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2010.12.25

トップチャレンジ2通過は1月3日の勝者に

トップチャレンジ2の第2戦がレベルファイブスタジアムで行われ、東京ガスラグビー部が53(7トライ)対22(3トライ)でマツダブルーズーマーズを下して勝ち点5。ブルーズーマーズはトップチャレンジ2の3位が決定した(試合結果)。

月日

時刻

  結果
(括弧内は勝ち点)
 

会場

1 12月19日(日) 14:00 ホンダヒート ○52(5)-27(0)● マツダブルーズーマーズ 宝が池公園
2 12月25日(土) 12:00 マツダブルーズーマーズ ●22(0)-53(5)○ 東京ガスラグビー部 レベルファイブスタジアム
3 1月 3日(月) 14:00 東京ガスラグビー部   ホンダヒート 秩父宮ラグビー場

試合中は雪の降る天候だったようだが(にしもと氏のツイッターによる)、前半4分にブルーズーマーズがPGで先制するものの、14分にPGで追いついた東京ガスが、22・29・34分と3本のトライを決めて、前半を24対3とリード。後半はブルーズーマーズが3本のトライを奪うが、ノーサイド間際(39分)の1本を除いて、東京ガスがすぐにトライを取り返し、リードを広げていくという展開だったようだ。

これで、1月3日14時00分から秩父宮ラグビー場で行われる東京ガス対ホンダヒートの勝者が、トップチャレンジ1に進出することが決定。仮に引き分けだった場合は、一方のみが4トライ以上を挙げていればそのチームが、そうでなければ、得失点差が東京ガスは31、ヒートは25なので、東京ガスが1位となる。

☆☆☆

トップリーグは第12節7試合中の6試合が行われ、前節11位のコカ・コーラウエストレッドスパークス、12位のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが共に勝ったため、13位クボタスピアーズと14位豊田自動織機シャトルズの自動降格が決定した。

スピアーズはトップイーストに降りてくることになるので、来期のディビジョン1に昇格順位決定戦2位のチームが属する可能性はなくなった。即ち、セコムラガッツJAL WINGSの少なくとも一方は、来期はディビジョン2となる(詳細は「来期のトップイーストはディビジョン制に」参照)。

トップリーグ下位の順位は、下記のようになり、1月 9日(日)・10日(月)の第13節が最終節となる。

順位 所属 勝ち点
7↑ NECグリーンロケッツ E 29
(8) リコーブラックラムズ E (27)
9↓ 近鉄ライナーズ W 26
10↓ ヤマハ発動機ジュビロ W 25
11 コカ・コーラウエストレッドスパークス K 24
12 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス E 23
13 クボタスピアーズ E 11
14 豊田自動織機シャトルズ W 11

【注意】
・ブラックラムズは第12節の試合が未消化(26日の三洋電機ワイルドナイツ戦)のため、暫定順位。
・13位と14位は得失点差による。
・「所属」はE:関東、W:関西、K:九州で、それぞれ降格した場合にトップイースト、トップウエスト、トップキュウシュウの所属となることを表している。

第13節では11位レッドスパークスと12位シャイニングアークスは対戦。敗者はトップチャレンジ1の3・4位との入れ替え戦に回り、勝者はトップリーグ残留を決める可能性が高い。

10位ジュビロは暫定8位ブラックラムズと、9位ライナーズは13位スピアーズ、7位グリーンロケッツは5位福岡サニックスブルースとの対戦。敗れた中で最も下位のチームが、入れ替え戦に回る可能性が高くなる。

2010.12.23

アリシのいた時間

前回、キヤノンイーグルスのトップイースト11試合で、アリシ=トゥプアイレイ選手がチーム最多の14トライを挙げたことを書いたが、見ていると、アリシ選手が自分でトライをする以外にも、ゴール近くまでボールを持って行って、最後に他の選手にパスしてその選手がトライ、という場面も少なくない。また、なにしろトップイースト唯一の現役(リポビタンDチャレンジ2010に選ばれた)日本代表なので、他チームの選手からも相当マークされているはずで、そのおかげで他の選手が動きやすくなっている、というのもあるだろう。

その「アリシ効果」を表せないかと、アリシ選手が出場している時間と、出場していない時間のトライ数をしらべてみた。

    出場 (分) トライ 不在 (分) トライ
1 横河武蔵野アトラスターズ 0 0 80 3
2 栗田工業ラグビー部 32 4 48 3
3 東京ガスラグビー部 80 4 0 0
4 日本航空JAL WINGS 80 11 0 0
5 三菱重工相模原ダイナボアーズ 40 4 40 1
6 秋田ノーザンブレッツ 17 3 63 9
7 サントリーフーズサンデルフィス 0 0 80 9
8 セコムラガッツ 17 4 63 4
9 日野自動車レッド ドルフィンズ 80 14 0 0
10 釜石シーウェイブス 35 3 45 4
11 日本IBMビッグブルー 80 12 0 0
  合計 461 59 419 33

インジュアリータイム(ロスタイム)は考慮していない(公式記録に試合時間がない)ので正確ではないが、時間をトライ数で割ると、

アリシ出場 7.8分
アリシ不在 12.7分

となる。つまり、アリシ選手が出ていると7.8分に1つのトライが取れているが、不在の時は12.7分かかっているということになる。試合時間の80分をこの時間で割ると、出場10.2、不在6.3となり、もちろん単純に比較はできないものの、アリシ選手が出場している時間は、出ていない時より1.6倍トライを取っている、という見方もできるのかもしれない。

2010.12.22

キヤノンイーグルス個人記録(得点編)

続いて得点編。

■得点

順位

氏名

点数

  合計 641
1 カラム=ブルース 141
2 アリシ=トゥプアイレイ 70
3 橋野皓介 69
4 東海林謙二 35
5 新井光 30
6 アルベルト=ヴァンデンベルグ 25
  高橋和幸 25
8 今村友基 23
9 竹山浩史 20
  小松元気 20
  ロマノ=レメキ 20

