ラグビーと機関車
2011年 7月 1日(金)

キヤノンイーグルスの春季オープン戦は4試合が組まれていて、前半2試合がトップイーストディビジョン1、後半2試合がトップリーグのチームとの対戦となっている。新設されたキヤノンスポーツパークで行われた前半戦では東京ガスラグビー部に70対19、栗田工業ラグビー部に40対21と快勝しているが、格上の相手との対戦はどうだろう。しかも、第3戦のサントリーサンゴリアスは昨期の日本選手権優勝チームであり、第4戦のNECグリーンロケット戦はセキュリティの都合で観戦不可ということから、他に所用があったこともあり半日休暇を取って、府中市にあるサントリー府中スポーツセンターに向かった。

試合場は南武線の立川行きに乗って、多摩川を渡ってすぐのところ。車内から左手にイーグルス練習用である灰色のジャージを来た男達が並んでいるのが見えたので、だいたいの場所が分かった。帰ってから調べてみると、南武線が私鉄の南武鉄道であった時代には、このあたりに是政多摩川(後に南武是政と改称)という駅があったが、1944(昭和19)年の国有化と同時に廃止されている。ということで、もしかすると初めてかもしれない府中本町駅で下車。

サンゴリアスのサイトにある地図はさすがにわかりやすく、時々確認しながら歩く。途中にあるのが、サントリー武蔵野ビール工場。右側にあるのが貯蔵タンクである。

1.立川 大介
2.山本 貢(←三洋電機)
3.城 彰(←明治大学)
4.高根 修平(←セコム)
5.甲斐 洋充
6.神白 拓
7.清水 直志
8.吉田 惇哉
9.田原 圭祐
10.カラム・ブルース
11.田中 大喜(←法政大学)
12.阪元 弘幸(←東京電力)
13.三友 良平
14.大居 広樹(←関西大学)
15.田井中 啓彰(←三洋電機)
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16.宍戸 要介
17.坂下 拓也
18.宮本 安正
19.小笠原 大樹
20.向山 裕人
21.橋野 皓介
22.徳永 翔伍
23.東海林 謙二
24.和田 拓(←慶応大学)

試合は21対87(前半7対35・後半14対52)。サンゴリアスの攻撃を、迫力のあるタックルで防ぐのだが、ちょっとしたところで抜け出されてトライをされてしまっていた。写真は田原圭祐選手。3トライ目は彼だったように見えたが、イーグルスのツイッターでは橋野皓介選手になっている。サンゴリアスのサイトでは彼。どっちでしょう?
サンゴリアスの選手で印象に残ったのは、曽我部佳憲選手の鋭いコンバージョンキック。前半には遠雷が聞こえたものの、懸念していた雷雨はなし。得点的には完敗だったものの、休暇を取って見に来た価値のある試合でした。グラウンド中に通る声で鋭い指示を出していた永友洋司ヘッドコーチのコメントはいかに。

さて、前にも書いたようにこのグラウンドは線路のすぐそばにあり、武蔵野線(貨物線)を走る列車がよく見える。

上からEF210・EH200と回送の189系電車。他にEF65やEF64も走っていました。
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