キヤノンイーグルスがトップリーグへ！

ラグビーのトップチャレンジ１第2節が福岡市のレベルファイブスタジアムで行われた。

第1節で勝ったチーム同士、かつトップイースト同士の対戦となった第1試合で、キヤノンイーグルスがクボタスピアーズを37（5トライ）対24（3トライ）で破り、合計勝ち点を10として2位以上が確定、来期のトップリーグへの自動昇格を決めた。

続く第2試合では、九州電力キューデンヴォルテクスが豊田自動織機シャトルズに22（3トライ）対15（1トライ）で勝ち、昨期からのトップチャレンジの連敗を4で止めた。ヴォルテクスの勝ち点が4に留まったことにより、イーグルスの1位が決定。2月25日から行われる第49回日本ラグビーフットボール選手権大会への出場権も得た。

まずは順位表。

位	チーム	勝	敗	分	勝点	得	失	差	T	G
1	キヤノンイーグルス	2	0	0	10	83	48	35	11	8
2	クボタスピアーズ	1	1	0	4	52	52	0	6	5
3	九州電力キューデンヴォルテクス	1	1	0	4	37	41	-4	5	3
4	豊田自動織機シャトルズ	0	2	0	0	37	68	-31	4	4

最終節は秩父宮ラグビー場で行われる。

節	月日	時刻			会場
3	2月11日（土）	12:00	豊田自動織機シャトルズ	クボタスピアーズ	秩父宮ラグビー場
		14:00	キヤノンイーグルス	九州電力キューデンヴォルテクス

トップリーグ自動昇格の残り1枠に入るための2位争いは熾烈。第1試合でシャトルズが勝てば、3チームが勝ち点4または5で並ぶ可能性がある。

勝ち点が同じ場合は、得失点差の大きなチームが上位となるので、シャトルズとしては16点差以上での勝ちが必要となり、スピアーズもヴォルテクスに圧力をかけるためにはできるだけ点差をつけた勝ちがほしい。仮に負けるとしても、できるだけ点差を小さくする（7点差以内なら勝ち点1になるのと併せて）ことが望まれる。ヴォルテクスは、第1試合の結果を見てということになるが、順位が決まっているイーグルスに対して、気力で勝れるかどうか。

さらに得失点差も同じだと、当該チーム同士の試合で勝ち点の多いチームが上位となる。第1節ではスピアーズがヴォルテクスに、第2節ではヴォルテクスがシャトルズに勝っている。

それにしても、今日も後半20分からトライを量産してスピアーズを突き放したイーグルス。日本選手権での初戦は天理大学との対戦となるが、どのような試合になるだろうか。

トップリーグ昇格を決めた感慨のようなものは、いずれまた書きたいと思います。