以下、

12位(19点):田瀬慎之介
13位(15点):徳永翔吾、神白拓
15位(10点):宍戸要介、宮本安正、立川大介、田原圭祐、前田貴洋、トマシ=ソンゲタ、谷崎潤平、小笠原大樹
23位(5点):米元勇一郎、水田隆裕、宮本陽平、真羽闘力、金光模、三友良平
29位(2点):吉田健、向山裕

■トライ数

順位

氏名

トライ

  合計 92
1 アリシ=トゥプアイレイ 14
2 橋野皓介 9
3 東海林謙二 7
4 新井光 6
  カラム=ブルース 6
6 アルベルト=ヴァンデンベルグ 5
  高橋和幸 5
8 竹山浩史 4
  小松元気 4
  ロマノ=レメキ 4

以下、

11位(3):徳永翔吾、神白拓
13位(2): 宍戸要介、宮本安正、立川大介、田原圭祐、前田貴洋、谷崎潤平、トマシ=ソンゲタ、小笠原大樹
21位(1):米元勇一郎、水田隆裕、田瀬慎之介、宮本陽平、真羽闘力、金光模

■コンバージョンゴール数

順位

氏名

成功

失敗

  合計 71 21 77.2%
1 カラム=ブルース 39 7 84.8%
2 橋野皓介 12 4 75.0%
3 今村友基 10 1 90.9%
4 田瀬慎之介 7 5 58.3%
5 吉田健 1 1 50.0%
  三友良平 1 2 33.3%
  向山裕 1 0 100.0%
8 ロマノ=レメキ 0 1 0.0%

■ペナルティゴール数

順位

氏名

成功

失敗

  合計 13 6 68.4%
1 カラム=ブルース 11 4 73.3%
2 今村友基 1 1 50.0%
  三友良平 1 1 50.0%

 

得点1位はカラム=ブルース選手。どこからでも入るように思える精密なキックで得点を重ね、チーム総得点の5分の1以上を稼いだ。2位は最多トライのアリシ=トゥプアイレイ選手。出場1試合当たり1.56トライは最多…かと思ったら、1試合2トライの小笠原大樹選手がいました。

3位はルーキー橋野皓介選手(同志社大学)。新人は清水直志選手(早稲田大学)が10試合出場、吉田健選手(中央大学)が6試合出場2得点、谷崎潤平選手(立命館大学)が3試合出場10得点と、それぞれ活躍を見せた。

得点上位3人は、今年からのメンバーが占めたが、それに続く東海林謙二、新井光両選手は関東社会人リーグ時代からのキヤノンラグビー部生え抜きというのがおもしろい。こういう力が重なり合って、今年の全勝優勝につながったのだろう。

2010.12.21

キヤノンイーグルス個人記録(出場編)

トップイーストリーグでの、キヤノンイーグルスの個人記録をまとめてみた。まずは出場系の記録から。

■メンバー

順位

氏名

回数

1 立川大介 11
  新井光 11
  神白拓 11
4 宍戸要介 10
  宮本安正 10
  清水直志 10
  竹山浩史 10
  東海林謙二 10
  甲斐洋充 10
10 小松元気 9
  カラム=ブルース 9
  徳永翔伍 9
  宮本陽平 9
  アリシ=トゥプアイレイ 9

以下、

15位(8回):アルベルト=ヴァンデンベルグ、橋野皓介、山路泰生、今村友基
19位(7回):田原圭祐、瓜生靖治
21位(6回):米元勇一郎、高橋和幸、吉田健
24位(5回):ロマノ=レメキ
25位(4回):前田貴洋、トマシ=ソンゲタ、水田隆裕
28位(3回):真羽闘力、谷崎潤平、坂下拓也、田瀬慎之介、金光模
33位(2回):三友良平
34位(1回):吉田惇哉、松田光、今井通、向山裕人、下村健、小笠原大樹

全選手40人中、39人が1度はメンバーになっている。

■出場

順位

氏名

回数

1 新井光 11
  神白拓 11
3 立川大介 10
  宍戸要介 10
  宮本安正 10
  清水直志 10
  竹山浩史 10
  東海林謙二 10
  甲斐洋充 10
10 小松元気 9
  カラム=ブルース 9
  アリシ=トゥプアイレイ 9

以下、
13位(8回):徳永翔吾、アルベルト=ヴァンデンベルグ
15位(7回):橋野皓介、山路泰生、田原圭祐、瓜生靖治
19位(6回):米元勇一郎、吉田健
21位(5回):宮本陽平、高橋和幸
23位(4回):今村友基、ロマノ=レメキ、前田貴洋、トマシ=ソンゲタ、水田隆裕
28位(3回):真羽闘力、谷崎潤平、坂下拓也、田瀬慎之介、金光模
33位(1回):三友良平、松田光、今井通、向山裕人、下村健、小笠原大樹
[全38人]

■先発

順位

氏名

回数

1 新井光 11
2 宍戸要介 10
  竹山浩史 10
  東海林謙二 10
5 宮本安正 9
6 立川大介 8
  清水直志 8
  小松元気 8
  カラム=ブルース 8
10 橋野皓介 7
  田原圭祐 7
  瓜生靖治 7

以下、
13位(6回):甲斐洋充、アルベルト=ヴァンデンベルグ、米元勇一郎
16位(4回):アリシ=トゥプアイレイ、徳永翔吾、吉田健、前田貴洋
20位(3回):山路泰生、トマシ=ソンゲタ、水田隆裕、谷崎潤平
24位(2回):神白拓、高橋和幸、今村友基、田瀬慎之介
28位(1回):宮本陽平、ロマノ=レメキ、真羽闘力、金光模、三友良平、松田光、下村健、小笠原大樹
[全35人]

