イーグルス、辛くも引き分け
2011年10月16日(日)

ラグビーのトップイーストリーグは9月10日に開幕し、既に各チーム3試合を行っているが、ここまでは他の所用があったりして観戦の機会がなかった。実は今日も他に誘われていたものがあるのだが、キヤノンイーグルス対三菱重工相模原ダイナボアーズとの首位攻防戦であり、キヤノンスポーツパークで行われる今期最後の公式戦であり、来週(22日)に予定されていた横河武蔵野アトラスターズとの対戦が中止となり、かつイーグルス主催試合としては初の試みである豚汁の無料提供があるとあっては、行かないわけにはいかないだろう。
オープン戦同様、多摩センター駅から無料バスが出ているので利用。試合開始1時間30分前の12時30分からの運転ということだったが、満員になったので12時20分には出発した。約10分でスポーツパーク到着。

オープン戦の時は、芝が養生中だった天然芝のグランドで公式戦は行われている。芝の緑が鮮やかで、空は雲ひとつなく真っ青。

観客席は1000人ほど収容できる。椅子の前後の間隔が広いので、満席になっても比較的楽に観戦できるな、と思っていたら、この日は本当に満席になった。ただ、場所によっては柵やベンチの屋根が視界を遮りそう。

豚汁は、冒頭の写真にもあるようにダイナボアーズとの共同開催で、仲良くテントを並べて供されていた。

ねぎ入れ放題が特徴。この日は25℃を超える夏日で、豚汁日和とは言い難かったものの、なかなか結構なお味でした。

ダイナボアーズも、大型バス数台を連ねての応援で、観客席のほぼ半分を占めていた模様。相模原は隣ですしね。

さあ、両チームの選手が、子供達と入場して試合開始!
1立川 大介
2山本 貢(←三洋電機)
3金 光模
4甲斐 洋充
5アルベルト・ヴァンデンベルグ
6シタレキ・ティマニ(←ワラタス)
7清水 直志
8竹山 浩史
9田原 圭祐
10橋野 皓介
11田中 大喜(←法政大学)
12三友 良平
13守屋 篤(←リコー)
14新井 光
15田井中 啓彰(←三洋電機)
16宍戸 要介
17城 彰(←明治大)
18神白 拓
19トマシ・ソンゲタ
20今村 友基
21瓜生 靖治
22高根 修平(←セコム)

開始後すぐ、三友良平がペナルティゴールを決めて3対0。これは、この調子で行くかな…と思ったら、数分後にダイナボアーズにトライを決められ、3対5。さすがに相手も3連勝の首位、簡単には勝たせてくれない。と思いきや、その直後に橋野皓介のトライで10対7と再逆転。その後も、ボールをもった選手が、タックルを受けながらも少しずつ前に進んでおり、試合は優勢に思われた。

しかし、前半30分頃に中央付近でボールを奪われ、そのまま独走でトライをあげられ10対12。これはちょっとした不運かと思われたが、直後にも独走でトライを奪われ10対19と点差を広げられてしまう。三友のPGで6点差に追い上げるが、ダイナボアーズにもPGを決められ13対22で前半終了。

後半、イーグルス攻めるもノックオン等でトライに結びつけることができず。後半20分頃に、三友今日3本目のPGで16対22と、1トライ1ゴールで逆転できる状態に。さらに、もう1本PGで19対22に迫る。しかし、後半30分頃、後半途中から入ったトマシ=ソンゲタが危険なプレーをしたとのことで、シンビン(10分間退場)。試合終了まで14人で戦わなくてはならないイーグルス。それでも攻める。攻める。攻め続ける後半40分あたりで、トマシ復帰。ゴールまであと数mというところで、相手が反則を犯し、PGを選択したところ、三友が見事に決め、ついに22対22の同点!ノーサイドとなりました。
引き分けなので勝ち点は2。ダイナボアーズは前半の3トライでボーナス勝ち点に1トライ及ばず、同じく勝ち点4。共に勝ち点17で、4連勝のクボタスピアーズ(勝ち点19)、東京ガスラグビー部(勝ち点18)に次ぐ3位となりました。もちろん勝たなかったのは残念だけど、引き分けに持ち込んだのは大きい。スピアーズとの勝ち点差は2なので、直接対決で勝てば逆転です。まずは、次戦となった11月 3日の東京ガス戦に確実に勝つことですね。
それにしても、ダイナボアーズの10番デイビッド=ウォルダーDavid Walder選手のキックで、かなり大幅に陣地を取られたことが多数。元イングランド代表で、得意なプレーの「戦術的なキックを蹴る事」通りだった。
きれいな芝生を維持するため、手入れは欠かせません。
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