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2010.10.25

上位4チームが圧勝―ラグビートップイースト

この週末、ラグビートップイーストリーグは、ちょうど折り返しとなる第6節。上位4チームはいずれも10トライ以上を挙げて圧勝、勝ち点5を加えた。

1位 釜石シーウェイブス ○74-3● サントリーフーズサンデルフィス
2位 キヤノンイーグルス ○76-8● 秋田ノーザンブレッツ
3位 三菱重工相模原ダイナボアーズ ○85-6● 日本IBMビッグブルー
4位 東京ガスラグビー部 ○76-0● セコムラガッツ

いずれも完封ないしは1桁失点だが、唯一イーグルスだけが相手にトライを奪われている。このあたりが、永友洋司ヘッドコーチのコメントにある「何か勘違いしているプレー、浮ついたプレーが出てしまいました」の結果なのかもしれない。

それでもイーグルスは6連勝で、昨期からの公式戦連勝記録を8に伸ばした。右プロップで先発した山路泰生選手も最後まで出場。ポジション柄なかなか名前の出ないイーグルスのツイッターにも、「新井光、竹山アウト。神白、高橋イン。田瀬、山路、神白とつなぎ、トライ。57:3」として登場した。また、永友ヘッドコーチのコメントにある「この試合でスクラムがとても良かった」にからんでいるのであればうれしい。

第6節終了時点での順位は下記の通り(10月17日記事の表には一部誤りがありました)。

順位   勝ち点
1 釜石シーウェイブス 30
2 キヤノンイーグルス 29
3 三菱重工相模原ダイナボアーズ 26
4 東京ガスラグビー部 25
5 横河武蔵野アトラスターズ 20
6 栗田工業ラグビー部 18
7 日本IBMビッグブルー 15
8 日野自動車レッドドルフィンズ 6
9 サントリーフーズサンデルフィス 5
10 セコムラガッツ 4
11 秋田ノーザンブレッツ 2
12 JAL WINGS 0

栗田工業ラグビー部が7位から6位に浮上し、5位タイだった日本IBMビッグブルーは7位に下がった。残りが5試合、即ち獲得できる最大勝ち点は25なので、11・12位のチームには2位以上の可能性がなくなった。

1・2位が6勝0敗、3・4位が5勝1敗、5・6位が4勝2敗、7位が3勝3敗、8~10位が1勝5敗、11・12位が0勝6敗。前回と同じく1~4位を「上位」、5~7位を「中位」、8~12位を「下位」として、上位4チームの対戦成績を比較すると、

順位 チーム 上位 中位 下位
1 釜石シーウェイブス 0勝0敗 1勝0敗 5勝0敗
2 キヤノンイーグルス 2勝0敗 2勝0敗 2勝0敗
3 三菱重工相模原ダイナボアーズ 0勝1敗 1勝0敗 4勝0敗
4 東京ガスラグビー部 0勝1敗 1勝0敗 4勝0敗

で、シーウェイブスは下位との対戦を終え、次回以降は上位・中位との戦いとなる。

得失点差・トライ数・ゴール数は下記の通り。

順位 チーム 得点 失点 トライ ゴール
1 釜石シーウェイブス 270 74 196 40 26
2 キヤノンイーグルス 308 61 247 42 34
3 三菱重工相模原ダイナボアーズ 384 67 317 60 42
4 東京ガスラグビー部 282 92 190 43 29

と、引き続きダイナボアーズが群を抜いている。何しろ1試合平均10トライで、他の3チームの1.5倍ですからね。イーグルスも、今後の中位・下位との対戦では、とにかく得点を重ねてほしいものだ。

来週は試合はなく、第7節は11月 6・7日。イーグルスは昨期苦杯をなめているサントリーフーズサンデルフィス、釜石シーウェイブスは6位栗田工業との対戦。そして、上位同士の直接対決である三菱重工相模原ダイナボアーズ対東京ガス戦がある。

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