■時間
※インジュアリータイム(ロスタイム)を考慮していません。また、計算間違いの可能性が多分にあります。

順位

氏名

1 東海林謙二 766
2 竹山浩史 756
3 新井光 731
4 宍戸要介 725
5 清水直志 668
6 立川大介 652
7 小松元気 642
8 宮本安正 619
9 カラム=ブルース 567
10 甲斐洋充 513

以下、11位橋野皓介(501)、12位田原圭祐(499)、13位瓜生靖治(474)、14位アリシ=トゥプアイレイ(461)、15位米元勇一郎(429)、16位アルベルト=ヴァンデンベルグ(420)、17位神白拓(385)、18位吉田健(372)、19位徳永翔吾(330)、20位前田貴洋(299)、21位山路泰生(296)、22位高橋和幸(285)、23位水田隆裕(245)、24位谷崎潤平(234)、25位田瀬慎之介(194)、26位ロマノ=レメキ(164)、27位今村友基(161)、28位トマシ=ソンゲタ(148)、29位宮本陽平(121)、30位金光模(113)、31位真羽闘力(81)、32位松田光(80)・下村健(80)、34位三友良平(63)、35位小笠原大樹(59)、36位坂下拓也(34)、37位今井通(26)、38位向山裕人(7)。

 

にも書いたが新井光選手が全試合先発、神白拓選手が全試合出場。出ている時間を計算すると、東海林謙二選手が1位で、全11試合の所定時間が880分だから、そのうち87%は出場していたということになる。というか、メンバー入りした試合は10試合(800分)なので、そのうち96%、即ち「出ている試合はほぼ出ている」のである。

次回は「得点編」の予定です。

2010.12.19

来期のトップイーストはディビジョン制に

トップイーストが来期ディビジョン1とディビジョン2に分かれるという情報は流れていたが、本日正式に関東ラグビーフットボール協会から発表された。

目的は「リーグ戦の過密日程を解消し、また地域リーグを活性化させること」。確かに、最終戦の翌週がトップチャレンジ2と、トップウエストA・トップキュウシュウAに比べて試合間隔がなかったですからね。

で、ディビジョン1は10チーム、ディビジョン2は8チーム。ディビジョン1が、次期のトップリーグ昇格の可能性を持つ、いわば「2部」に相当するリーグとなるので、実質的には2チーム削減ということになる。ディビジョン1の優先順位は、

1.トップリーグからの降格チーム
2.今期トップイーストの順位(1~10位のチーム)
3.昇格順位決定戦の順位

で、昇格順位決定戦はトップイースト11位(セコムラガッツ)・12位(JAL WINGS)と関東社会人1部の1位(ヤクルトラグビー部)・2位(清水建設ブルーシャークス)の4チームで争われる(試合日程)。

詳細は後述するが、今期順位が9位以下のチームは、ディビジョン2に回る可能性がある。その意味で、日野自動車レッドドルフィンズが最終戦で秋田ノーザンブレッツを破り、得失点差でレッドドルフィンズ8位、ノーザンブレッツ9位となったのは大きかった。

 

条件別に、来期のディビジョン1所属チームはどのようになるかいうと、

1. キヤノンイーグルス・東京ガスラグビー部が共にトップリーグ昇格の場合

(1) イーストへの降格がなかった場合
→イースト3~10位と、昇格順位決定戦1・2位

(2) イーストへの降格が1チームの場合
→降格チームとイースト3~10位、昇格順位決定戦1位

(3) イーストへの降格が2チームの場合
→降格2チームとイースト3~10位

(4) イーストへの降格が3チームの場合
→降格3チームとイースト3~9位

(5) イーストへの降格が4チームの場合
→降格4チームとイースト3~8位

2. キヤノンイーグルスと東京ガスラグビー部のいずれか一方がトップリーグ昇格の場合

(1) イーストへの降格がなかった場合
→昇格しなかったチームとイースト3~10位、昇格順位決定戦1位

(2) イーストへの降格が1チームの場合
→降格チームと昇格しなかったチーム、イースト3~10位

(3) イーストへの降格が2チームの場合
→降格2チームと昇格しなかったチーム、イースト3~9位

(4) イーストへの降格が3チームの場合
→降格3チームと昇格しなかったチーム、イースト3~8位

3. キヤノンイーグルスと東京ガスラグビー部が共に昇格しなかった場合

(1) イーストへの降格がなかった場合
→イースト1~10位

(2) イーストへの降格が1チームの場合
→降格チームとイースト1~9位

(3) イーストへの降格が2チームの場合
→降格2チームとイースト1~8位

 

現在、トップリーグは第11節まで終了しており、残りは各チーム2試合。即ち、獲得できる勝ち点は最大10で、下位の順位は下記のようになっている。

順位

所属

勝ち点
8 近鉄ライナーズ

W

26
9 ヤマハ発動機ジュビロ

W

25
10 NECグリーンロケッツ

E

24
11 コカ・コーラウエストレッドスパークス

K

19
12 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

E

18
13 クボタスピアーズ

E

10
14 豊田自動織機シャトルズ

W

9

所属はE:関東、W:関西、K:九州で、それぞれ降格した場合にトップイースト、トップウエスト、トップキュウシュウの所属となることを表している。

このままの順位で終ると、スピアーズが自動降格、シャイニングアークスが入れ替え戦に回ることになり、イーストへの降格が1~2チームとなる。第12節は12月25・26日、最終節は1月 9・10日に行われる。

トップチャレンジ2はホンダ1勝

トップチャレンジ2の第1戦が宝が池公園で行われ、ホンダヒート(トップウエストA2位)が52対27でマツダブルーズーマーズ(トップキュウシュウA2位)を破った。ヒートは5トライで勝ち点5、ブルーズーマーズは3トライで勝ち点0。前半は19対20とリードされていたヒートだが、後半10分までに2本のトライを決めて逆転、再終盤にもPGとトライ・ゴールでブルーズーマーズを突き放したようだ(試合結果と経過はブルーズーマーズのサイトより)。

