上位4チームが圧勝―ラグビートップイースト
この週末、ラグビートップイーストリーグは、ちょうど折り返しとなる第6節。上位4チームはいずれも10トライ以上を挙げて圧勝、勝ち点5を加えた。
1位 釜石シーウェイブス ○74-3● サントリーフーズサンデルフィス
2位 キヤノンイーグルス ○76-8● 秋田ノーザンブレッツ
3位 三菱重工相模原ダイナボアーズ ○85-6● 日本IBMビッグブルー
4位 東京ガスラグビー部 ○76-0● セコムラガッツ
いずれも完封ないしは1桁失点だが、唯一イーグルスだけが相手にトライを奪われている。このあたりが、永友洋司ヘッドコーチのコメントにある「何か勘違いしているプレー、浮ついたプレーが出てしまいました」の結果なのかもしれない。
それでもイーグルスは6連勝で、昨期からの公式戦連勝記録を8に伸ばした。右プロップで先発した山路泰生選手も最後まで出場。ポジション柄なかなか名前の出ないイーグルスのツイッターにも、「新井光、竹山アウト。神白、高橋イン。田瀬、山路、神白とつなぎ、トライ。57:3」として登場した。また、永友ヘッドコーチのコメントにある「この試合でスクラムがとても良かった」にからんでいるのであればうれしい。
第6節終了時点での順位は下記の通り(10月17日記事の表には一部誤りがありました)。
| 順位 | 勝ち点 | |
| 1 | 釜石シーウェイブス | 30 |
| 2 | キヤノンイーグルス | 29 |
| 3 | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | 26 |
| 4 | 東京ガスラグビー部 | 25 |
| 5 | 横河武蔵野アトラスターズ | 20 |
| 6 | 栗田工業ラグビー部 | 18 |
| 7 | 日本IBMビッグブルー | 15 |
| 8 | 日野自動車レッドドルフィンズ | 6 |
| 9 | サントリーフーズサンデルフィス | 5 |
| 10 | セコムラガッツ | 4 |
| 11 | 秋田ノーザンブレッツ | 2 |
| 12 | JAL WINGS | 0 |
栗田工業ラグビー部が7位から6位に浮上し、5位タイだった日本IBMビッグブルーは7位に下がった。残りが5試合、即ち獲得できる最大勝ち点は25なので、11・12位のチームには2位以上の可能性がなくなった。
1・2位が6勝0敗、3・4位が5勝1敗、5・6位が4勝2敗、7位が3勝3敗、8~10位が1勝5敗、11・12位が0勝6敗。前回と同じく1~4位を「上位」、5~7位を「中位」、8~12位を「下位」として、上位4チームの対戦成績を比較すると、
| 順位 | チーム | 上位 | 中位 | 下位 |
| 1 | 釜石シーウェイブス | 0勝0敗 | 1勝0敗 | 5勝0敗 |
| 2 | キヤノンイーグルス | 2勝0敗 | 2勝0敗 | 2勝0敗 |
| 3 | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | 0勝1敗 | 1勝0敗 | 4勝0敗 |
| 4 | 東京ガスラグビー部 | 0勝1敗 | 1勝0敗 | 4勝0敗 |
で、シーウェイブスは下位との対戦を終え、次回以降は上位・中位との戦いとなる。
得失点差・トライ数・ゴール数は下記の通り。
| 順位 | チーム | 得点 | 失点 | 差 | トライ | ゴール |
| 1 | 釜石シーウェイブス | 270 | 74 | 196 | 40 | 26 |
| 2 | キヤノンイーグルス | 308 | 61 | 247 | 42 | 34 |
| 3 | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | 384 | 67 | 317 | 60 | 42 |
| 4 | 東京ガスラグビー部 | 282 | 92 | 190 | 43 | 29 |
と、引き続きダイナボアーズが群を抜いている。何しろ1試合平均10トライで、他の3チームの1.5倍ですからね。イーグルスも、今後の中位・下位との対戦では、とにかく得点を重ねてほしいものだ。
来週は試合はなく、第7節は11月 6・7日。イーグルスは昨期苦杯をなめているサントリーフーズサンデルフィス、釜石シーウェイブスは6位栗田工業との対戦。そして、上位同士の直接対決である三菱重工相模原ダイナボアーズ対東京ガス戦がある。
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