レベスタに行ってきました

まずは昨日の補足で、トップチャレンジ1で1位になり、日本選手権に出場するための条件だが、ＮＴＴドコモレッドハリケーンズは勝つか引き分けで決定。負けても4トライ以上で7点差以下なら勝ち点2なので1位になる。

それ以外の場合、レッドハリケーンズの勝ち点が1（3トライ以下または8点差以上での負け）なら、キヤノンイーグルス対ホンダヒートの勝者が4トライ以上で勝ち点5なら、得失点差勝負。ただし、第2節終了時点でレッドハリケーンズとヒートの得失点差は34、イーグルスとは52あるので、これを逆転するのはちょっと大変だ。

レッドハリケーンズの勝ち点が0だった場合、イーグルス対ヒートの勝者が勝ち点5ならそのチーム、勝ち点4なら得失点差勝負となる。引き分けの場合は、レッドハリケーンズが1位。つまり、レッドハリケーンズはかなり優位にあるということができる。

さて、昨日は福岡市博多区のレベルファイブスタジアム。略称は「レベスタ」で、正式には「博多の森球技場」であるらしい。この日は羽田8時30分発の日本航空313便で、福岡10時30分発。空港からバスもあるが徒歩25分ということなので、歩いてみることにした。

空港には、福岡に本拠地を置く野球・サッカー・ラグビー・バスケットボールのチームのユニフォーム等が展示されている。ラグビーでは九州電力キューデンヴォルテクス、福岡サニックスブルース、コカ・コーラウエストレッドスパークス（左から）。

ラグビー観戦に徒歩で行こうとして痛い目にあったことは何度もあるので（すべて自業自得）、今回も若干の不安があったのだが、席田小学校を地図で確認できたので一安心。航空機騒音障害のため、1956（昭和31）年に東平尾から移転してきたとの石碑があった。

ユニバ通りを進むと、何やら車の行列が。もしや、と思って近づくと、上の看板がありました。それにしても、そんなに観客が集まっているとは…。

東平尾公園の入り口。レベスタは公園の一部のはずだが、この入り口からは入らないようだ。

ほぼ25分で無事に到着。写真の左側にある入場券売り場は閑散としているが…。

各チームのテントがあるところには人がいっぱい。4チームとも赤系統、特にイーグルスとレッドハリケーンズの鮮やかな赤はそっくりなので、敵のテントを訪ねた人もいるようでした。写真の左側の2つはレッドハリケーンズ、3つめはイーグルス…わからないでしょ？

中に入ると、関係者入口のところに飛行機。

場内に常設の売店はないようで、テーブルを出して売っていた弁当を購入。450円と安いです。

第1試合。白がレッドハリケーンズ、黒がヒート。どちらも動きがよく、序盤は共にゴール近くまで攻め込まれる場面がほとんどない。しかし、少ないチャンスを生かしてレッドハリケーンズがPG2本とトライで13対0と先行。ヒートがトライを返して13対7となったところで前半終了。後半は、ヒートがずっと攻勢だが、なかなか得点につながらず。ようやくトライで14対13と逆転するが、すかさずレッドハリケーンズもトライで20対14と再逆転。さらにPGで9点差に突き放し、そのままノーサイドでトップウエストAのリーグ戦（27対21）と順位決定リーグ戦（39対30）に続き、3たびレッドハリケーンズの勝利となった。

第2試合は、電光掲示板の下隅に出ているようにイーグルスが赤、ヴォルテクスが白いジャージ。イーグルスの赤いジャージは、選手が多くいるように見えるのがいい。

バックスタンドにも、赤い応援団がびっしり。翌日北九州市で行われる第22回選抜女子駅伝北九州大会にキヤノンアスリートクラブ九州が出場するので、その応援も兼ねた人が多かったのかもしれない。

試合は、第1試合に比べると、両チームともややミスが多い感じ。しかし、パスがうまくつながるイーグルスがPGとトライ2本で17対0と先行。だんだんと調子が出て来たヴォルテクスがトライ2本にドロップゴール（初めて見ました）で4点差まで追い上げたところで、前半終了。しかし、後半はヴォルテクスに攻め込まれる場面もあったが得点を許さず、2トライを決めて合計4トライでまずトップチャレンジ1での初勝ち点。そのままノーサイドまで持ち込み、32対13で勝ち点5を挙げ、来週のヒート戦にトップリーグ自動昇格をかけることになった。

ところで、試合中は反則や状況の説明、登場選手の紹介等、とてもていねいでわかりやすい放送がされているのだが、音響が悪いためか何を言っているのかほとんど聞き取れなかったのが残念だった。

行きの飛行機から。