第2戦は12月25日のブルーズーマーズ対東京ガスラグビー部。ここで東京ガスが勝つと、ブルーズーマーズが1位になる可能性はなくなり、第3戦の東京ガス対ヒートの勝者がトップチャレンジ1進出となる。逆にブルーズーマーズが勝つと、第3戦でヒートが勝てばヒートが1位。東京ガスが勝つと3チームが1勝1敗で並ぶので、勝ち試合と負け試合でボーナス勝ち点(4トライで1、負けても7点差以下なら1)が得られていたかどうかの勝負になる。即ち、ブルーズーマーズは勝っても、第1戦のヒートと同じ勝ち点5を挙げることが最低条件。

勝ち点でも並んだ場合の順位決定基準は、以前にも書いたとおり、

1. 勝ち点
2. 得失点差
3. 直接対決での勝ち点
4. 直接対決での得失点差
5. 総トライ数
6. 総(トライ後のゴール)数
7. 抽選

で、得失点差。あれっ?もし3チームが勝ち点・得失点差で並ぶと3・4の基準はどうなるのでしょう?適用されず、5以降になるんでしょうね。ちなみに今日の試合ではゴール数は3で並んでいるので、ブルーズーマーズとしては、まずは第2戦で勝利、しかもできるだけトライとゴールを重ねることが必要になっている。

2010.12.16

時間帯別に得失点を見ると

11戦全勝で優勝のキヤノンイーグルスだが、どうも試合開始直後の調子がよくないように感じる、と前にも書いたことがあるが、「感じる」だけではなんなので、実際に調べてみなければならない。

関東ラグビーフットボール協会のサイトに公式記録が掲載されているので、これを元に5分ごとの得点・失点を計算してみた。

【キヤノンイーグルス】
  5 10 15 20 25 30 35 40 45 5 10 15 20 25 30 35 40 45
17 35 27 38 15 43 40 39 17 271 36 46 57 38 45 47 43 51 7 370 641
17 0 7 0 8 3 0 7 7 49 3 0 7 5 12 5 5 7 0 44 93

表の見方だが、トップイースト11試合の合計点で、前後半それぞれ開始から5分までの得失点、6分から10分までの得失点…と順に並んでいる。

すると、何と試合開始から5分までは、得点と失点が同じ17点なのである。全失点が93点なので、失点のうち18%を開始5分までに取られているのである。

5分までに失点した相手は三菱重工相模原ダイナボアーズ(7点)、秋田ノーザンブレッツ(3点)、日野自動車レッドドルフィンズ(7点)。最終的にはそれぞれ76対8、92対12で圧勝したノーザンブレッツ戦、レッドドルフィンズ戦でも、開始5分までに失点してしまっている。ただし、3試合とも開始10分までには同点または逆転しており、その点を逆にイーグルスの強さと見ることもできるだろう。

では、他のチームはどうだったのだろう。トップイースト2位の東京ガスラグビー部、3位のダイナボアーズについても調べてみた。

 

【東京ガスラグビー部】
  5 10 15 20 25 30 35 40 45 5 10 15 20 25 30 35 40 45
38 22 13 24 24 31 21 48 17 238 41 41 17 17 19 42 41 33 22 273 511
6 7 0 22 0 18 12 3 6 74 3 5 21 0 14 19 7 3 5 77 151
 
【三菱重工相模原ダイナボアーズ】
  5 10 15 20 25 30 35 40 45 5 10 15 20 25 30 35 40 45
24 12 43 31 17 33 33 31 19 243 36 36 31 42 33 31 26 66 10 311 554
7 6 3 8 11 6 3 0 0 44 23 11 0 19 7 14 11 0 0 85 129

 

目を引くのが、東京ガスの序盤の失点の少なさ。開始15分まででも13点しか取られておらず、イーグルスの5分までの失点を下回っている。序盤についてはダイナボアーズも同じで、15分までの失点は16点で、これもイーグルス以下。両チームとも15分までに許したトライは1本ずつしかない。

ところが、ダイナボアーズは後半一気に崩れてしまう。前半の失点は44点で、イーグルスの47点より少ないのに、後半では、前半のほぼ倍となる85点を失っている。イーグルスと東京ガスは、前半と後半の失点がほぼ同じ。80分を戦うスタミナの問題だろうか。イーグルス戦では前半リードしていたものの、後半に逆転されている。

あと、前半より後半の得点が多いのは3チームに共通しているが、イーグルスとダイナボアーズは満遍なく5分で30点以上得点している(ダイナボアーズの35分は26点だが)のに対し、東京ガスは15・20・25分が10点台になっている。イーグルス戦で後半1分に3点差まで迫ったものの、21分にトライするまでに2トライを奪われて突き放されていた。

まだまだ分析はできそうだが、イーグルスがトップチャレンジ1で対戦するNTTドコモレッドハリケーンズ(トップウエストA)、九州電力キューデンヴォルテクス(トップキュウシュウA)についても見ておこう。トップウエストAは関西ラグビー協会のサイトに詳細な記録がなかったので、レッドハリケーンズのサイト(ちゃんとパソコンでも見られます)を参照した。

【NTTドコモレッドハリケーンズ】(7試合)
  5 10 15 20 25 30 35 40 45 5 10 15 20 25 30 35 40 45
7 27 7 24 14 27 19 35 20 180 20 17 19 19 28 21 31 19 28 202 382
3 7 0 7 10 0 5 0 0 32 6 0 7 10 3 3 0 3 7 39 71
 
【九州電力キューデンヴォルテクス】(6試合)
  5 10 15 20 25 30 35 40 45 5 10 15 20 25 30 35 40 45
14 24 19 21 19 46 28 52 0 223 26 38 26 26 26 40 17 62 14 275 498
0 0 0 3 0 0 0 0 0 3 7 7 7 12 0 0 0 7 0 40 43

