来期のトップイーストはディビジョン制に
トップイーストが来期ディビジョン1とディビジョン2に分かれるという情報は流れていたが、本日正式に関東ラグビーフットボール協会から発表された。
目的は「リーグ戦の過密日程を解消し、また地域リーグを活性化させること」。確かに、最終戦の翌週がトップチャレンジ2と、トップウエストA・トップキュウシュウAに比べて試合間隔がなかったですからね。
で、ディビジョン1は10チーム、ディビジョン2は8チーム。ディビジョン1が、次期のトップリーグ昇格の可能性を持つ、いわば「2部」に相当するリーグとなるので、実質的には2チーム削減ということになる。ディビジョン1の優先順位は、
1.トップリーグからの降格チーム
2.今期トップイーストの順位(1~10位のチーム)
3.昇格順位決定戦の順位
で、昇格順位決定戦はトップイースト11位(セコムラガッツ)・12位(JAL WINGS)と関東社会人1部の1位(ヤクルトラグビー部)・2位(清水建設ブルーシャークス)の4チームで争われる(試合日程)。
詳細は後述するが、今期順位が9位以下のチームは、ディビジョン2に回る可能性がある。その意味で、日野自動車レッドドルフィンズが最終戦で秋田ノーザンブレッツを破り、得失点差でレッドドルフィンズ8位、ノーザンブレッツ9位となったのは大きかった。
条件別に、来期のディビジョン1所属チームはどのようになるかいうと、
1. キヤノンイーグルス・東京ガスラグビー部が共にトップリーグ昇格の場合
(1) イーストへの降格がなかった場合
→イースト3~10位と、昇格順位決定戦1・2位
(2) イーストへの降格が1チームの場合
→降格チームとイースト3~10位、昇格順位決定戦1位
(3) イーストへの降格が2チームの場合
→降格2チームとイースト3~10位
(4) イーストへの降格が3チームの場合
→降格3チームとイースト3~9位
(5) イーストへの降格が4チームの場合
→降格4チームとイースト3~8位
2. キヤノンイーグルスと東京ガスラグビー部のいずれか一方がトップリーグ昇格の場合
(1) イーストへの降格がなかった場合
→昇格しなかったチームとイースト3~10位、昇格順位決定戦1位
(2) イーストへの降格が1チームの場合
→降格チームと昇格しなかったチーム、イースト3~10位
(3) イーストへの降格が2チームの場合
→降格2チームと昇格しなかったチーム、イースト3~9位
(4) イーストへの降格が3チームの場合
→降格3チームと昇格しなかったチーム、イースト3~8位
3. キヤノンイーグルスと東京ガスラグビー部が共に昇格しなかった場合
(1) イーストへの降格がなかった場合
→イースト1~10位
(2) イーストへの降格が1チームの場合
→降格チームとイースト1~9位
(3) イーストへの降格が2チームの場合
→降格2チームとイースト1~8位
現在、トップリーグは第11節まで終了しており、残りは各チーム2試合。即ち、獲得できる勝ち点は最大10で、下位の順位は下記のようになっている。
| 順位 | 所属 | 勝ち点 | |
| 8 | 近鉄ライナーズ | W | 26 |
| 9 | ヤマハ発動機ジュビロ | W | 25 |
| 10 | NECグリーンロケッツ | E | 24 |
| 11 | コカ・コーラウエストレッドスパークス | K | 19 |
| 12 | NTTコミュニケーションズシャイニングアークス | E | 18 |
| 13 | クボタスピアーズ | E | 10 |
| 14 | 豊田自動織機シャトルズ | W | 9 |
所属はE:関東、W:関西、K:九州で、それぞれ降格した場合にトップイースト、トップウエスト、トップキュウシュウの所属となることを表している。
このままの順位で終ると、スピアーズが自動降格、シャイニングアークスが入れ替え戦に回ることになり、イーストへの降格が1~2チームとなる。第12節は12月25・26日、最終節は1月 9・10日に行われる。
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