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2010.12.23

アリシのいた時間

前回、キヤノンイーグルスのトップイースト11試合で、アリシ=トゥプアイレイ選手がチーム最多の14トライを挙げたことを書いたが、見ていると、アリシ選手が自分でトライをする以外にも、ゴール近くまでボールを持って行って、最後に他の選手にパスしてその選手がトライ、という場面も少なくない。また、なにしろトップイースト唯一の現役(リポビタンDチャレンジ2010に選ばれた)日本代表なので、他チームの選手からも相当マークされているはずで、そのおかげで他の選手が動きやすくなっている、というのもあるだろう。

その「アリシ効果」を表せないかと、アリシ選手が出場している時間と、出場していない時間のトライ数をしらべてみた。

    出場 (分) トライ 不在 (分) トライ
1 横河武蔵野アトラスターズ 0 0 80 3
2 栗田工業ラグビー部 32 4 48 3
3 東京ガスラグビー部 80 4 0 0
4 日本航空JAL WINGS 80 11 0 0
5 三菱重工相模原ダイナボアーズ 40 4 40 1
6 秋田ノーザンブレッツ 17 3 63 9
7 サントリーフーズサンデルフィス 0 0 80 9
8 セコムラガッツ 17 4 63 4
9 日野自動車レッド ドルフィンズ 80 14 0 0
10 釜石シーウェイブス 35 3 45 4
11 日本IBMビッグブルー 80 12 0 0
  合計 461 59 419 33

インジュアリータイム(ロスタイム)は考慮していない(公式記録に試合時間がない)ので正確ではないが、時間をトライ数で割ると、

アリシ出場 7.8分
アリシ不在 12.7分

となる。つまり、アリシ選手が出ていると7.8分に1つのトライが取れているが、不在の時は12.7分かかっているということになる。試合時間の80分をこの時間で割ると、出場10.2、不在6.3となり、もちろん単純に比較はできないものの、アリシ選手が出場している時間は、出ていない時より1.6倍トライを取っている、という見方もできるのかもしれない。

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