比較的得点も失点も、満遍ないのがレッドハリケーンズ。得点の前後半比率は東京ガスに近いが、東京ガスのように時間帯面での「谷間」は見当たらない。

一方、ヴォルテクスの6試合で前半失点3というのは驚異的だが、全試合で55点以上を挙げて44点差以上で勝っており、リーグのなかで力が突出している結果と見た方がよさそうだ。逆に後半、特に後半の20分までに失点が集中しており、前半に互角に近い戦いをしておけば、後半で突き放せるのかもしれない。

 

とにかく、やはりイーグルスは序盤5分までがひとつの鍵だった、ということですね。

2010.12.12

トップイーストリーグ全日程終了

ラグビートップイーストリーグは最終節6試合を12月12日に行い、全日程が終了。優勝したキヤノンイーグルスが初のトップチャレンジ1進出、2位の東京ガスラグビー部がトップチャレンジ2に臨むことになった。東京ガスのトップチャレンジ進出は4年ぶり。

結果は次の通り(順位は第10節終了時点のもの)。

1位 キヤノンイーグルス ○77-8●7位 日本IBMビッグブルー
2位 東京ガスラグビー部 ○47-26●4位 釜石シーウェイブス
3位 三菱重工相模原ダイナボアーズ ○45–7●6位 横河武蔵野アトラスターズ 
5位 栗田工業ラグビー部 ●24-25○10位 サントリーフーズサンデルフィス
8位 秋田ノーザンブレッツ ●15-27○9位 日野自動車レッドドルフィンズ
11位 セコムラガッツ ○24–13● 12位 JAL WINGS

これにより、順位は下記のようになった。

順位 勝ち点
1 キヤノンイーグルス 54
2 東京ガスラグビー部 49
3 三菱重工相模原ダイナボアーズ 46
4 釜石シーウェイブス 39
5 栗田工業ラグビー部 34
6 横河武蔵野アトラスターズ 31
7 日本IBMビッグブルー 20
8 ↑ 日野自動車レッドドルフィンズ 17
9 ↓ 秋田ノーザンブレッツ 17
10 サントリーフーズサンデルフィス 14
11 セコムラガッツ 13
12 JAL WINGS 1

イーグルスは初戦のアトラスターズ戦が3トライで勝ち点4だったほかは、すべて勝ち点5。ちなみに昨年優勝のNTTコミュニケーションズシャイニングアークスは勝ち点53だった。

昨年より順位を上げたのはイーグルス(↑7)、東京ガス(↑2)、シーウェイブス(↑1)、栗田工業(↑1)、ビッグブルー(↑2)、レッドドルフィンズ(昇格)、ノーザンブレッツ(↑3)の7チーム、同じだったのがダイナボアーズとラガッツ、下げたのはアトラスターズ(↓4)、サンデルフィス(↓3)、JAL WINGS(↓3)の3チーム。

関東社会人1部から昇格したレッドドルフィンズはノーザンブレッツとの直接対決を制して勝ち点で並び、得失点差で8位。来期、トップイーストがディビジョン1(10チーム)・ディビジョン2に分かれるならば、この順位の差が明暗を分けることになるかもしれない(秋田魁新報)。

ラガッツは3勝目を挙げたものの、サンデルフィスも勝って順位は変わらず。関東社会人1部リーグとの入れ替え戦、あるいはディビジョン2決定の11位にとどまった。サンデルフィスは5位の栗田工業を1点差で破ったのは大きな勝利。

 

【トップチャレンジ情報】

ということで、最後のトップイーストが決まり、トップチャレンジの進出チームが確定しました。

[トップチャレンジ2]

月日

時刻

   

会場

1 12月19日(日) 14:00 ホンダヒート マツダブルーズーマーズ 宝が池公園
2 12月25日(土) 12:00 マツダブルーズーマーズ 東京ガスラグビー部 レベルファイブスタジアム
3 1月 3日(月) 14:00 東京ガスラグビー部 ホンダヒート 秩父宮ラグビー場

[トップチャレンジ1]

月日

時刻

会場

1 1月15日(土) 12:00 九州電力キューデンヴォルテクス トップチャレンジ2 1位 秩父宮ラグビー場
    14:00 キヤノンイーグルス NTTドコモレッドハリケーンズ  
2 1月22日(土) 12:00 NTTドコモレッドハリケーンズ トップチャレンジ2 1位 レベルファイブスタジアム
    14:00 キヤノンイーグルス 九州電力キューデンヴォルテクス  
3 1月29日(土) 12:00 キヤノンイーグルス トップチャレンジ2 1位 近鉄花園ラグビー場
    14:00 NTTドコモレッドハリケーンズ 九州電力キューデンヴォルテクス  

キヤノンイーグルス全勝優勝

これまで10試合を戦ってきたキヤノンイーグルスだが、試合が行われた競技場を地域別にみると、秋田1、熊谷2、東京23区2(秩父宮・大森)、中央線沿線3(三鷹・日野・高尾)、相模原2となっている。私は山路泰生選手と知り合ったのをきっかけに昨年からラグビーを見るようになったのだが、昨年はキヤノンラグビー部の試合が、第1戦から八千代台、秩父宮、二俣新町(市川市)の順番で行われたので、「ラグビーは千葉県でやることが多い」という印象が何となく刷り込まれていた。

が、今年は二俣新町を本拠地にしていたNTTコミュニケーションズシャイニングアークスがトップリーグに昇格したこともあり、最終戦の日本IBMビッグブルー戦が唯一の千葉県での開催となった。京浜東北線と京浜急行本線の間にある拙宅からは、京浜急行→都営浅草線→京成の直通列車に乗れば乗り換えなしで行ける可能性のある八千代台だが、天気もよかったので早目に家を出て、ちょっと寄り道してから八千代台駅に到着した。おそらく初めて利用する駅である。

