉		2	1	0	0.667
	東京		11	10	1	0.524
		秩父宮	3	9	0	0.250
		スポーツパーク	3	0	1	1.000
		その他	5	1	0	0.833
	神奈川		4	2	0	0.667
		ニッパツ三ツ沢	1	1	0	0.500
		その他	3	1	0	0.750
近畿			3	1	0	0.750
	大阪		3	1	0	0.750
		近鉄花園	2	1	0	0.667
		長居第二	1	0	0	1.000
九州			2	0	0	1.000
	福岡	レベスタ	2	0	0	1.000
合計			28	18	1	0.609

前にもちょっと触れたが、通算18敗のうち、半分の9敗が秩父宮ラグビー場。もちろん、入替戦・トップチャレンジ１・トップリーグと強豪相手の試合が多いので、致し方ないところではある。

ただ、気になるのは三友良平選手のゴール（コンバージョン＋ペナルティゴール）成功率が、秩父宮では下がってしまっていること。今期8試合のうち、秩父宮以外の4試合では2度しか失敗していない（成功率0.895）のに対し、秩父宮では6度（成功率0.667）ある。風の流れ方がよくないのか、神宮球場の応援が気になるのか、理由はよくわからないが、まあたまたまなんでしょう。他の選手の記録も調べてみるとおもしろいことがわかるかもしれないが。

今期残り5試合は、近畿以西で4試合、秩父宮で1試合。過去の近畿以西での勝率は0.833、秩父宮では0.250なので、試合数をかけて期待値を算出すると3.58。なので、統計学的には3～4勝はできそうだ…というのはでたらめですが、統計学とは無関係に期待はしながら12月 2日の再開を待つことにします。