夏暑さ、冬はラグビーで飯を食い
川柳に「冬は義士、夏はお化けで飯を食い」と講釈師を読んだものがあるが、熊谷を川柳で表すと題名のようになるだろう。「ラグビータウン熊谷」の銅像がある駅前には、「あついぞ!熊谷」の絵の描かれたポスターが貼られている。
キヤノンイーグルス今期第2戦は、その熊谷で9月18日(土)15時からの栗田工業ラグビー部戦。13日の最高気温が35.5℃だった時にはどうしようかと思ったが、15日以降急激に気温が下がり、結果的には秋風の吹く観戦日和になった。でも、その日の30.8℃を記録したそうで、もう気温に対する感覚がおかしくなっているようだ。
熊谷駅前から国際十王バスの葛和田(くずわだ)行きに乗り、赤城神社停留所で降りる。ここから徒歩約10分で熊谷スポーツ文化公園ラグビー場。昨年来ているので、迷うことはない。ラグビー場外の芝生では、栗田工業の選手が練習をしていた。
知人が来たので並んで観戦。前回同様、前半から押し気味で、相手がボールを持っても、確実にタックルで倒していく印象がある。特に、キヤノンが赤、栗田工業が濃い青のユニフォームなので、キヤノン側の存在感が強調されるようだ。前半はトライ2本の17対0で終了。後半もこの調子で、そしてトライ2本を加えてボーナス勝ち点の1を得たいところだ。
後半になって間もなく、ついにアリシ=トゥプアイレイ登場。ラグビーマガジン7月号の表紙にもなった選手である。キヤノンの公式戦では初登場となるが、なるほどすごい。ボールを持つと、相手が何人かかってこようが、気にせずに突き進んでいく。四字熟語なら「傍若無人」。「傍らに人無きが若し」である。
さらに、20分ごろには、私の応援する山路泰生選手も登場。結果的には後半5本のトライを加え、すべてのゴールも確実に決めて、52対0で、2戦連続の完封勝ちとなった。栗田工業も、見ていて気持ちのいい好プレーがいくつかあり、見ごたえのある試合だった。
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