IMG_2196

駅は橋上駅舎で、東口はユアエルム八千代台店に直結している。昨日は、鎌ヶ谷市出身の清田育宏選手のサイン会があったらしい。西口はこじんまりとしたロータリーになっており、ファミリーマートの前に「住宅団地発祥の地」が建っている。もともとこのあたりは陸軍習志野騎兵旅団の練兵場だったのが、1955(昭和30)年に千葉県住宅協会により全国初の住宅団地が造られたとのこと。

IMG_2197

西口から線路に沿って成田方面に歩き、しばらくすると左手に日本IBM八千代台グランドが見えて来た。今日は迷わずに着けました。

門をくぐってクラブハウスの横を通り抜けると、左右にそれぞれラグビー場がある。右側はきれいな人工芝で何やら試合中、左側は冬枯れた天然芝で練習が行われているようだ。てっきり人工芝の方で行われるのかと思ったら、天然芝の方だった。

IMG_2201

若干古めだが、観客席の多さはさすが元トップリーグ。手前がビッグブルー、奥がイーグルスの応援席になっていたが、ビッグブルー側はクラブハウスの陰になり、かなり寒そうだった。観客席とクラブハウスの間の通路はトレーニング室に面しており、アリシ=トゥプアイレイ選手の後頭部が見えた。

IMG_2199
用具倉庫だったかの横に貼られていた日本語の活用表。外国人選手が「デタ、デテ、デタイ」なんてやってるのだろうか。

IMG_2202
確か日野自動車グラウンドの便所にもあった尿のカラーチャート。

IMG_2203
掲示板には試合当日の過ごし方について書かれた「Big Blueトレーナー通信」。vol.13です。八千代市の広報も貼られていました。

IMG_2205

肝心の試合ですが、4トライを取った瞬間に優勝が決定するイーグルス。観る側は「できるだけ早く4トライを!」と思う気持ちが早まるが、そうは簡単ではない。序盤から敵陣で攻めることが多いのだが、なかなかトライにつながらない。開始17分頃にトライを上げて7対0と先制するも、すぐにペナルティゴールで3点を返されてしまう。しかし、前半終盤にトライが続き、終了間際に4トライ目!

後半は、カラム=ブルース選手と交替したロマノ=レメキ選手の活躍等でトライを重ねるが、残り10分ほどのところで、思い切り気合を入れたビッグブルーにトライを決められてしまう。結果、77対8でノーサイドとなり、イーグルスはトップイースト昇格2年目で全勝優勝(勝ち点54)を果たすことができた。

今日の試合で特に印象に残ったのは、今期初出場の下村健選手。試合中にメンバーに対して掛ける声を聞いていて、昨年の連敗が続いた時期、彼がチームを盛りたてようとしていたのを思い出した。春の練習で怪我をしたために試合に出られなかったとのことだが、トップチャレンジ1の大きな競技場でも彼の声が聞かれるのを期待したい。

2010.12.11

キヤノンイーグルス最終戦メンバー発表

9月11日から始まったラグビートップイーストリーグも、早くも最終節。キヤノンイーグルスは12月12日13時から日本IBMビッグブルーとIBM八千代台グランドで対戦する。全勝で優勝を決め、1月のトップチャレンジ1につなげたい大事な試合である。

10日、出場メンバーが発表された(名前の後ろの括弧内の数字は、今期のメンバー選出回数)。

1. 山路 泰生
2. 宍戸 要介(10)
3. 宮本 安正(10)
4. 下村 健(1)
5. 甲斐 洋充(10)
6. 竹山 浩史(10)
7. 米元 勇一郎(6)
8. 前田 貴洋(4)
9. 吉田 健(6)
10. 田瀬 慎之介(3)
11. 東海林 謙二(10)
12. カラム・ブルース(9)
13. アリシ・トゥプアイレイ(9)
14. 小笠原 大樹(1)
15. 新井 光(11)
====================
16. 立川 大介(11)
17. 宮本 陽平(9)
18. 神白 拓(11)
19. 清水 直志(10)
20. 今村 友基(8)
21. 水田 隆裕(4)
22. ロマノ・レメキ(5)

山路泰生選手が3試合ぶりの出場。先発は10月24日の秋田ノーザンブレッツ戦以来で今期3度目となる。1度めは大雨のJAL WINGS戦だったので、首都圏での天気の良い日(本日5時発表の予報では、八千代市は晴れ・降水確率0%)の先発は今期初となるので、大いに楽しませてほしい。

下村健選手と小笠原大樹選手は今季初出場。下村選手は、前期の後半はほとんどの試合で先発していたが、今期は出場できていなかった。小笠原選手は、先期控えでの出場はあったが、トップイースト初先発。

一方、新井光選手と神白拓選手は、全試合出場達成。特に、新井選手は全試合先発、かつほとんどの試合で最後まで出場している。7試合連続先発となる東海林謙二選手ともども、今回も走り回ってくれるだろう。

外国人はバックス3人。アリシ=トゥプアイレイ選手は2試合ぶりの先発。控えで入って後半出場することが多かったが、最初からあのすごさを見ることができるのは楽しみだ。ただ、カラム=ブルース選手確実なキックも見たいし、2試合ぶりにメンバー入りしたロマノ=レメキ選手も見たい。層の厚さは、見る側として悩ましいところである。

2010.12.05

トップイーストリーグあと1試合(トップチャレンジ情報付き)

ラグビートップイーストリーグ第10節は、全6試合が12月 5日に行われた。結果は次の通り(順位は第9節終了時点のもの)。

1位 キヤノンイーグルス ○46-12● 3位 釜石シーウェイブス
2位 東京ガスラグビー部 ○52-14● 6位 横河武蔵野アトラスターズ
4位 三菱重工相模原ダイナボアーズ ○45–3● 5位 栗田工業ラグビー部
7位 日本IBMビッグブルー ●19-44○ 8位 秋田ノーザンブレッツ
9位 日野自動車レッドドルフィンズ ●19–20○ 11位 セコムラガッツ
10位 サントリーフーズサンデルフィス ○43–24● 12位 JAL WINGS

これにより、順位は下記のようになった。

順位 勝ち点
1 キヤノンイーグルス 49
2 東京ガスラグビー部 44
3 ↑ 三菱重工相模原ダイナボアーズ 41
4 ↓ 釜石シーウェイブス 38
5 栗田工業ラグビー部 33
6 横河武蔵野アトラスターズ 31
7 日本IBMビッグブルー 20
8 秋田ノーザンブレッツ 17
9 日野自動車レッドドルフィンズ 12
10 サントリーフーズサンデルフィス 10
11 セコムラガッツ 8
12 JAL WINGS 1

 

■1位 キヤノンイーグルス

最終節は日本IBMビッグブルー(7位)戦。

優勝マジックは勝ち点1なので、4トライを挙げれば試合終了を待たずに優勝が決まるが、誰もそんなことは考えていないだろう。先期初めてトップイーストに昇格したイーグルス(当時はキヤノンラグビー部)の初戦の相手がビッグブルーで、11対6で勝利を収めている。縁起の良い相手に勝って全勝で優勝を決め、堂々とトップチャレンジに臨みたい。

■2位 東京ガスラグビー部

最終節は釜石シーウェイブス(4位)戦。

勝ち点5を上げ、イーグルスが勝ち点0だと勝ち点は並ぶが、得失点差の差が140あるので、逆転優勝は難しい。勝てば、少なくとも2位でトップチャレンジ進出となる。

■3位 三菱重工相模原ダイナボアーズ

最終節は横河武蔵野アトラスターズ(6位)戦。

2位になるには、勝ち点差が3ある東京ガスの敗戦あるいは引き分けが必要だが、勝ち点で並ぶと得失点差が58あるので逆転2位となる。

■4位 釜石シーウェイブス

最終節は東京ガスラグビー部(2位)戦。

イーグルスから勝ち点を上げることができず、2位以上の可能性がなくなってしまった。3位ダイナボアーズとの勝ち点差は3、得失点差は236の差がある。今期関東地方では3勝2敗と苦しんでいるが、東京ガスグランドで東京ガス相手に意地を見せたいところだろう。

■5位 栗田工業ラグビー部

最終節はサントリーフーズサンデルフィス(10位)戦。

シーウェーブスと勝ち点が並ぶ可能性があるが、得失点差は132で4位は厳しい。

■6位 横河武蔵野アトラスターズ

最終節は三菱重工相模原ダイナボアーズ(3位)戦。

6位以上は確定しているが、勝ち点差2の栗田工業に迫れるか。得失点差では136リードしているので、勝ち点が並べば5位となる。

■7位 日本IBMビッグブルー

最終節はキヤノンイーグルス(1位)戦。

順位を上げる可能性はないが、イーグルス相手に元トップリーグの意地を見せられるか。

■8位 秋田ノーザンブレッツ

最終節は日野自動車レッドドルフィンズ(9位)戦。

ビッグブルーとの勝ち点差は3なので、7位の可能性もある。得失点差は53リードされているので、勝ち点で上回ることが必要。

■9位 日野自動車レッドドルフィンズ

最終節は秋田ノーザンブレッツ(8位)戦。

11位以上は確定しているが、10位以内に入るためにまずは勝ち点2がほしい。ノーザンブレッツより得失点差が4多いので、勝ち点5-0で勝てれば、逆転8位となる。

■10位 サントリーフーズサンデルフィス

最終節は栗田工業ラグビー部(5位)戦。

勝てば10位以内が確定。レッドドルフィンズとの勝ち点差は2なので、9位の可能性もある。

■11位 セコムラガッツ

最終節はJAL WINGS(12位)戦。

サンデルフィスの勝ち点差は2。これを逆転できなければ11位になってしまう。

■12位 JAL WINGS

最終節はセコムラガッツ(11位)戦。

サンデルフィスに敗れて最下位が確定してしまったが、今期初めて勝ち点を上げることができた。何とか全敗は避けたいところだろう。

最終節は12月12日に全6試合が行われる。14時試合開始がダイナボアーズ対アトラスターズ、ラガッツ対JAL WINGSの2試合で、他4試合は13時試合開始。14時試合開始の4チームは、他チームの試合結果を見ながら戦術を変えていくことになるのかもしれない。

 

【トップチャレンジ情報】

トップウエストAでは、順位決定リーグ最終節が行われ、NTTドコモレッドハリケーンズが39対30で、リーグ戦に続いてホンダヒートを破ってトップチャレンジ1進出。ホンダヒートがトップチャレンジ2に回ることになった。

[トップチャレンジ2]

月日

時刻

   

会場

1 12月19日(日) 14:00 ホンダヒート マツダブルーズーマーズ 宝が池公園
2 12月25日(土) 12:00 マツダブルーズーマーズ トップイースト2位 レベルファイブスタジアム
3 1月 3日(月) 14:00 トップイースト2位 ホンダヒート 秩父宮ラグビー場

[トップチャレンジ1]

月日

時刻

会場

1 1月15日(土) 12:00 九州電力キューデンヴォルテクス トップチャレンジ2 1位 秩父宮ラグビー場
    14:00 トップイースト1位 NTTドコモレッドハリケーンズ  
2 1月22日(土) 12:00 NTTドコモレッドハリケーンズ トップチャレンジ2 1位 レベルファイブスタジアム
    14:00 トップイースト1位 九州電力キューデンヴォルテクス  
3 1月29日(土) 12:00 トップイースト1位 トップチャレンジ2 1位 近鉄花園ラグビー場
    14:00 NTTドコモレッドハリケーンズ 九州電力キューデンヴォルテクス  

キヤノンイーグルス、トップチャレンジ進出確定!

IMG_2140

9月11日のラグビートップイーストリーグ開幕戦、キヤノンイーグルスは前期2位の横河武蔵野アトラスターズを27対0で下した。そこから前期上位の相手や、前期敗れた相手に対して連勝を続け、10月末までの6試合を消化した時点では、全勝は釜石シーウェイブスと2チームだけになった。直接対決がある12月 5日まで両チームが全勝を続け、その試合が事実上の優勝決定戦になるのかとも思われたが、シーウェーブスは第7戦・第8戦とまさかの連敗。12月 5日は、トップチャレンジ進出に王手をかけたイーグルスと、残り2連勝で進出を狙うシーウェーブスの対戦、という形になった。

熊谷!

IMG_2139

県営熊谷ラグビー場は、文字通り雲ひとつない晴天。風もほとんどなく、暖かな観戦日和となった。試合開始は12時、開場は11時だったが、競技場前の両チームのテントには、その前から多くの人たちが集まっている。手前の赤がイーグルス、向こうの青がシーウェーブスのテントで、他にも自動車による移動屋台も来ており、盛況である。

IMG_2141

試合開始。正面スタンドから見て左にイーグルス、右にシーウェーブスが陣取る。ところが、グーグルマップの航空写真でもわかるように、このグラウンドは長辺がほぼ南北となっている。時刻は12時、太陽はまさに南中しており、左即ち北側にいるイーグルスの選手は、ほぼ真正面から太陽光線を受ける形になる。太陽を背にするのは剣術の鉄則、とは時代小説でもよく説かれるところ。そのせいか、イーグルスは序盤で特にハイパントを取りそこねたり、何とか取ったりという場面が何度か見られることになった。まさか、絶好の観戦日和が、こんなところで仇するとは…。

ということで、序盤は苦戦。ペナルティゴールで3点を先取するも、前半10分を過ぎた頃にトライを決められ3対7。今期初めて逆転されることになってしまった。しかし、日が徐々に西に向かい正面から外れるにつれて本来の調子を出し始め、トライを返して10対7と再逆転。その後もトライを重ね、前半終盤でシーウェーブスの巨漢スコット=ファーディ選手(6)がシンビン(10分間退場)を受けたこともあり、前半で4トライを上げ、29対7で終えることができた。まずは勝ち点1獲得で、優勝マジックは勝ち点5だ。

後半もシーウェーブスの厳しい攻めに苦しむ。圧倒的ではないのだが、ちょっとした隙を突いて攻め込んでくる感じ。対するイーグルスも途中出場アリシ=トゥプアイレイ選手(21)の前→左右→前を繰り返す鮮やかな独走や、橋野皓介・東海林謙二選手らの華麗な動きがあり、結果的には後半も3トライを挙げ、46(7T4G1PG)対12(2T1G)で勝利を収めることができた。

これで勝ち点5。2位以上が確定してトップチャレンジ進出を決め、次戦で大敗し、現時点2位の東京ガスラグビー部が2試合連続で大勝しない限りは優勝ということになった。

ほんとは、続く東京ガス対横河武蔵野アトラスターズの試合も見るつもりだったのだが、疲れたので帰ってしまいました。

IMG_2142
得点を挙げた直後、多くの大漁旗が舞うシーウェーブス応援席。

IMG_2143
退場中のファーディ選手。ひげもじゃで、海賊みたいな風貌の選手でした。同じような外国人選手がもう一人おり、さすがは海と鉄の男たちのチームです。

2010.12.04

キヤノンイーグルス第10戦メンバー発表

キヤノンイーグルスが優勝に向けた大一番、釜石シーウェイブス戦(12月 5日12時・県営熊谷ラグビー場)のメンバーが発表された(名前の後ろの括弧内の数字は、今期のメンバー選出回数)。

1. 立川 大介(10)
2. 宍戸 要介(9)
3. 宮本 安正(9)
4. アルベルト・ヴァンデンベルグ(8)
5. 小松 元気(9)
6. 神白 拓(10)
7. 清水 直志(9)
8. 竹山 浩史(9)
9. 田原 圭祐(7)
10. 橋野 皓介(8)
11. 東海林 謙二(9)
12. カラム・ブルース(8)
13. 水田 隆裕(3)
14. 高橋 和幸(6)
15. 新井 光(10)
====================
16. 金 光模(3)
17. 宮本 陽平(8)
18. 甲斐 洋充(9)
19. トマシ・ソンゲタ(4)
20. 今村 友基(7)
21. アリシ・トゥプアイレイ(8)
22. 徳永 翔伍(9)

11月20日の日野自動車レッドドルフィンズ戦から、あまり大きな変化はなし。宮本安正選手と金選手が先発・控えで入れ替わり、神白選手が先発になって、フランカーだった竹山選手が5試合ぶりにナンバーエイトに回った。

バックスではアリシ選手が控えに回り、カラム選手が2試合ぶりの出場。ウイングの水田・高橋両選手は、2試合連続の先発となった。

控えではトマシ選手が2試合ぶり、今村選手が3試合ぶりのメンバー入り。残念ながら山路泰生選手はメンバーから外れた。ま、これからも試合は続きますからね。

何度か書いたが、イーグルスはトライ4以上の勝利を上げれば2位以上が確定してトップチャレンジへの進出が決まり、引き続いて14時から同競技場で行われる試合で東京ガスが勝ち点4以下に止まれば、初優勝が決定する。対する釜石も、残り2試合に連勝すればトップチャレンジに進出することができ、逆に負ければかなり厳しくなる(詳しくはこちら)。

昨シーズンは19対21と敗れた相手。天気予報も晴れで風弱い好天、釜石からも大漁旗とともに大応援団がやってきそうだし、白熱した試合を楽しみたい。

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